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ジブリ作品の良さがわからない!苦手な理由やジブリ嫌いは非国民なのかについても

千と千尋の神隠し

ジブリ作品といえば、日本を代表するアニメーションスタジオとして多くの名作を生み出してきました。

しかし、その一方で「ジブリ作品の良さがわからない」「苦手だ」と感じる人も少なからず存在。

ジブリ嫌いを公言することに対し、「非国民」などと揶揄されることもあるようです。

この記事では、なぜジブリ作品の良さがわからないし、苦手と感じられるのか?

その理由や背景について深掘りしつつ、「ジブリ嫌い=非国民」という偏見についても考察していきます。

 

ジブリ作品の良さ・面白さががわからない・苦手と言われる背景

ジブリ作品の魅力がわからないという人は少なからず存在する

ジブリ作品の魅力がわからないという人は少なからず存在します。

物語の展開が独特で、明確な起承転結がない作品や抽象的なテーマを扱うものが多いジブリ作品。

また、幻想的な世界観やキャラクターデザインも魅力の1つです。

しかし、そういったジブリのそもそもの魅力が刺さらないといった方ももしばしば見受けられます。

下記ではその魅力がわからないという背景について詳しく解説していきます。

 

ジブリの良さがわからない・苦手と言われる理由を考察

何が言いたいのかわからないから

ジブリの良さがわからず、苦手だと言われるまず1つ目の理由は、「何が言いたいかわからない」ということ。

ジブリ作品は、必ずしも明確なメッセージを全面に押し出すわけではなく、物語の解釈を観る人に委ねるような作風。

そのため、抽象的なテーマや独特な展開に戸惑いを覚える人もいて、「何を伝えたいのか分かりづらい」と感じるのです。

例えば、「となりのトトロ」は、日常の一場面を描くような形で進行するため、「ただ可愛いトトロが登場するだけでは?」と物語性を求める人にとっては物足りなく感じられるよう。

さらに、「もののけ姫」は自然と人間の対立を描いた作品ですが、どちらの側にも正義と悪があり、はっきりとした答えが提示されません。

そのため、「どちらを応援すれば良いのか分からない」や「結論が曖昧」と感じる人もいます。

このように物足りなく感じたり、結論を求める方には響かないようですね。

昔の作品はよかったがだんだんつまらなくなったから

「ジブリの良さがわからない」と感じる理由として、「昔の作品はよかったが、近年の作品はつまらなくなった」という意見が挙げられることがあります。

それはやはり、監督が変わるのが原因でしょうね。

初期のジブリ作品宮崎駿監督の「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「紅の豚」などは、比較的シンプルで温かみのある物語や、分かりやすい成長物語が多く、幅広い層に受け入れられました。

しかし、近年では、宮崎駿監督以外の監督がジブリ作品を手がけることが増えましたよね。

これにより作風や物語のトーンが異なり、「ジブリらしさ」を期待していた人にとっては違和感を覚えることもあるようです。

監督ごとに評価を見てみると

宮崎吾朗監督

  • 「ゲド戦記」(2006年)

内容の改変が多く、物語が浅い」と批判されました。また、テンポが遅く、キャラクターの感情描写が薄いと指摘され、「ジブリ作品らしさが感じられない」との声も多かった。

  • 「コクリコ坂から」(2011年)

昭和の横浜を舞台にした青春ドラマ。

評価は比較的好意的であるものの「大人しすぎて地味」「ジブリらしい冒険やファンタジーがない」と一部のファンからは物足りなさを指摘されています。

米林宏昌監督

  • 「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)

小人の視点で描かれた美しい世界観や細部までこだわった描写が高評価。

しかし、「物語が淡々としすぎていて盛り上がりに欠ける」との意見も。一部では「キャラクターに感情移入しにくい」と感じる人もいました。

  • 「思い出のマーニー」(2014年)

感動的なストーリーと繊細な描写が評価される一方、「曖昧な終わり方」や「テーマが難解」といった批判もありました。

「ジブリの後期作品らしく分かりにくい」という声が出たのも特徴。

高畑勲監督

  • 「火垂るの墓」(1988年)

ファンタジー要素が一切ないリアリズム映画で、戦争の悲惨さを正面から描いています。

感動的である一方、非常に重いテーマのため「観るのが辛い」との意見も多いですね、

また「娯楽作品として楽しめない」「あまりに悲惨すぎる」といった声もありジブリの中で最も賛否が分かれる作品。

  • 「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994年)

