「スパイファミリー」と並ぶ「ジャンププラス」の人気作品「怪獣8号」。
長く連載が続いているのも人気の高さ故のことだと思います。
今回は「怪獣8号」の登場する怪獣9号を取り上げます。
怪獣9号は作中で登場する怪獣の中では数少ない高い知能の持ち主であり、何度も防衛隊を苦しめてきました。
今回は怪獣9号の正体や目的、強さ・能力について解説します。
目次
「怪獣8号」怪獣9号の正体と目的は?
怪獣9号(東卍リベンジャーズ)だいすき
怪獣9号(怪獣8号)きらい pic.twitter.com/uOP9Vyo8t8— おぼんぬ(☆) (@obonnnoo) January 8, 2022
高い知能を有し人語を話す怪獣
怪獣9号は高い知能を有し、人の言葉を話すことが可能。
カフカが変身する怪獣8号や、立川基地を襲撃した怪獣10号も知能があり、人の言葉を喋れることが出来ます。
しかし怪獣9号は、彼らを凌駕するほどの知能を誇っているのです。
最初は怪獣を復活させて共に戦ったりしているだけでしたが、話が進むにつれて自分の分身を囮にして、目的のために動くと言う狡猾な立ち回りもし始めました。
エリンギ型の頭部が特徴的
怪獣9号はエリンギ型の頭部が特徴的。
どちらかと言えば、怪獣と言うより宇宙人と言ってもおかしくないような外見をしているのです。
取り込んだ人間に擬態することが可能
怪獣9号は取り込んだ人間に擬態して行動する事が可能です。
エピソード1とエピソード2では、カフカが働いていたモンスタースイーパーの新入社員の穂高タカミチとして暗躍していました。
エピソード2でカフカにボコボコにされ、防衛隊に擬態の事がバレてしまった時には、偶々遭遇した長嶺カンジに擬態したのです。
エピソード5では四ノ宮功長官を乗っ取ってその体を支配し、現在も功の姿で行動しています。
こうやって擬態して繰り返すことで、防衛隊の監視を潜り抜けているのです(第3巻第21話)。
普段は人間社会でスパイ活動をしている
怪獣9号は人間に擬態することで人間社会に潜入し、スパイ活動をしています。
怪獣と言うよりは、宇宙人もしくは「仮面ライダーシリーズ」に出てくる上級怪人みたいな立ち回りを見せています。
カフカの場合は、怪獣を取り込んではいますが、ベースは人間。
怪獣10号は知能はあるけど人間に化ける能力はありません。
バレずに人間社会で活動している怪獣9号は凄いと言わざるを得ないんじゃないでしょうか。
「怪獣8号」怪獣9号の目的を考察
冷徹に人を観察し進化する“9号“に
怪獣を滅する怪獣“8号“と
人類最強鳴海の攻撃は届くのかー!?ステージが上がった対怪獣!!
「怪獣8号」第53話本日更新! #怪獣8号 #KaijuNo8https://t.co/fZrQFnF2Kv pic.twitter.com/rypBY372iJ— 中路(ジャンプ+・ゼブラック) (@nakaji2017) December 24, 2021
目的は人間に代わり地球を支配することか?
これまでの行動や、人間を襲って町を破壊していることから、地球侵略が怪獣9号の目的ではないでしょうか。
ただし怪獣9号の口から地球支配という言葉は出ておらず、今は怪獣達を生み出して防衛隊と戦っているだけです。
防衛隊と戦うということは、防衛隊の存在が目障りと言っているようなもの。
口には出していなくても、内心では地球の支配の事を念頭に置いでいるのかもしれません。
怪獣9号の強さや能力
面長を酷く実感する時:パーカーのフードが怪獣9号になる時 pic.twitter.com/Zf8LYsTQi7
— Theケンナー! (@usonakitokuivv) January 8, 2024
怪獣9号の能力
人間に擬態する能力
1つ目は人間に擬態する能力。
作中では上記の3人に擬態しましたが、恐らく作中では描かれていないだけでもっとたくさんの人間に擬態しているのでしょう。
擬態しようとしている人間の前で自分自身の姿を見せて、食って取り込むことで擬態しているのです。
擬態された人間は間違いなく死亡(第3巻第21話)。
ただ擬態したばかりでは上手く体を操ることができないという欠点があるため、体がなじむまでは大人しくしていなければなりません。
再生能力
2つ目は再生能力。
どの怪獣も再生能力は持っており、核さえ無事ならば難なく再生する事が可能。
しかし怪獣9号は再生に加えて、脱皮も出来るので、より体を強くすることができます。
体を大きくしたり縮めたりする能力
3つ目は自身の体を大きくしたり縮めたりする能力。
大きくする事で小さな相手を圧倒したりしたり、縮んだりして逃げることも可能です。
分裂(分身)する能力
4つ目は自分自身を分裂、分身する能力。
本来、分身等を生み出した場合、ある程度力が弱体化するのが基本ですが、怪獣9号の場合はそれがありません。
しかもテレパシーで会話も可能なので、相手に気づかれる事無く意思疎通を交わすことも可能。
死亡した怪獣を操る能力
5つ目は死亡した怪獣を操る能力。
操られた怪獣は怪獣9号の支配下にあり、命令ならば突撃したり盾になったりすることが出来ます。
普通に考えたら復活した怪獣は基本弱体化しているのが基本ですが、怪獣9号の手で復活した場合は生前よりも強くなっているのです。
この能力を使った展開の時の防衛隊はかなり疲弊しているので、かなり厄介な能力と言えるでしょう。
結界を張る能力
6つ目は結界を張る能力。
結界を張る事で敵側の通信を遮断し、増援が来るのを出来る限り阻止します。
怪獣を生み出す能力
7つ目は怪獣を生み出す能力。
エピソード3に出て来た怪獣10号や、それ以降のナンバー付きの怪獣は、全て怪獣9号が生み出したものです。
しかも生み出された怪獣のフォルティチュードも最低で9.0であり、時間をかければより沢山生み出せるので、厄介極まりありません。
初登場時はフォルティチュード8.5だが上がっている可能性も
怪獣9号は初登場の時はフォルティチュード8.5でしたが、それ以上になっている可能性があります。
脱皮を行ったり、戦いを重ねるたびに知能が高まっているのが影響しているのでしょう。
それに生み出された怪獣が大人しく言う事を聞いているのも、フォルティチュードが8.5以上だからではないかと思います。
生み出した怪獣のフォルティチュードの最高値が9.2であるため、怪獣9号は現在それを凌駕していると考えられます。
まとめ
怪獣8号おもしろいんだけど、結局いちばん強いのが人型で人語を喋る敵ってのがなぁ。
やはり怪獣たるもの、圧倒的サイズとキテレツな生態によって人間を蹂躙すべきでは(過激派) pic.twitter.com/VwKGKLjBA8— 津田謡繭 (@tudautamayu10) June 4, 2021
今回は「怪獣8号」に登場する怪獣9号の正体や目的、強さと能力にについて解説しました。
- 怪獣9号の正体は知能が高くて人間に擬態することが出来る怪獣
- 怪獣9号の目的は表向きは怪獣の力の回収だが、最終的には地球を支配下に置く事が目的とされている
- 怪獣9号の能力は人間に擬態し、再生したり、伸縮自在の体を持ち、分身能力、怪獣を操ったり生み出したり、結界を張るなど多種多様な能力を持っている
最後までご覧いただきありがとうございました!