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虚構推理の岩永琴子と九郎との関係は?過去の事件や一眼一足の理由についても

虚構推理

「虚構推理」は推理ものとしては王道ではありません。

しかし虚構を組み立てていくことで事件を解決する、というストーリーに多くのファンがある作品です。

ここでは「虚構推理」の主人公・岩永琴子を取り上げます。

九郎との関係、過去に巻き込まれた事件や一眼一足の理由などについてまとめました。

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「虚構推理」岩永琴子のプロフィール

名家のお嬢様

岩永琴子は桜川九郎と同じ大学に通う大学生。

家はかなり由緒ある名家なので、琴子はいわゆる”お嬢様”なのです。

体が小さく見た目も幼いのでとても大学生には見えません。

よく中学生くらいに間違われるとか!?

性格はかなり積極的で、特にに好きになった男性にはグイグイ行きます(笑。

そして恋敵には対抗心をむき出しにします。

洞察力や観察力・論理的思考に優れる

そんな琴子は頭の回転がとても速く、洞察力や観察力、論理的思考や表現力にすぐれた女性。

従来のミステリー作品の場合、正しい答えを導くのが主人公の役割です。

ですが、「虚構推理」は、虚構により生まれた相手を虚構を持って退治するという内容のストーリー。

琴子は問題を解決するために、虚構、つまり嘘を積み重ねて事実のように思わせていくことで人々を納得させ、敵を倒すという手法をとります。

嘘を積み重ねて人を説得するためには、洞察力や観察力、論理的思考が必要です。

琴子はその能力に長けており、事件のクライマックスでの4つの推理はとても見応えがあります。

 

「虚構推理」岩永琴子と桜川九郎の関係

琴子が九郎に猛アプローチ

そんな琴子が九郎に出会ったのは琴子が15歳、九郎が20歳のとき。

琴子は桜川九郎に一目惚れします。

でも九郎には弓原紗季(ゆみはらさき)という彼女がいました。

琴子が幼く見えるのに対して、九郎より1歳年上のサキは美人系。

タイプがまったく違います。

琴子には勝ち目があるようには思えませんでした。

しかしある事件をきっかけでサキは九郎と別れる決心をします。

九郎がサキと別れたことを知った琴子は九郎に猛アプローチ。

半ば強引に九郎と付き合い始めるのでした。

だから「虚構推理」での琴子と九郎は恋人の関係です。

琴子と九郎は本当に恋人同士?

琴子と九郎は一応付き合っているようですが、気持ちは琴子の一方的なもののようです。

琴子は九郎への愛を隠そうとはしませんし、積極的にスキンシップを取りたがります。

でも九郎は琴子を冷たくあしらうことが多いですし、琴子にスキを見せようとはしません。

九郎は元カノのサキに琴子が彼女であることが「心底嫌だ」と話していたくらい(笑

マンガを読んでいても九郎が琴子を好きな理由がよくわからないのですが、かといって嫌いというわけではなく、微妙な距離感で2人の交際は続いているようです。

サキに敵意むき出しの琴子

鋼人七瀬事件をきっかけに琴子は警察官になったサキと再会。

サキは年齢を重ね、以前よりさらに魅力的な女性になっていました。

琴子と九郎は付き合っているといっても、九郎の態度はいつも冷たく、琴子を適当にあしらっていることが多いです。

そんな琴子はサキを見て焦りを募らせます。

サキは自分から別れたとは言え、今だに九郎のことが完全に忘れられずにいます。

琴子はそんなサキに敵意むき出し!

そして九郎とサキを再会させてはいけないと思うのですが、鋼人七瀬事件解決には九郎の力が必要です。

また事件解決にはサキが持っている警察の情報が必要です。

結局九郎とサキは久しぶりに再会することになり、3人で鋼人七瀬事件に挑むことになります。

岩永琴子の過去の事件を解説

琴子は11歳の時にある事件に巻き込まれました。

その事件がのちの琴子の運命を大きく変えることになります。

琴子の過去の事件について解説します。

怪異たちの知恵の神になる

琴子には妖怪やあやかし、怪異の姿を見ることができます。

それには過去に巻き込まれた事件が大きく関係しています。

琴子は11歳の時、怪異たちに連れさられました。

そして自分たちの「知恵の神」になってほしいとお願いされました。

妖怪や怪異たちは知能が低く、争いが起こったときにそれをとりなしてくれる存在が必要。

琴子はこれを了承し、彼らの知恵の神に。

それ以来怪異たちは争いごとや問題が起きると、解決策を求めて琴子のもとに訪れるようになります。

岩永琴子が一眼一足の理由

知恵の神になったために一眼一足に

琴子は妖怪たちの「知恵の神」になる代わりに右目と左足を喪失。

公園のベンチでうたた寝しているところを発見された時には、すでに一眼一足になっていました。

片目と片足を奪うことで、琴子を神にする、という妖怪たちの考えがあったからです。

 

古事記には「クエビコ」という一足の神が登場。

歩くことはできませんが、知恵の神様として古事記に描かれています。

同様に一足または一眼の神は海外にもあり、そもそも神の条件として描かれていることも多いとのこと。

妖怪たちは琴子を自分たちの神にするために、一眼一側にしたようですね。

知恵の神になった琴子にメリットはあるのか?

妖怪たちはどこかで何が起きたなど、琴子が知りたい情報を教えてくれたり。

また琴子が知りたいことを調べてくれたり、お願い事を聞いてくれたりなど、妖怪たちはありとあらゆる面で琴子の力になってくれます。

 

本作品の鋼人七瀬事件でも、七瀬かりんが死んだ現場で仕事をしていた作業員の霊を呼び出し、七瀬かりんが死んだ時の様子を聞き出すことができました。

本作中では他にも琴子が妖怪たちに助けてもらったり、逆に助けてあげたり、と妖怪たちと接する場面がたくさんが描かれています。

そう考えると琴子にとって一眼一足を失ったことは決して悪いことばかりではないようです。

 

まとめ

  • 「虚構推理」の岩永琴子は桜川九郎と同じ大学に通う大学生
  • 琴子と九郎は恋人の関係
  • 琴子は11歳の時妖怪にさらわれ、彼らの「知恵の神」になった
  • 「知恵の神」になることと引き換えで、一眼一足になった

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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