「盾の勇者の成り上がり」で、世界を破滅へと導くとされる”波”。
正確には”厄災の波”と言います。
空に大きな時空の亀裂が入り、そこから魔物たちが大量に発生し、人々を襲ったり、街を破壊したりします。
そんな波とは一体何なのか?
今回は「盾の勇者の成り上がり」Web版の内容を元に厄災の波の正体を解説します。
また作品の黒幕と波との関係についてもまとめました。
目次
「盾の勇者の成り上がり」厄災の波の正体を解説
🛡️新ビジュアル公開🛡️
新たな戦いに挑む尚文たちの姿を描いた
「Season 2」のキービジュアル第3弾を公開!https://t.co/ZEcNaHR3GO#shieldhero #盾の勇者の成り上がり pic.twitter.com/h9BIVjKgMS— TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』Season2 2022年4月6日より放送開始 (@shieldheroanime) March 26, 2022
波とは?
波、正確には厄災の波とは、時空に発生した亀裂から凶暴な魔物が大量に出現する現象のこと。
魔物たちは人々を襲ったり、街を破壊したり。
さらには気候が狂い、食糧生産に影響を与えるなどの被害ももたらしたりします。
発生した波を鎮圧するには魔物のボスを倒す、または波の亀裂を攻撃しなければなりません。
ですが魔物は強力なため、波を鎮めるのは簡単なことではありません。
なお波がいつ発生するかは龍刻の砂時計が教えてくれます。
波が発生する理由
波は世界が融合しようとして時空が歪んでしまうことが原因で起こります。
実は波は自然発生的に起こるものではなく、作品の黒幕が意図的に起こしているもの。
黒幕の存在については後で解説します。
波は異世界とつながっている
波は異世界とつながっています。
この事実が判明したのは、波が発生した時にグラスが登場したから。
グラスは異世界の眷属器であり扇の勇者。
扇の眷属器の国センの出身で、メルロマルクの3回目の波が発生した時に現れ、尚文たちを襲撃します。
波は異世界であるグラスたちの世界とつながっていて、自分たちの世界を守るためにグラスは尚文たちの世界を攻撃したのです。
波が起こった際、つながった世界を滅ぼすことで自分たちの世界を守ることができる、と信じているからです。
波を鎮めるために尚文たちを召喚
「盾の勇者の成り上がり」の物語冒頭、メルロマルクのオルトクレイ王が岩谷尚文ら4人を召喚し、波の鎮圧に当たらせます。
尚文たちが召喚された世界には”勇者は4人しか召喚できない”という決まりごとがあるため、格が高い国から一人ずつ勇者を召喚する予定でした。
ですが勇者の召喚ができなくなることを恐れたオルトクレイは、周囲の大国を差し置いて、独断で4人の勇者を召喚。
これにより、四聖勇者がメルロマルクだけに集中するという歪な現象が起こってしまったのです。
誰が波に対処していたのか
「盾の勇者の成り上がり」第16話。フィロリアル・クイーン降臨…多くの事情を知るフィトリア登場で物語は新たなステージへ…。かつての勇者の願いの為に世界を護り続けてきたフィトリアちゃんが今代の勇者と対立する皮肉な構図が今後どう展開するのか目が離せない。#shieldhero #盾の勇者の成り上がり pic.twitter.com/TA1SvVy2r2
— 鳴神 (@seimei7777) April 24, 2019
ではメルロマルク以外で起こる波には誰が対処していたのか?
フィトリアです。
現フィロリアルクイーンであり、隠された七星勇者・馬車の勇者であるフィトリアは、はるか昔に四聖勇者により育てられた伝説のフィロリアル。
人里離れた龍刻の砂時計を中心に波に対処しており、その強さは暴走した霊亀(れいき)と互角に渡り合えるほど。
しかしフィトリアだけでは対処できないほど波が激しくなったため、尚文に他の勇者と協力するように忠告したのです。
「盾の勇者の成り上がり」波と黒幕との関係を解説
➰おはツイ➰
眠過ぎておやツイ忘れてたwこれ、昨日知った(遅っ)
マジ嬉しい‼️‼️
盾の勇者の成り上がりは神
好きすぎる❣️今日も皆さん1日頑張ろ〜〜 pic.twitter.com/Q9U32XJTzL
— 莉枷 ×りか×@低浮上 (@ELx3d0) October 21, 2020
実は「盾の勇者の成り上がり」web版には黒幕である女神が存在します。
波の発生には黒幕である女神が深く関わっていました。
web版の黒幕:メディア・ピデス・マーキナー
web版の黒幕はメディア・ピデス・マーキナーという女神です。
神であるにも関わらず、メディアは経験値を稼ぐためだけに、自分の魂の欠片を転生させた分身を作り世界にばらまき、あらゆる事件を起こしていたラスボスです。
自分の欲を満たすためならば多少の犠牲を出すことは気にしない、身勝手なキャラクター。
web版ではヴィッチことマルティもメディアの分身であり、メディアはマルティを使って世界を終焉へと向かわせようとしていました。
メディアが波を操っていた
自分の経験値を稼ぐために、メディアは魔法が存在する異世界に侵入して、魔法を吸収しようと企てます。
ですがメディアが異世界に侵入するには、小さな複数の世界を融合する必要がありました。
この世界の融合こそが”波”の正体。
つまりメディアが波の黒幕だったわけです。
メディアは最後に死亡するのか?
結論を書くと、web版でメディアは死亡します。
尚文たちが召喚されるずっと前から波を発生させ、陰から暗躍していたメディアは、一度は尚文やラフタリアたちを倒します。
そして世界を滅ぼす直前まで迫りますが、神となった尚文や一緒に戻ってきた天木錬の力により形勢は逆転。
さらにラフタリアや北村元康が加わったことで、メディアは一方的にやられてしまいます。
最後に悪あがきのインフィニティ・デストロイヤーを放ちますが、尚文の盾に反射され、メディアは自分の技で死亡。
書籍版やアニメではメディアがどのように描かれるのか、楽しみです。
まとめ
TVアニメ『盾の勇者の成り上がり(第2期)』の新ビジュアル&PVが公開されました‼️ pic.twitter.com/P1Wmlgt38k
— アニメ化・続編情報告知bot (@zokuhenkokuti) February 10, 2022
「盾の勇者の成り上がり」の波の正体や、波の黒幕について解説しました。
- 波、正確には厄災の波とは時空に発生した亀裂から凶暴な魔物が大量に出現する現象のこと
- 波は世界が融合しようとして時空が歪んでしまうことが原因で起こる
- 波は異世界とつながっている
- 波を鎮めるために、メルロマルク国王は尚文たち四聖勇者を召喚した
- 勇者がいないところではフィトリアが波に対処していた
- 波を起こしていたのは女神であるメディア・ピデス・マーキナー
- メディアは自分の経験値を稼ぐ目的で波を発生させていた
- web版ではメディアは尚文たちの倒される
最後まで読んでいただきありがとうございました!