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サマータイムレンダのシデは黒幕?ラスボスの正体や目的・2人いる理由についても

サマータイムレンダ

「サマータイムレンダ」19話、100人もの島民や観光客を喰らいつくしたハイネが復活すると、島は影に飲み込まれます。

この様子を見ていた4本腕のシデが「これが私のエンディング」とつぶやきます。

シデとは何者なのでしょうか?

今回はシデが黒幕・ラスボスなのか?

またシデの正体や目的、シデが2人いる理由について解説します。

 

シデは「サマレン」の黒幕・ラスボスなのか

シデは「サマータイムレンダ」の黒幕でありラスボス

シデは「サマータイムレンダ」の黒幕であり、ラスボスです。

マンガ19話の3周目の7月24日の夏祭りで、100人もの島民や観光客を食べたハイネが復活したとき、ハイネがラスボスかと思われました。

栄養失調だったハイネは復活するために大量の食糧が必要。

遠い彼方の海深くにある故郷に帰るためです。

ハイネの故郷とは、人間などのこの世の生物ではたどり着くことが不可能で、影だけがたどり着ける時間のない永遠の国。

ハイネは自分が選んだ家族である影と一緒に、故郷に帰ろうとしていました。

家族の中にはシデも含まれていたと考えられます。

 

なおハイネについては以下の記事で詳しく解説しています。

シデはハイネを利用していた

こうして復活を果たしたハイネでしたが、ハイネはシデに利用されていたことが後に判明。

シデは自分の目的を達成するために、ハイネに仕えるように見せかけて、本当は利用していたのです。

ではシデとは何者なのでしょうか?

またシデの目的とは何なのでしょう?

「サマータイムレンダ」4本腕のシデの正体を解説

シデの正体:雁切真砂人

4本腕のシデの正体は、日都神社の宮司・雁切真砂人(かりきりまさひと)です!

マンガ1話で小舟潮の葬儀を取り仕切った人物ですね。

葬儀だけでなく、日都ヶ島での祭祀を取り仕切る雁切家の当主でもあります。

いつも顔には穏やかな笑みをたたえ、話し出すとなかなか止まらないゲーム好きの40代。

とても悪役とは思えませんが、自分の目的を達成するためにハイネを利用する「サマータイムレンダ」の黒幕・ラスボスなのです。

では雁切真砂人とはどんな人物なのか、次で解説します。

雁切真砂人はハイネが最初に産んだ子ども

雁切真砂人とはハイネが最初に産んだ子どもであり、菱形紙垂彦でもあります。

詳しく解説します。

およそ300年前、菱形医院の院長である菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)という人物がいました。

島でハイネが神として信仰されるようになると、紙垂彦はハイネと交わり、子をもうけます。

すると紙垂彦は”神の夫”を自称し、ハイネのオリジナルである波稲の姓・雁切を使い、雁切紙垂彦を名乗るように。

そして紙垂彦は菱形家から別れ、雁切家という分家を作り、日都神社の宮司になります。

その後、菱形家と雁切家は以下のような家系として現代に至ります。

  • 菱形家:代々医者の家系
  • 雁切家:代々宮司の家系

現代を生きる雁切真砂人=300年前に存在した菱形紙垂彦という設定がわかりにくいので、次で解説します

シデ(雁切真砂人)は300年以上生き続けている

紙垂彦とハイネの間に生まれた子どもは、成長するにつれて紙垂彦に瓜二つの姿に。

ハイネの影の性質を受け継いでいたためで、子どもは父親のクローンに相当します。

紙垂彦はこの性質を利用し、ハイネに自分の記憶と人格をコピーし、クローンである子どもに移植させ若返りを図ります。

こうして紙垂彦は何度も同じ方法を繰り返し、ハイネに自分を産ませ続け、300年前から現代まで生き続けています。

現代を生きる雁切真砂人は40歳に過ぎませんが、中身は300年前の菱形紙垂彦。

シデは永遠の命を手に入れるために、禁断の秘術を使い続けているのです。

シデ(雁切真砂人)は影と人間の交配種

シデ(雁切真砂人)は影と人間の交配種(ハイブリッド)。

ただし影は地面に落ちる自分の影(平面)を踏まれることを嫌いますが、シデは自分の影を踏まれても問題なし。

人間の性質を受け継いでいるからと考えられます。

また雁切真砂人が泥をまとってシデになっているのは、正体をわからなくするため。

日都神社の宮司として島民に親しまれている雁切真砂人は、顔出しするとすぐに正体がバレるため、泥をまとって顔を隠しているのです。

なお泥とは影の立体部分が劣化して泥状になった物質のことで、影の人格はありません。

シデ(雁切真砂人)の目的を解説

マンガ19話、ハイネが復活した後にシデが「これが私のエンディング」とつぶやきます。

エンディングとは何を意味しているのでしょう?

