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コナン純黒の悪夢の安室と赤井のカーチェイスがスゴい！車種やナンバーの意味についても

名探偵コナン

2016年公開の映画「名探偵コナン純黒の悪夢（ナイトメア）」。

劇場版「名探偵コナンシリーズの20作目であり、63億3,000万円の興行収入を記録した人気作品です。

子どもたちを思いやるキュラソーの姿に、涙した方も多いのでは。

今回取り上げるのは、「純黒の悪夢」の冒頭で繰り広げられるカーチェイス。

スピード感や迫力、緊迫感があってハラハラドキドキ、思わず引き込まれてしまいます！

「純黒の悪夢」のカーチェイスのスゴい見どころに注目しました。

カーチェイスをする3台の車種やナンバーもご紹介します。

 

「名探偵コナン純黒の悪夢」カーチェイスがスゴい！5つの見所をご紹介

カーチェイスが始まるまでのキュラソーがかっこいい

キュラソーと安室・赤井のカーチェイスは、キュラソーが公安に忍び込みノックリストを盗んで、警察官たちと格闘後に逃げたことから開始。

キュラソーは高さ20mもあろうかという窓から飛び降り、ポールのようなものを伝わって地面に降ります。

 

これだけでも驚きですが、路上に飛び出して走ってくる車を静止させると、運転手を軽く殴り倒して車に飛び乗ります。

窓を飛び降りてからここまで30秒かかっていません！

キュラソーは車をスピンターンさせると、ボンネットに乗っていた警察官を振り切って逃走します。

一連の動きにはスピード感と躍動感があり、あっという間に映画に引き込まれてしまいます。

本番のカーチェイスが始まるまでのキュラソーがかっこいいです！

BGMがかっこいい！

赤井と安室が逃げるキュラソーを追いかけると、間もなくBGMがかかります。

タタッター！タタタタタタッター！のようなリズムの音楽は激しいカーチェイスとよく合っています。

「純黒の悪夢」サウンドトラックに入っている「ハイウェイチェイス」という曲らしいのですが、いい演出です！

テンポがよくてリズム感があって、自分も一緒に走っているみたいな感覚になります。

低い視点からの描写が迫力満点

キュラソーが奪った車で逃走すると、路上駐車していた赤井と警察署の駐車場に車を停めていた安室がこれを追跡。

キュラソーは料金所を突っ切ってレインボーブリッジに向かう高速道路に入ったため、高速道路でのカーチェイスになりますが、ここでの描写が見事！

運転席よりさらに低い視点から描いた映像は、よりスピードが増す印象があって大迫力。

安室が運転する車の背後からの映像がぐるりと一回転するところでは、自分が回転しているような不思議な感覚になるのもよかったです。

 

タイヤのスリップ音、車のエンジン音、車のボディがぶつかる音など、効果音もカーチェイスを盛り上げてくれました。

なおトラックの助手席に、ペットボトルの飲み物と一緒に「ぴちぴち」という雑誌があったのには「クスッ」となってしまいました（笑。

性能が劣る車を操るキュラソーのドラテクがスゴい！

キュラソーが奪った車は1980年代前半製造のもので、今では町中で見かけることはまずありません。

そんな古い車が安室や赤井が乗る車と同じレベルで走れるわけはないのですが、そこはキュラソー。

すばらしいドライビングテクニックで、安室と赤井の車を振り切って逃走します。

しかも並んだ車に自分が運転する車をぶつけて意図的に事故を起こし、2人の進路を妨害。

追いつかれないようにしていました。

 

おまけに高速を疾走しながら、スマートフォンでノックリストの内容をメールで送っているのですから恐るべしです。

渋滞にぶつかった後に逆走するシーンも見応え充分！

現実にはありえませんが、ド迫力でした。

キュラソーvsライ（赤井）の結末にも注目

カーチェイスの最後は、高速道路を逆走するキュラソーと銃を構える赤井（ライ）の勝負になります。

前方に銃を構えた赤井を確認したキュラソーは「ライ！面白い。ひき殺してやるよ！」と言い、体を助手席の方に沈めながらアクセルを踏み、時速180kmまでスピードをあげます。

