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サマータイムレンダ網代慎平がタイムリープする理由は?右目の能力から解説

サマータイムレンダ

「サマータイムレンダ」の主人公・網代慎平(あじろしんぺい)。

慎平は、義妹の小舟潮に葬儀に出席するために2年ぶりに日都ヶ島に帰郷。

そこで慎平は何度もタイムリープすることになります。

なぜ慎平はタイムリープするのでしょうか?

また慎平の右目の色はなぜ違っているのでしょうか?

今回は慎平がタイムリープする理由を右目の能力から解説します。

 

「サマータイムレンダ」網代慎平の基本情報

網代慎平のプロフィール

  • 名前:網代慎平(あじろしんぺい)
  • 年齢:17歳
  • 誕生日:5月8日
  • 星座:牡牛座
  • 血液型:O型
  • 身長:171cm
  • 体重:58kg
  • アニメの声優:花江夏樹

作品冒頭、小舟潮の葬儀に参列するために2年ぶりに故郷の日都ヶ島に帰ってきた網代慎平。

中学を卒業し島を離れてからは、東京で料理の専門学校に通っています。

 

俯瞰(ふかん)して考えることが得意(好き?)で、問題に直面すると頭の中に別の自分を作り出し、少し離れたところから物事を見たり考えたりしようとします。

ミステリーやSFなどの小説を読むことが好きで、お気に入りの作家は南雲竜之介。

帰郷するときには南雲の著書「沼男」を読んでいました!

小舟潮とは相思相愛

10年前に事故により両親が他界すると、慎平は洋食店を経営する小舟アランに引き取られます。

アランの家には慎平と同い年の潮と、高校1年の妹・澪がいます。

慎平と潮はずっと前から相思相愛。

ただ中学を卒業する時にすれ違いがあり、慎平が東京に旅立つときには、お互いにぎくしゃくしたまま別れることになります。

潮が死んだ後の慎平は、東京に発つ前日の夕食で潮がリクエストしたカレーを作ってあげなかったことをとても後悔していました。

 

なお澪も慎平のことが好きです(笑。

両親が死亡した本当の理由

慎平の両親は10年前、船の事故で死亡したことになっていますが、本当は違います。

かなりのネタバレになりますが、慎平の両親はシデに殺されたのです。

慎平の両親は10年前、日都ヶ島の影の病に深い関係のあるヒルコ様(ハイネ)が住むヒルコ洞を発見し、その存在を発表しようとしたので、口封じのために殺害されます。

シデによると、慎平の両親の遺体は人間の味を好むハイネに食べさせたとのこと。

こうしてみると、慎平の両親はとても残念な亡くなり方をしていることがわかりますね。

なおシデについては以下の記事でさらに詳しく解説しています。

網代慎平がタイムリープできる理由を右目の能力から解説

ここから網代慎平がタイムリープできる理由を、右目との関係から解説します。

慎平がタイムリープできるのは右目の能力によるものだからです。

なぜ慎平の右目の色が変わったのか

3周目のループで、鏡で自分の顔を見た慎平は、右目の色が違っていることに気が付きます(マンガ6話)。

慎平はいつから目の色が変わったか、また右目の色がなぜ変わったのか、わかっていませんでした。

実は慎平の右目は、潮からプレゼントされたもの。

マンガ1話の冒頭、慎平の夢の中に潮が現れ「プレゼントや」と言うシーンがあります。

潮が渡したプレゼントこそが、慎平の色が変わった右目でした。

なおこのシーンでの潮は、オリジナルの潮ではなく影のウシオ。

影ウシオは、10周目の未来から時間を超えて過去にやってきて、慎平に右目をプレゼントしたのです。

夢の中でのことのように描かれていますが、影ウシオが現れたのは現実の出来事でした。

 

では慎平の右目は、もともと誰のものだったのでしょう?

慎平の右目は誰のものなのか?

慎平の右目は、もともとハイネの右目でした。

ハイネとは、クジラの姿で島に打ち上げられたヒルコが一番最初にコピーして食べた人間の少女のこと。

何度でも影を生み出すことができる能力で、数多くの島民を影に変えたことから、”影たちの母”と言える存在。

現在では日都ヶ島の神ヒルコノミコトとして、島民から親しまれています。

 

そんなハイネ(ヒルコ)は遠い海の彼方にある故郷に帰ることを目的としていますが、体が衰弱したため不可能な状態。

そこで7月24日の夏祭りの日に島民や観光客を食べることで、復活を果たそうとしてます。

慎平の右目の能力を解説

もともとハイネのものだった慎平の右目には、時間を見る能力があります。

時間を見るとは、時間の流れを俯瞰(ふかん)して、可能性の数だけ存在する無数の並行世界を観測すること。

慎平がタイムリープすることは、パラレルワールドを作ることを意味しています。

タイムトラベラーが過去にさかのぼり未来を改変すると、時間軸が分岐して、トラベラーが元々いた世界と並行した別の世界が生まれます。

ただし慎平が死ぬと、世界はいくつもコピーペーストされて、いくつもの並行世界の中の1つの世界だけに意識が移動して、元々いた世界はなかったことになります。

そして慎平が観測した世界が事実になるのです。

 

以上が慎平の右目の能力ですが、作品の黒幕であるシデは慎平の能力を「並行世界を観測する力」と表現しています。

慎平がタイムリープできる理由

これまで解説した通り、慎平がタイムリープできるのはハイネの右目の能力を備えていたから。

この右目の能力があることで、慎平は死んでも過去からやり直すことで、7月24日の夏祭りで多くの人がハイネに食べられるという最悪の未来を防ぐことが可能になります。

タイムリープの能力には限界がある

ただし慎平のタイムリープの能力には限界があります。

慎平が死んでタイムリープするたびに、スタート地点が遅くなるからです。

タイムリープ後のスタート地点を振り返ると

  • 1回目:日都ヶ島行きの船中
  • 2回目:島に着いた直後
  • 3回目:澪と出会う直前

のように、スタート地点が少しずつ遅くなり、スタート地点以前の出来事が確定済み。

つまり慎平が死んでタイムリープするたびに、変えられない現実が増えていくわけです。

強い能力ではありますが、万能ではないということですね。

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まとめ

網代慎平がタイムリープする理由を、右目との関係から解説しました。

  • 慎平の右目は、10周目の未来からやってきた影ウシオにプレゼントされたもの
  • 慎平の右目は元々ハイネの右目だった
  • 慎平の右目は時間を見ることで、いくつもの並行世界を作ることができる能力がある
  • タイムリープするたびにスタート時点が遅くなるため、右目の能力には限界がある
  • 慎平がタイムリープするのは、ハイネの右目があるから

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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