ここではシデの目的を解説します。

シデの目的:世界を終わらせること

シデの目的は世界を終わらせること。

すでに300年も生きてきたシデ(雁切真砂人)は、さらに長生きして人間の行く末や世界の未来の結末を見届けるつもりでいました。

ハイネの力を利用すれば、シデの目的を達成することは可能と思われました。

しかし衰弱のため、ハイネは影の能力である分娩ができず、さらに雁切真砂人との間に子どもをもうけることができなくなっていました。

 

このまま子どもができなければ、シデの肉体である雁切真砂人は寿命を迎え、死を迎えるのみ。

やがて命が尽きることに絶望したシデは、「世界の行く末を見られないのであれば、自分が世界を終わらせればいい」と考えるように。

シデが言うエンディングとは、ゲームの電源をプツンと切るように世界を終わらせることだったのです。

ハイネ復活はシデの本当の目的ではない

当初、シデの目的はハイネを復活させることだと考えられてきました。

シデが永遠に生き延びるためには、ハイネの力が必要。

ですが食糧不足の影響もあり、ハイネの衰弱が進み、シデとの間に子どもができなくなっていました。

そこで7月24日の夏祭りの日、シデは大勢の人間をハイネに食べさせて復活させようとしていたと思われていました。

ですが仮に大量の人間を食べても、ハイネがシデの子どもを産むことは不可能。

ハイネの復活は、あくまで一時的なものだったのです。

シデが2人いる理由を解説

物語が進むと、シデが2人いることが明らかになります。

ここではシデが2人いる理由を解説します。

シデが2人いることが疑われたのはなぜ?

シデが2人いると疑われた理由は、殺したはずのシデが再び現れたから。

単行本10巻、日都神社を訪れた網代慎平とウシオの影は、雁切真砂人と対面。

慎平は、シデの左手にあるはずの火傷が雁切真砂人の身体にないことに気が付きます。

そして雁切真砂人が慎平の両親を殺してハイネに食べさせたことを告白すると、怒った影ウシオは雁切真砂人を殺害。

しかしこの直後に死んだはずの雁切真砂人が現れると、左手には火傷の痕(あと)がありました。

ここでシデが2人いた、という事実が明らかになるのです。

シデが2人いる理由

先程解説したとおり、シデは2人います。

2人とは

  • 7代目当主:雁切真砂人
  • 6代目当主:雁切巌(かみきりいわお)

雁切巌(かみきりいわお)とは真砂人の父親に当たる人物。

雁切家の歴代当主と妻の名前をまとめると以下の通り。

  当主
初代 紙垂彦 波稲
2代目 那由他 かや
3代目 満天 くめ
4代目 海成 うき
5代目 大樹 ちよ
6代目 まさこ
7代目 真砂人

なお2代目以降の当主はすべてハイネが産んだ子どもであり、当主たちは世間的に妻を娶っていただけに過ぎません。

しかも2代目以降の妻はすべて影だったのです。

二人目のシデ(=巌)はスペア

影ウシオに殺されたシデは6代目当主の巌であり、その直後に現れたのが7代目の真砂人でした。

シデは万が一の事故や怪我に備えて、これまでの肉体をすべてスペアとして保存していましたが、戦争により消失。

そして残ったスペアが6代目だったようです。

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まとめ

シデの正体や目的、2人いる理由を解説しました。

  • シデは「サマータイムレンダ」の黒幕でありラスボス
  • シデの正体は日都神社の宮司・雁切真砂人
  • 雁切真砂人の正体は、ハイネが産んだ菱形紙垂彦
  • シデは自分とハイネとの間にできた子に自分の人格と記憶をコピーし移植することで、300年間も生き続けている。
  • シデの目的は世界の終わりを見届けること
  • シデは2人存在するが、もうひとりのシデは6代目の雁切巌

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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