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虚構推理の桜川九郎の正体は?カッパが恐れる理由や2つの能力についても

虚構推理

「虚構推理」で琴子、サキらと怪異事件「鋼人七瀬」の解決に挑む桜川九郎。

この作品にはさまざまな謎が登場しますが、桜川九郎自身も謎に包まれたキャラクターです。

傷を負ってもすぐに治ってしまうし、彼を見たカッパは驚いて去ってしまうし・・・

実は九郎はとんでもない過去や恐るべき能力を持ったキャラなのです。

そこでここでは「虚構推理」に桜川九郎について

  • カッパなどの怪異が九郎を恐れる理由
  • 九郎が持つ2つの特殊な能力

以上2点について解説します。

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「虚構推理」桜川九郎のプロフィール

桜川九郎の基本情報

桜川九郎が本作品に初登場するのは20歳の時。

地方にある大学の通う大学生でした。

いとこの見舞いのために病院を訪れたところ、本作のもうひとりの主人公・琴子と出会います。

九郎を見た琴子の第一印象は「山羊のような人だ」。

見た目が草食系の九郎は一見頼りなさそうです。

でもなかなかのイケメンで、病院の看護師から人気や評判が高い男性です。

琴子はそんな九郎にひとめぼれ。

しかし九郎にはとってもお似合いの彼女がいました。

元カノは弓原紗季(ゆみはらさき)

九郎の元カノは弓原紗季(ゆみはらさき)

サキは九郎と同じ大学に通う女性で、九郎の先輩。

九郎とは高校の時から付き合っており、九郎はサキを追って同じ大学に入学。

九郎とサキの仲は順調で、琴子が九郎を好きになっても付け入るスキなどありえませんでした。

ちなみにサキはファンからめちゃくちゃ人気があるキャラクター。

九郎とサキはお互いの両親に挨拶も済ませ、結納の予定もしていました。

しかしある事件をきっかけに2人は別れることに・・・。

九郎とサキはなぜ別れたのか?

九郎がサキと別れたのは、二人で行った京都旅行での出来事がきっかけでした。

九郎とサキが除夜の鐘が鳴る鴨川沿いの小道を歩いていたら、川からカッパが出現。

普通ならカッパを見た人間のほうが驚くはずです。

実際にカッパを見たサキは九郎にしがみつきます。

しかし九郎を見たカッパは恐怖のあまりに逃げ出します。

実は九郎は、カッパなどのあやかしや妖怪たちが恐れる存在でした。

カッパのようなおぞましい妖怪が九郎を見て逃げ出す様子を見たサキは九郎に恐ろしさを感じます。

そしてサキは九郎と別れることを決意。

なお九郎はサキと別れたあと、猛アタックを仕掛けてきた琴子と付き合うことになります。

 

桜川九郎の正体は?カッパが恐れた理由についても

おぞましい姿に見えていたため

九郎は普通の人間とは違い、カッパなどの妖怪やあやかし、怪異からするととても恐ろしい存在です。

怪異からは2種類の化け物が混ざりあった、おぞましい姿に見えているためです。

九郎は11歳の時に2種類の妖怪変化の肉を食べたことが原因でした。

どんな種類の肉を食べたか、解説します。

九郎が食べた2種類の妖怪変化の肉

その1:人魚の肉

1つ目は人魚の肉。

古来から人魚の肉を食べると不老不死になれると言われています。

日本には人魚の肉を食べたことで800歳まで生き、その後に入定 (仏教で悟りを開くこと) した八百比丘尼(やおびくに)という尼の伝説も残っています。

九郎はそれなりに成長して老化しているものの、不老不死の体を手に入れたため、ある年齢に達するとそれ以上老化しない可能性があります。

その2:くだん(件)の肉

くだん(件)とは頭は人間、体は牛、つまり半人半牛の姿をした妖怪のこと。

人の言葉を話し、未来を予言すると死んでしまうと言われています。

くだんは19世紀前半ごろから日本各地で知られる妖怪で、江戸時代から昭和までは日本各地で目撃情報もあったとか。

小説やマンガ、妖怪ウォッチなどのゲームにも登場し、鳥取県境港市の水木しげるロードにブロンズ像があるそうです。

くだんは豊作や家の繁栄などよい未来の予言をする場合もあります。

しかし多くの場合、凶作、災害、流行病、戦争など凶事を予言。

高い確率で的中すると言われています。

なぜ九郎は人魚とくだんを食べたのか?

十数代の前の桜川家に、妖怪変化の肉を食べればその妖怪が持つ能力を得られると考えた者がいました。

人魚の肉を食べれば人魚の、くだんの肉を食べればくだんの持つ能力を取り入れられると考えたのです。

その者は桜川家の発展のために、くだんの肉を桜川家の人間に食べさせます。

しかし食べた人間は程なく死んだり、予言をしたあと死んでしまったり。

 

するとその者は今度は予言の力を持つものが不死身の体を手に入れればいいと考え、家の人間にくだんと人魚の肉を同時に食べさせます。

しかし犠牲者が増える一方で、遠縁を含め桜川家の人間は減るばかり。

やがてそんな実験をする人間もいなくなりましたが・・・。

九郎だけが生き残る

桜川家が何代も経過し九郎が小さい時、九郎の祖母が密かに集めていたくだんと人魚の肉を桜川家の人間に食べさせます。

食べたものはみな命を落としますが、なんと九郎だけは無事。

こうして九郎はくだんと人魚の能力を手に入れ、妖怪たちからは2つの化け物が混ざりあったおぞましい姿に見えるようになったのです。

桜川九郎が持つ2つの能力

くだんと人魚を食べた結果、九郎が身につけた能力は以下の2つ。

その1:不老不死

人魚の肉を食べた九郎は、人魚が持つ生命力の強さを身につけます。

九郎は手に傷を負ったとしても、すぐに治ってしまいます。

また手を失ってもすぐに再生して元通りに。

さらに殺されてもすぐに生き返ることができます。

鋼人七瀬と戦ったとき、何度も殺されても生き返ることができました。

ただし食べた幼少期から現在まで体は少しずつ成長しています。

今後成長や老化がどう進むか、本人にもわからないとか!?

その2:未来予知

九郎はくだんの肉を食べたことで、近い未来を視る能力を獲得。

ただし九郎が手に入れたのは単に未来を予想できる能力ではありません。

自分が死んだときに「未来を自分の望むものに決定できる」能力です。

九郎は人魚の肉を食べたため、一度死んでも生き返ることができます。

死んだときにこの能力を発揮し、いくつも枝分かれする未来から自分が望むものを選び取ることが可能。

なおくだんと人魚の肉を食べて生き残った桜川家の人間は、九郎と九郎のいとこの六花だけです。

六花も九郎と同じ能力があり、「虚構推理」では事件に大きく関わることになります。

なお六花も九郎もこの2つの能力を望んで手に入れたのではなく、望まずに手に入れたため、2人とも苦しむことになります。

 

まとめ

  • 桜川九郎は「虚構推理」のメインキャラクター
  • 怪異からは2種類の化け物が混ざりあった、おぞましい姿に見える正体を持つ
  • 幼少期に人魚とくだんの肉を祖母から食べさせられため、不老不死と未来予知の能力を持っている

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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