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サマータイムレンダ菱形家とは?過去や目的・雁切家との関係を解説

サマータイムレンダ

「サマータイムレンダ」で、小舟潮の死因を溺死であると診断したのは日都ヶ島にある唯一の医院である菱形医院の院長・菱形青銅です。

しかし青銅の長男・窓によると、潮の首には吉川線があったとのこと。

窓の話が本当であれば、潮は誰かに殺された可能性があります。

ここで疑わしいのは菱形青銅。

他殺の可能性がありながら、なぜ青銅は潮の死因を溺死としたのでしょう?

今回は菱形家の過去や目的、雁切家との関係を解説します。

 

「サマータイムレンダ」菱形家とは?ハイネとの関係から解説

日都ヶ島唯一の医院を営む

菱形家とは日都ヶ島で唯一の医院を営む家です。

院長の菱形青銅は島でたった一人の医者。

そのため、島での事故死や変死の検死は菱形青銅が行っています。

なお旧菱形医院はタカノス山にあり、現在でも建物は残っています。

青銅・千登勢・窓・朱鷺子の4人家族

現在の菱形家は4人家族。

  • 父:青銅(せいどう)
  • 母:千登勢(ちとせ)
  • 長男:窓(そう)
  • 長女:朱鷺子(ときこ)

長男の窓は網代慎平や小舟潮と同い年の高校3年生。

長女の朱鷺子は小舟澪と同級生の高校1年生。

そんなこともあり慎平、潮、澪、窓、朱鷺子は小さい頃から一緒に遊んでいたようです。

菱形青銅は潮を溺死と判断

菱形青銅は小舟潮の死因を溺死と判断。

警察も青銅の診断通り、潮を事故死として処理します。

しかし現場で潮の遺体を見た窓によると、潮の首に吉川線があったといいます。

となると疑わしいのは菱形青銅ですよね。

実は菱形青銅はハイネに協力する存在だったのです。

 

ハイネの正体や目的については以下の記事で詳しく解説しています。

菱形青銅はハイネの協力者

菱形青銅は日都ヶ島で唯一の医者という立場を利用して、ハイネに人間の死体を与えていました。

島で死亡した人の遺体をすり替えて、食糧不足のハイネに食べさせていたのです。

実は青銅医院には裏のカルテがあり、ハイネの食糧となった人たちの名前を記載していました。

ハイネに食糧として与えるため潮を事故死と診断

青銅は潮の遺体も火葬する前にすり替えて、ハイネに与えようとしていました。

だから青銅は潮を他殺ではなく、事故死と診断。

もし潮が首を絞められ殺されたと診断したら、遺体は警察に運ばれ、さらに詳しく調べられることになり、ハイネに食べさせることができなくなりますからね。

 

菱形青銅がハイネに食糧を与えていた理由は後ほど解説します。

妻の千登勢も影だった

菱形青銅の妻であり、窓や朱鷺子に母親である菱形千登勢。

実は菱形千登勢の正体も影でした。

オリジナルの千登勢は2013年1月3日に病死しますが、妻の死を受け入れられない菱形青銅はハイネに頼み、千登勢の影を作ってもらったのです。

千登勢は自分が影であることを知らずにずっと生きてきました。

なお朱鷺子は母親が影であることは知っていましたが、窓は母親が生きていると思っていました。

朱鷺子はハイネに協力していた

菱形家の長女・朱鷺子(ときこ)は4周目まで影の味方、つまり慎平たちにとって敵です。

なぜなら朱鷺子はハイネに協力しているから。

朱鷺子は、7月24日にハイネが日都ヶ島の島民や観光客を食べて、復活を果たす儀式に協力していました。

また死亡した小舟潮(こふねうしお)の遺体をハイネのところに運んだのも朱鷺子でした。

朱鷺子がハイネに協力していた理由

朱鷺子がハイネに協力していたのは、母親の千登勢がこれからも生きられるようにするため。

千登勢の影が今後も存在するためには、ハイネの能力が必要でした。

ですが、食糧不足のためにハイネはの体は衰弱。

このままハイネが弱ってしまっては、影の千登勢が死んでしまうかもしれない。

こう考えた朱鷺子はハイネ復活の儀式に協力することにしたのです。

「サマータイムレンダ」菱形家の過去を雁切家との関係から解説

ここでは菱形家の過去を雁切家との関係から解説します。

菱形家と雁切家は親戚

菱形医院と営む菱形家と日都神社の宮司の家系である雁切家は親戚です。

約300年前の江戸時代、菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)という人物が島で医者の真似事を始めます。

