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ルパン三世/石川五エ門の斬鉄剣の弱点は?こんにゃくが切れない理由も解説

ルパン三世

「ルパン三世」に登場する天下無双の剣豪・石川五ェ門(いしかわごえもん)の愛刀「斬鉄剣」

その名の通り、鋼鉄をも一刀両断にし、マシンガンの弾丸さえも切り落とすこの伝説の名刀は、アニメシリーズを通して五ェ門の代名詞となっています。

白鞘に収められたこの刀は、五ェ門の「またつまらぬものを斬ってしまった」という名台詞とともに、多くのファンの記憶に刻まれています。

しかし、この無敵とも言える斬鉄剣にも、意外な弱点が存在することをご存知でしょうか。

最も有名なのは「こんにゃく」が切れないという設定です。

これはアニメ第2シリーズ第61話で明らかになった衝撃の事実でした。

また、作品を通してさまざまな「切れないもの」が登場し、それぞれが物語の重要な要素となっています。

今回は、そんな斬鉄剣の弱点とこんにゃくが切れない理由について、作品に登場した具体的なエピソードとともに詳しく解説していきます。

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「ルパン三世」石川五エ門の斬鉄剣でこんにゃくが切れない理由

五ェ門の武士の魂・斬鉄剣の全貌

斬鉄剣の製法については、作品によって複数の説が存在します:

  •  虎徹(こてつ)、良兼(よしかね)、正宗(まさむね)という3本の名刀を一緒に溶かして打ち直したもの
  •  隕石(いんせき)から作られた特殊な金属で作られた刀
  •  五ェ門の先祖が開発した特殊合金で作られた刀
  •  「クラム・オブ・ヘルメス」という特殊金属で作られた刀

さらに、斬鉄剣には「雄刀」と「雌刀」が存在し、300年に一度は切れ味が鈍るという設定も明かされています。

その場合、両刀を一夜添い寝させることで切れ味が戻るとされています。

アニメ第2シリーズ61話「空飛ぶ斬鉄剣」の衝撃展開

アニメ「ルパン三世」第2シリーズ第61話において、不二子(ふじこ)に斬鉄剣を盗まれた五ェ門は自殺騒ぎを起こします。

五ェ門にとって斬鉄剣は単なる武器ではなく、武士としての魂そのものであり、失った際の動揺は計り知れないものでした。

盗まれた斬鉄剣は、ギャング団によってリモコン飛行機に装着され、中央アフリカの前線基地の軍事施設を破壊して戦争を引き起こすという悪事に使用されることになりました。

この危機的状況の中、ルパンは「斬鉄剣に弱点はないのか?」と考え、こんにゃくが切れなかったことを思い出します。

実際にアフリカの地下からこんにゃくいもを掘り出し、飛行機をコンニャクでコーティングした「コンニャクおでんカー」という奇抜な作戦で対抗。

見事に斬鉄剣を取り戻すことに成功しました。

こんにゃくが切れない理由の考察

こんにゃくが切れない理由については、作中で明確な説明はありません。

しかし以下のような推察が可能です。

  •  こんにゃくの柔軟な物性が、刀の切れ味を受け流してしまう
  •  斬鉄剣の特性が硬いものを切ることに特化している
  •  五ェ門自身が料理の心得があり、こんにゃくは手でちぎるものと心得ている

どれも当てはまりそうですよね(笑。

 

「ルパン三世」斬鉄剣の弱点!切れないものまとめ

TVシリーズ第1期・第2期で切れなかったもの

第1シリーズでは、金満邸の屋敷の床板が切れないという描写が初めて登場。

これは斬鉄剣が万能ではないことを示す最初の事例となりました。

第2シリーズでは、より多くの切れないものが登場します.

