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塔の上のラプンツェルのゴーテルは悪くない・いい人?愛情はあったか考察

塔の上のラプンツェル

「塔の上のラプンツェル」に登場するゴーテル

ディズニーヴィランズ(悪役)として申し分ない存在感を見せてくれました。

自分の欲のためにプリンセスをさらい、18年も利用するのですから相当な毒親ぶりですよね。

とんでもない女だと思うのですが、ゴーテルについて調べていると「ゴーテルは悪くない」「いい人」という口コミがあることに気が付きます。

個人的には意外と感じたのですが、その数は少なくなく「ゴーテルはラプンツェルに愛情を持っていた」という声まであります。

ゴーテルはいい人なのでしょうか?

そこでこの記事ではゴーテルは悪くないのか、いい人なのか、ラプンツェルに愛情を持っていたのか、について考察します。

 

「塔の上のラプンツェル」ゴーテルは悪くない・いい人・愛情があったという口コミ

ゴーテルは悪くないという口コミ

まず「塔の上のラプンツェル」のゴーテルは「悪くない」「いい人」「愛情があった」という口コミをご紹介します。

ご覧のように「ゴーテルは悪くない」「いい人」「ラプンツェルに愛情があった」という声はかなりありました。

ゴーテルは悪くないと考える理由

ゴーテルは「悪くない」「いい人」と感じている方は

  • ラプンツェルのために遠くまで絵の具を買いに行ったり、スープを作ったりなど、愛情はあった
  • ラプンツェルがいい子に育ったのは、ゴーテルがちゃんと育てたから
  • 塔を抜け出したラプンツェルを本当に心配していた
  • 生みの親より育ての親

など、ラプンツェルに対して愛情があったと考えているようです。

「ゴーテルはよくはないけど、嫌いにはなれない」という口コミが多かったのはかなり印象的でした。

ゴーテルは悪い・毒親・嫌いという口コミ

次にゴーテルは「悪い」「毒親」「嫌い」という口コミをご紹介します。

自分の欲のためにラプンツェルを誘拐し、18年も幽閉して利用するだけ利用していたのですから、「ゴーテルは悪い」と感じる人がいて当然です。

ディズニーヴィランズとして当然の評価だと考えられます。

ゴーテルは悪いのか・悪くないのか考察

ここからはラプンツェルの親としてゴーテルは悪くないのか、いい人なのか、個人的な考察を書いていきます。

まず結論を書くとゴーテルは悪いし、毒親であると考えています。

以下で理由を解説します。

ゴーテルはラプンツェルに愛情を持っていない

ここは大きく意見が分かれるところですが、私にはゴーテルがラプンツェルに愛情を持っているとは思えませんでした。

ゴーテルはいつまでも若くありたい、美しくありたい、という自分の欲だけにとらわれ、生後間もないラプンツェルを誘拐。

ラプンツェルを18年間も塔の中に閉じ込め、利用するだけ利用します。

ゴーテルはラプンツェルのために3日もかけて(本当かどうかわかりませんが)絵の具を買いに行ったり、スープを作ったり。

外の世界は危険だから、とラプンツェルを守っているようなことを言ったり。

一見するとラプンツェルに愛情を注いでいるように見えます。

でもそれはすべてラプンツェルの髪の毛の宿った魔法の力を利用するためのもの。

もし途中で魔法に力がなくなったら、ゴーテルはラプンツェルをどうするでしょうか?

その後もラプンツェルのために絵の具を買いに行ってやったり、スープを作ったりするでしょうか?

そんなことは絶対にしないと私は思います。

ゴーテルはラプンツェルを森の中に放り出すに違いありません。

またラプンツェルが「もう飽きたわ」と歌っていることからわかるように、かなり退屈な生活を送っていました。

こんな思いをさせる親が愛情を持っているとは私には考えられませんでした。

ゴーテルはラプンツェルに教育せず洗脳していただけ

ラプンツェルがいい子に育ったのはゴーテルのおかげ、という声がありますが、私はそうは思いません。

親としてゴーテルはラプンツェルにまともなことを教えていません。

子どもを育てることは、住環境や食事、趣味などの好きなことを与えるだけでなく、他人との接し方や思いやり、やさしさ、謝罪する心。

そのほか生きていくための知恵や常識を教える必要がありますし、学業を修めさせることも必要です。

ところがゴーテルはラプンツェルを社会から隔離し、人と接することを許さず、親だけを信じていればいいという接し方をしてきました。

  • 信じなさい お母さまを 外はあぶない
  • 信じなさい 危険なものが ウヨウヨしてる
  • 世間知らず すぐ騙される 常識なんかゼロ
  • あなたはね まだ赤ちゃん 大人じゃないんだからね

これらの表現はみなラプンツェルを洗脳するためのもので、とても愛情を持っているとは言えません。

教育ではなく、これでは虐待です。

しかもゴーテルは繰り返し「あなたはダメな子」とラプンツェルにレッテルを貼っています。

容姿端麗・眉目秀麗で聡い子なのに。

これではラプンツェルが本当にだめな子になってしまいます。

生きていくために必要なことを教えていないゴーテルはとても「いい人」だなんて思えません。

ゴーテルはラプンツェルを利用していただけの毒親

待ってるわよ、私のお花ちゃん

ゴーテルはこういってラプンツェルの住む塔から去っていくシーンがあります。

「お花ちゃん」とは自分の若さを保つのに利用価値がある対象を表現した言葉であり、ラプンツェルを大切な子どもとして見ているのではありません。

ゴーテルがラプンツェルを大切に扱っていたのは、髪に宿っている魔法の力を利用するため。

乱暴に扱ったり身体的虐待を加えたりしては、魔法の力がなくなるかもしれないので大切に扱わざるを得ないのです。

面倒だと思いつつ、釣った魚に餌を与えていただけだと考えられます。

ゴーテルはラプンツェルを利用していただけの毒親に過ぎません。

悪役として好きなのか?それとも本当にいい人だと思うから好きなのか?

ゴーテルを悪く思えない、嫌いになれないという人は少なくありません。

でもゴーテルが本当にいい人だと思うから嫌いになれないのか、悪役として評価できるから嫌いになれないのか、では大きく意味が違います。

いい人だと思っている方もいるようですが、悪役として好きという人も実は少なくありません。

個人的にはゴーテルが自分の育ての親だったらイヤです。

もし警察に捕まり裁判になったら情状酌量は求めません。

まとめ

この記事では「塔の上のラプンツェル」のゴーテルは悪くないのか、口コミをご紹介した上で、私の個人的な見解を解説しました。

個人的にはゴーテルは「悪い」「いい人ではない」と考えており、その理由は

  • ラプンツェルに愛情を持っているとは思えず、自分が利用するために育ててきた
  • ラプンツェルに教育していたのではなく洗脳していた
  • 利用価値がないと思えば森に捨てていただろうと考えられる

ゴーテルはディズニーヴィランズ(悪役)としてはいいキャラクターでしたが、「悪くない」「いい人」「愛情があった」という意見には首を傾げざるを得ません。

ラプンツェルはゴーテルにとって自分が若くありたい、という欲を満たす道具でしかなく、そこには愛情はなかったと考えています。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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