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サマータイムレンダ小舟潮はなぜ死亡した？死因や犯人の目的を解説

サマータイムレンダ
2022.03.01

「サマータイムレンダ」1話、主人公の網代慎平（あじろしんぺい）は2年ぶりに日都ヶ島に帰郷します。

目的は義理の妹である小舟潮の葬儀に参列するため。

潮は海で溺死したとされていましたが、救助した菱形窓によると、潮の首には吉川線があったとのこと。

つまり他殺の可能性があるというのです。

潮は本当に海の事故で亡くなったのでしょうか、それとも？

今回は以下の3点について解説します。

  • 小舟潮はなぜ死亡したのか？
  • 潮を殺した犯人は誰？
  • 潮を殺した犯人の目的

 

「サマータイムレンダ」小舟潮はなぜ死亡した？死因を解説

潮が死亡した経緯を解説

7月21日、小舟潮は妹の澪、菱形窓や朱鷺子らと一緒に小学校裏のビーチに海水浴へ。

海で遊んでいる最中、一緒に来ていた小早川しおりの姿が見えなくなってしまいます。

気が付いた潮はすぐさま海に飛び込み、しおりを救助しようとします。

しかし潮は溺れてしまい、死亡。

なお小早川しおりは小船澪や菱形窓に助けられ、命を落とすことはありませんでした。

医師の診断は溺死だったが

菱形窓の父親で、島の唯一の医者である菱形青銅は、潮の死因を溺死と診断。

葬儀が執り行われ、潮の遺体は荼毘（だび）に付されることになります。

しかし現場で潮の救命措置をした菱川窓によると、溺死したはずの潮の首に吉川線があったと言います。

潮は溺死ではなく誰かに殺されたのでは、と感じた窓は慎平に他殺の可能性を言及。

また妹の澪も、潮が誰かに殺されたと疑っていました。

 

でも潮が死んだ現場に怪しい人間は一人もおらず、目撃者もいなかったのです。

吉川線とは？
吉川線とは、首を絞められて殺された被害者の首に見られる引っかき傷のこと。

首を絞められている最中、被害者は紐や犯人の腕を解こうとしますが、このとき被害者の首に皮膚には爪で引っかいた傷が発生します。

この傷を警視庁の鑑識課長を務めた吉川澄一氏の名前にちなんで、”吉川線”といいます。

本当の死因は絞殺（こうさつ）

ここで結論ですが、小舟潮の本当の死因は絞殺。

つまり潮は首を絞められて殺されたのです。

実は潮の遺体を検死した菱形医院の医師・菱形青銅は、潮が絞殺されたことを知っていながら、溺死と診断。

警察も事件性を認識していましたが、青銅の診断に基づき、潮は溺死と判断され、葬儀の後に火葬されてしまったのです。

では潮を殺した真犯人は誰なのでしょう？

次で解説します。

「サマレン」小舟潮（こふねうしお）を殺した犯人は誰？

犯人はシオリの影

ここで結論ですが、小舟潮を殺した犯人はシオリの影です。

マンガ31話、南方ひづると根津銀次郎、網代慎平に身柄を拘束されたシオリの影は、自分が潮の首を絞めて殺したと自供。

そして単行本5巻にある過去のシーンには、海の中で自分の影に襲われた小早川しおりを助けようとする潮の姿が描かれています。

このとき、シオリの影は潮の首を絞め殺害。

その後、シオリの影はオリジナルのしおりを消去すると、澪に助けられます。

こうしてシオリの影はまんまとしおりに成り代わり、コバマートで生活を開始します。

シオリの影の正体はハイネ

マンガ29話、コバマートでシオリの影と戦った南方ひづるは、「こんなにしぶといヤツは初めてだ」「何かおかしい、あの影”シオリ”」と違和感を感じます。

実は小舟潮を殺したシオリの影の正体はハイネでした。

ハイネ（波稲）とは江戸時代に日都ヶ島に住んでいた漁師の娘で、クジラの姿で島に流れ着いてヒルコが最初にコピーした女の子のこと。

つまりハイネ＝ヒルコなんですね。

ハイネの姿になったヒルコは影の母親とも言える存在ですが、現在では歩くことも難しいほど栄養失調が進み体が衰弱。

そのためハイネ（ヒルコ）は新しい体が必要となり、小早川しおりを殺しコピーしたのです。

 

なおハイネとヒルコについては以下の記事で詳しく解説しています。

サマータイムレンダのハイネとは？正体や目的・過去についても解説

サマータイムレンダのヒルコの正体はクジラ？ハイネとの関係や目的についても

犯人が潮を殺した目的・狙いを解説

小舟潮を殺したのは、影のシオリ（ハイネ＝ヒルコ）であると説明しました。

では影シオリが潮を殺した目的・狙いは何だったのでしょう？

影シオリ（ハイネ）が潮を殺した目的

影シオリ（ハイネ）が潮を殺した目的は潮が邪魔だったから。

影はオリジナルの人間をスキャンし、プリントの能力で新たな影を作り出します。

この一連の過程をコピーといいますが、影はオリジナルの人間を1週間以内に殺さないと、影自身は消えてしまいます。

そこで影シオリはオリジナルのしおりを殺そうとしますが、潮にしおりの殺害を邪魔をされてしまいます。

そのため影シオリ（ハイネ）は自分が生き残るために、邪魔をした潮を殺したのです。

潮の遺体はどうなったのか？

潮の遺体は棺桶に納められ、葬儀のあと火葬されました。

こうして潮は灰になったわけですが、事実は違いました。

栄養失調のハイネは常に食糧、つまり人間の肉体を欲している状態。

死んだ人間を火葬して、灰にするようなことはしません。

そこで潮の遺体は葬儀後にすり替えられ、山中にある旧菱形医院に保管。

そして栄養不足のハイネの食糧になる予定だったのです。

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まとめ

「サマータイムレンダ」の小舟潮の死因や犯人の目的を解説しました。

  • 潮は溺死と診断されたが、本当の死因は絞殺
  • 潮を殺したのは小早川しおりの影
  • シオリの影の正体はハイネ（波稲）
  • シオリの影が潮を殺した目的は、オリジナルのしおりの殺害を潮に邪魔されたから
  • 潮の遺体はハイネの食糧になる予定だった

最後まで読んでいただきありがとうございました！

 

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