  •  超人間化したスコーピオン総帥ミスターX:素手で斬鉄剣を受け止め、折ってしまうという衝撃的な展開。五ェ門の武士の誇りが真っ二つに折られた瞬間でもありました
  •  ジャンボ・ルビー:呪いのパワーを持つルビーは斬鉄剣に傷一つつかず、むしろ刃こぼれを起こしてしまいます
  • 飛行船ヘンデンブルグ号の特殊スチール製シャッター:次元のマグナムでも撃ち抜けない特殊な素材で作られており、五ェ門の斬撃も通用しませんでした。
  • 卵形金庫:フリーザ様の声で知られる声優が演じた坊主が製作した最高金庫。五ェ門の秘剣「兜割り」さえも通用せず、斬鉄剣が折れるという結果に
  • ゾンビ:切断できても再生してしまう不死の存在。物理的な切断は可能でも、完全な撃破は不可能でした
  • 吸血鬼:斬鉄剣では倒せない超常的な存在。ただし、五ェ門は機転を利かせて斬鉄剣の鞘で十字架を作り対抗しまし
  • 銭形警部の投げ手錠:切れずに手首に絡みつく特殊な手錠。五ェ門の予想外の展開となりました。

TVスペシャルで切れなかったもの

テレビスペシャルシリーズでは、より高度な科学技術や特殊素材が登場し、斬鉄剣の新たな限界が示されました。

  • パンドラの箱(『ヘミングウェイ・ペーパーの謎』):
    何度も斬りかかるも切れず、最後は「ポン」と叩いただけで開いてしまうという皮肉な結末を迎えました。五ェ門の執念が空回りした象徴的なエピソードです。
  • 超斬鉄合金製ステルス戦闘機(『燃えよ斬鉄剣』):
    五ェ門の先祖が開発した斬鉄剣の合金をさらに上回る特殊合金。しかし、五ェ門は同じ箇所を寸分の狂いもなく何度も斬ることで、ついに切断に成功します。この時の「拙者の斬鉄剣に切れぬものなど断じてない!」という台詞は、武士としての誇りを示す名言となっています。
  • 貞千代(さだちよ)の脇差(『トワイライト☆ジェミニの秘密』):
    五ェ門の同門の使う刀。斬鉄剣と同じ素材で作られており、互いに相打ちとなって斬鉄剣は折れてしまいます。かつての同門との対決は、五ェ門の過去を垣間見せる重要な物語となりました。
  • オリジナル・メタル(『天使の策略』):
    UFOの残骸から作られたとされる特殊金属。斬ろうとして刃こぼれを起こすものの、逆にこの金属を研ぎ石として利用するという機転を利かせます。五ェ門の柔軟な発想力を示すエピソードとなりました。

劇場版で切れなかったもの

劇場版作品では、より壮大なスケールで斬鉄剣の限界が描かれました。

  • フリンチの合金チョッキ(『ルパンVS複製人間』):
    レーザー以外では切れない特殊な合金で作られたチョッキ。この時は斬鉄剣の切っ先が折れてしまい、五ェ門は深く落胆します。しかし、折れた切っ先は後にルパンの命を救うことになり、思わぬ形で活躍することになりました。
  • 漂流島の防御システム(『DEAD OR ALIVE』):
    ナノマシンによる自己修復機能を持つ防御システム。切断することはできても、すぐに修復されてしまいます。近未来的な科学技術に対する斬鉄剣の限界を示す象徴的なエピソードとなりました。

 

まとめ

石川五エ門の斬鉄剣の弱点やこんにゃくが切れない理由を解説しました。

石川五エ門の斬鉄剣の弱点は
・こんにゃくが切れない不思議な性質
・特殊合金や最新技術による防御システムへの脆弱性
・使い手の技量による切れ味の変化
・超常的な存在に対する効果の限界
・300年に一度訪れる切れ味の低下

斬鉄剣の切れないものは
・こんにゃく(最も有名な弱点)
・特殊な金庫やシャッター類
・ゾンビや吸血鬼などの超常的存在
・超斬鉄合金などの特殊素材
・自己修復機能を持つナノマシン
・同じ素材で作られた武器

斬鉄剣は「何でも切れる」という設定でありながら、いくつかの弱点を持つことで物語に深みを与える重要な要素となっています。

五ェ門は「切れないのは斬鉄剣の限界ではなく、自分の未熟さゆえ」と常に己を省み、さらなる修行に励む姿勢を見せます。

このような武士としての矜持と人間味のある設定が、石川五ェ門というキャラクターの魅力をより一層引き立てているのでしょう。

作品を重ねるごとに、斬鉄剣は単なる武器ではなく、五ェ門の生き様そのものを表現する重要なアイテムとして描かれるようになりました。

その進化は、今なお続いているのです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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