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サマータイムレンダのハイネとは?正体や目的・過去についても解説

サマータイムレンダ

「サマータイムレンダ」19話、ヒルコ様の名で親しまれている日都神社の上空に、赤い光が浮かび上がります。

赤い光とは、ミステリアスな雰囲気を持つ和服姿の幼い少女。

少女の姿を見た南方ひづるは”ハイネ”とつぶやいていました。

ハイネは島の人々を食べて回復したとのこと。

ハイネとは一体何者なのでしょう?

今回はハイネの正体と目的、南方ひづるとの過去について解説します。

 

「サマータイムレンダ(サマレン)」ハイネとは?

ハイネは江戸時代に存在していた漁師の娘

「サマータイムレンダ」に登場するハイネとは、江戸時代に日都ヶ島(ひとがしま)に存在していた漁師の娘。

雁切波稲といいます。

波稲は普通の女の子だったようですが、島に流れ着いたクジラ(=ヒルコ)と接触したことで、”影”になってしまいます。

ヒルコが最初にコピーした人間がハイネ

ハイネは、クジラの姿で日都ヶ島に流れ着いたヒルコが最初にコピーした人間。

亨保の大飢きんが起こった亨保17年(1732年)、日都ヶ島に一頭のクジラが漂着。

島神からの恵みだと喜んだ島民たちはクジラを食べようとします。

このとき波稲がクジラのもとに近づくと、クジラは光を放ち、一瞬のうちに波稲の姿に変身。

波稲は食べられてしまったのです。

実は島に流れ着いたクジラはヒルコ様(蛭子命)。

日本の神話に登場する神です。

ヒルコ様は現在、日都ヶ島北部にある日都神社に祀られており、島民から親しみを込めてヒルコ様と呼ばれています。

 

なおヒルコについては以下の記事で詳しく解説しています。

ハイネの正体を解説

ハイネの正体:ヒルコ

ここでようやく結論ですが、ハイネの正体はヒルコです。

前で解説したとおり、江戸時代にクジラの姿で日都ヶ島に流れ着いたヒルコは、島の漁師の娘である女の子の姿をコピーして、ハイネの姿になります。

ですからハイネ=ヒルコなんですね。

ハイネは島民から隠れて島の洞窟(ヒルコ洞)で生活しているので、ハイネの存在を知る島民はほとんどいません。

ハイネは影のオカアサン

ヒルコはハイネをコピーして影を作り、ハイネの姿になります。

日都ヶ島の最初の影はハイネだったのです。

その後、ハイネは分娩することで島民の影を作っていきます。

分娩とは?
影が別の影を生み出すこと。

ですので、ハイネは島に存在する影のオカアサンと言える存在。

 

またハイネが作り出した影(コドモ)は1度だけ影を生み出すことができます(マゴ)。

亨保17年以降、日都ヶ島に存在する影はハイネ(ヒルコ)を起源にしているんですね。

現在は衰弱状態

本編開始時点、ハイネの体はとても衰弱しています。

情報を食糧とするハイネは。とりわけ人間の味を好みます。

そのため、菱形医院の医師・菱形青銅はハイネのために年平均4人の死体を食糧として与えていました。

しかし年平均4人の人間では充分ではないため、ハイネは歩くことも困難なほどの栄養不足に陥っています。

ハイネと南方ひづるの過去を解説

南方ひづるとは友だちだった

単行本7巻、ハイネと南方ひづるの過去が描写されています。

14年前、中学生だった南方ひづるは、タカノス山にある菱形医院でハイネと出会い友だちになります。 

弟の竜之介や友人の磯兼朝子はハイネのことを気味悪がっていましたが、ひづるはハイネが影でなく、普通の女の子と思って接していました。

ただし、ハイネが違う時代の女の子であることには気が付いていました。

ひづるはハイネのためにお菓子を用意して、しばしば菱形医院へ。

お菓子はハイネの空腹を紛らわせるものでしたが、ハイネが感じる空腹とは人間の感じるものとは異なり、影が感じるものでした。

ひづるの弟・竜之介を殺してしまう

ひづると竜之介が15歳を迎えた日、竜之介はひづるを探してタカノス山へ。

ここで空腹状態で自我を失ったハイネは竜之介の首を絞め、竜之介を食べてしまいます。

ひづるは竜之介を食べた直後のハイネを目撃。

このとき親友だったひづるの弟を食い殺したショックから、ハイネの右目が弾け飛びます。

するとハイネの中の竜之介のデータが飛び出し、ひづるの中へ。

こうして竜之介の影のデータがひづるの中に定着することになります。

中学を卒業したひづるが島を離れるとき、ハイネは「友だちだから1回は見逃す。しかし次に会うときは殺す」と心に誓うのでした。

ハイネの目的を解説

ハイネの目的:故郷へ帰ること

ハイネの目的は故郷へ帰ること。

前に解説したとおり、ハイネはクジラの姿で日都ヶ島の海岸の海岸に打ち上げられます。

ハイネの故郷とは深い海の彼方にある場所で、影だけが行くことができる時間のない永遠の国。

ハイネは自分が選んだ影の家族と一緒に故郷に帰ることを望んでいます。

しかし、ハイネは栄養失調のため歩くことすら難しいほど衰弱が進行。

そこで7月24日の夏祭りの日に島民すべてを食らいつくし、復活を果たそうとしているのです。

ハイネは利用されているだけ?

夏祭りの日に日都ヶ島の島民を食べ尽くすことで元の力を取り戻し、故郷に帰ろうとするハイネ。

ですが、ハイネは日都神社の宮司・雁切真砂人(シデ)に利用されていることが後にわかります。

シデはハイネを復活させた後、ゲームの電源を切るように世界を終わらせ、自分が世界の終わりを見届けようとしているのです。

シデは世界の終わりを”エンディング”という言葉で表現しています。

つまりシデ(雁切真砂人)が「サマータイムレンダ」の黒幕だったわけです。

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まとめ

「サマータイムレンダ」に登場するハイネの正体や目的、南方ひづるとの過去について解説しました。

  • ハイネの正体はヒルコ
  • ハイネ(波稲)は江戸時代に日都ヶ島に住んでいた漁師の娘だったが、クジラの姿で流れ着いたヒルコにコピーされ、影になる
  • ハイネの目的は故郷に帰ること
  • 南方ひづると友だちだったが、ひづるの弟・竜之介を殺して食べてしまう
  • 竜之介の影のデータがひづるの中に入った

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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