赤井はタイヤめがけて銃を撃つと見事命中し、タイヤはバースト。

コントロールを失ったキュラソーの車はトラックとともに海に真っ逆さま。

 

しかしキュラソーは空中で車を飛び降り、一命をとりとめます。

バランスを失ったキュラソーの車がスピンしてガードレールにぶつかり、最後に止まる描写もスゴかった！

映画館の大スクリーンで見たかったです。

 

キュラソー・安室・赤井が運転した車種とナンバーの意味

「コナン純黒の悪夢」冒頭のカーチェイで、キュラソー、安室、赤井が乗った車の車種とナンバーをご紹介します。

キュラソーが奪った車：トヨタコロナマークⅡまたはチェイサー

キュラソーが路上で奪って乗った車は

  • メーカー：トヨタ
  • 車種：コロナマークⅡあるいはチェイサー
  • ナンバー：新宿500め32－60

車種ははっきりしませんが、コロナマークⅡまたはチェイサーだと思われます。

コロナマークⅡとチェイサーは兄弟車なのでよく似ています。

のちにクレスタという車がこの兄弟車に加わり、この3車種は「マークⅡ三兄弟」と言われていました。

キュラソーが奪った車は1980～1984年に生産されたもので、ドアミラーではなくフェンダーミラーがついています。

なおコロナマークⅡは、この次のモデルからコロナが取れて「マークⅡ」に。

2004年に「マークX」となり、2019年にはついに生産が終了しました。

マークⅡやチェイサーはかつて人気車種でしたが、若い世代はご存じないでしょうね（笑。

安室が運転した車：マツダRX-7 

  • メーカー：マツダ
  • 車種：RX-7
  • ナンバー：新宿330と73-10

安室が乗っていたのは自分の愛車RX-7 。

そしてナンバー「73-10」には安室役の古谷徹さんの誕生日7月31日と公安「ゼロ」の意味が込められています。

ステキですね！

RX-7は2002年に生産中止になりましたが、かつては本格的な国産スポーツカーとして根強い人気がありました。

マツダはバブル期に「アンフィニ」というブランドを作り車を販売しており、安室のRX-7もアンフィニブランドです。

このRX-7は1995年3月から発売されたFD3Sの3型だと思われます。

なおRX-7は「イニシャルD」「湾岸ミッドナイト」など人気のアニメにも登場。

さらに古くは「よろしくメカドック」の那智渡が乗っていましたが、今や知る人は少ないか！？

赤井が運転した車：マスタングGT500

  • メーカー：フォード
  • 車種：マスタングGT500
  • ナンバー：新宿 800 た1202

赤井秀一は以前はGMのシボレーピックアップトラックに乗っていましたが、現在ではマスタングGT500に乗っています。

ナンバー「1202」には赤井の声優を務める池田秀一さんの誕生日「12月2日」の意味が込められています。

なおマスタングGT500もすでに生産が終了しているため中古で手に入れるしかありません。

型式や走行距離、状態により価格はまちまちですが、3百万円~5百万円ほど。

安くはありませんが、びっくりするほど高いというわけではないようです。

 

まとめ

「名探偵コナン純黒の悪夢」のカーチェイスに注目しました！

カーチェイスの見どころは

  • カーチェイスが始まるまでのキュラソーがかっこいい
  • BGMがかっこいい
  • 低い視点からの描写が迫力満点
  • 性能が劣る車を操るキュラソーのドラテクがスゴい
  • キュラソーvsライ（赤井）の結末にも注目

3人の運転した車は

  • キュラソー：トヨタコロナマークⅡあるいはチェイサー
  • 安室：マツダRX-7
  • 赤井：フォードマスタングGT500

最後までご覧いただきありがとうございました！

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