環境問題や人間と自然の共存というテーマを、コミカルな表現で伝えている作品で、変身術を使うタヌキたちのユニークな描写が魅力。

しかし、「テーマが説教臭い」「タヌキの行動が滑稽すぎて共感できない」という声があります。

このように宮崎駿監督とどうしても比較される事や突然の方向転換が視聴者は戸惑うのでしょう。

単に肌に合わないから

「単に肌に合わない」という理由も、ジブリ作品の良さがわからない、あるいは苦手と感じる理由の一つに挙げられます。

高畑勲監督の「火垂るの墓」の重いテーマや、「かぐや姫の物語」のように抽象的で象徴的な要素が強い作品は、共感を得られにくい場合もあります。

こういった作品を楽しむためには、深く考えながら観る姿勢が必要で、それを「面倒」と感じる人も。

宮崎駿監督の作品では、例えば「千と千尋の神隠し」や「天空の城ラピュタ」のように、現実離れした世界観やキャラクターデザインが特徴ですよね。

これが「受け入れにくい」と感じる人もいます。

 

さらに、視聴者の年齢やライフステージも関係が。

ジブリ作品は、子どもから大人まで幅広い層に向けて作られていますが、時には「どの年代向けなのかが分かりにくい」と感じられることもありますよね。

見る人の年齢や価値観によって、物語やテーマに共感できないことも。

しかし、結局は個人の好みの問題ですよね。

最後に、純粋に「合わない」と感じるのは、特定のジャンルや作風が視聴者の感覚に合致しないから。

これはどんな優れた作品にも共通することで、ジブリ作品だけに限らず、多くの映画やアニメにも当てはまる現象です。

ジブリが嫌いな奴は非国民?

ジブリが嫌いでも非国民ではない

もちろんジブリが嫌いでも非国民ではありません。

ジブリ作品は日本のアニメ文化を代表する存在ではありますが、非国民と言われる必要はありませんよね。

ジブリが合わないからといって、その人の価値や文化的背景が否定されるわけではありません。

映画の好みは人それぞれ

映画の好みは人それぞれですよね。

映画やアニメは娯楽であり、好き嫌いは視聴者の自由。

ジブリの良さを感じない人がいても、それは個人の感性や好みによるものであり、何か悪いことをしているわけではありません。

アニメや映画には多様なジャンルや作風があります。

ジブリ作品に魅力を感じなくても、他の作品やジャンルを楽しんでいる人もたくさんいますよね。

 

作品に対する批判や無関心も自然なことです。

ジブリのような有名な作品ほど、多くの人に触れる機会があるため、「嫌い」や「合わない」と感じる人も一定数いるのは当然のこと。

それが作品の価値や文化的な影響力を否定することにはなりません。

ジブリは確かに日本を代表するアニメスタジオですが、日本文化全体を代表するものではないと認識する事が大事ですね。

むしろ、他にも多くの文化的な側面があるのですから。

プライドが高いジブリ好きがジブリ嫌いを非国民と蔑むのでは?

近年、プライドが高いジブリ好きが、ジブリ嫌いを非国民と蔑む傾向があります。

一部のジブリ好きの中には、自分が好きな作品に対して強いプライドを持っている人がいますよね。

そのため、ジブリ作品を嫌いだと言う人に対して、極端な反応を示す場合もあります。

他人の好みを否定したり、「非国民」などと蔑むような態度は、そもそもその人自身の偏見や傲慢さの表れ。

要するにその人自身の性格の問題です。

では一体どんな人が非国民だと蔑むのでしょうか。

以下にまとめました。

  • ジブリ=日本文化の象徴と考えるから、ジブリを嫌いだと発言することが「日本文化そのものを否定している」と思う
  • 自分の価値観を他人に押し付ける性格=プライドが高い人は、自分が好きなものを「誰もが好きであるべき」と考えがち。そのため、ジブリが好きでない人を否定することで、自分の価値観を正当化しようとする。
  • ジブリ好きであることが自分のアイデンティティと思っていて、ジブリを否定されることで、自分自身が否定されたように感じてしまい、攻撃的な態度を取る。

好みの違いは個人の自由であり、蔑むような態度を取られる必要はありません。

むしろ、そういった偏った態度こそが問題と言えるでしょう。冷静に対応し、必要なら距離を置くのが賢明ですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「ジブリ作品の良さがわからない!苦手な理由やジブリ嫌いは非国民なのかについても」でした。

ジブリ作品の良さ・面白さががわからない・苦手と言われる理由は

  • 何が言いたいのかわからないから
  • 昔の作品はよかったがだんだんつまらなくなったから
  • 単に肌に合わないから

ジブリが嫌いな奴は非国民なのか

  • ジブリ嫌いでも非国民ではない
  • 映画の好みは人それぞれ
  • プライドが高いジブリ好きがジブリ嫌いを非国民と蔑む傾向がある

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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