クジラの姿で島に打ち上げられたヒルコが漁師の娘である雁切波稲(かりきりはいね)を食べハイネになり、神として祀られるようになると、紙垂彦はハイネと交わりハイネに子を産ませます。

すると紙垂彦は「神の夫」を自称し、波稲の姓である雁切を名乗り、雁切紙垂彦となります。

 

その後、紙垂彦は菱形家から別れて雁切家を作り、ハイネを祀る日都神社の宮司に。

こうして雁切家は宮司の家系として現代まで続きます。

 

なお雁切紙垂彦については以下の記事で詳しく解説しています。

影の秘密を知る菱形家は雁切家に協力

一方の菱形家は紙垂彦の兄が継いで、医者の家系として現代に至ります。

菱形家から別れた雁切家では、ハイネに子どもを産ませて続けていましたが、ハイネの子どもを取り上げていたのは菱形医院でした。

 

ハイネが産む子どもは、影の性質により父親のクローンになります。

雁切紙垂彦はハイネに自分のデータをコピーさせ、生まれてきた子にそのデータを移植することで、300年前から生き続けてきました。

その人物こそが雁切真砂人、つまり日都神社で宮司を務める人物であり、影の秘密を知っていた菱形家はずっと雁切家に協力してきたのです。

ハイネに食糧を与える手伝いもしていた

島で唯一の医院を営むという立場を利用して、菱形家はハイネに食糧、つまり人間の死体を与える手伝いもしてきました。

影は情報を食糧としていますが、その中でもハイネはとりわけ人間の味が好物。

そんなハイネのために、菱形家は島で死んだ人間の体を食糧として提供してきました。

 

近年は1年に4人ほどの死体をハイネに与えてきましたが、それだけではハイネの飢えは満たされず、歩くことも困難なほどに体が衰弱。

そのため7月24日の夏祭りの日にハイネは島民や観光客を食べ、復活を果たそうとしていました。

もちろん菱形青銅もハイネの復活の儀式に協力していました。

では何の目的のために菱形青銅はハイネに協力してきたのでしょうか?

次で解説します。

菱形医院院長・菱形青銅の目的

菱形青銅の目的

菱形青銅の目的は家族全員で影になり永遠に生き続けること。

青銅の妻・千登勢は影であることはすでに説明しましたが、青銅は自分も窓も朱鷺子も影になり、家族全員でハイネの故郷に生き、永遠に生きることを目的としていたのです。

ハイネの故郷とは深い海の彼方にあり、影だけが行くことができる時間のない永遠の国。

ハイネ自身も故郷に帰ることを望んでいました。

しかし食糧不足のために、歩くほどができないほどハイネの体は衰弱。

このままでは菱形家もハイネの国に行くことはできません。

そこで青銅は復活の儀式に協力し、ハイネを復活させようとしていたのです。

青銅の目的は達成されるのか?

結論を書くと、菱形青銅の目的は達成されません。

なぜなら青銅はすでに影にコピーされているため免疫があるから。

だからもしハイネが多くの島民を食べて復活しても、青銅は影になることはできず、ハイネの故郷に行くことは不可能。

永遠の国にくことができないことを知った青銅は、妻の千登勢の説得もあり、慎平たちに協力し、ハイネの復活を阻止しようとするのでした。

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まとめ

  • 菱形家とは江戸時代から日都ヶ島で医院を営む家系のこと
  • 菱形青銅はハイネに死体を与えるなど、ハイネに協力していた
  • 娘の朱鷺子もハイネに協力していた
  • 菱形家と雁切家は同じ家だったが、紙垂彦が雁切家を作り菱形家から別れた
  • 菱形青銅の目的は家族全員で影になり、ハイネの故郷で永遠に暮らすこと
  • 青銅の目的は達成されない

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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