2010年公開のディズニー映画「塔の上のラプンツェル」。
ディズニー長編アニメ作品として区切りの50作目であり、初の3DCGアニメーション作品として話題11になりました。
さて「塔の上のラプンツェル」の後半、ラプンツェルが自分が消えたプリンセスでだと気づくシーンがあります。
あの場面でなぜラプンツェルは自分がコロナ王国の消えたプリンセスだとわかったのか、その理由を考察します。
またラプンツェルが自分の誕生日を知っていた理由も考察します。
目次
「塔の上のラプンツェル」ラプンツェルはなぜ自分が消えたプリンセスだと気づいた?
自粛で家にいるの飽きるし、わりとしんどいな
そう思うとラプンツェルって18年間も塔の上から出ずに生活してたの凄いよね
まじ尊敬すぎる
5/1に金曜ロードショーでやるみたいだから見よ見たらディズニー行きたい欲増すけど見る
プリンセスで1番好き pic.twitter.com/YstNBAnRkh— えりっぺ@OVERTONES (@goose_eri_kei) April 17, 2020
ラプンツェルが自分が消えたプリンセスだと気づいたシーン
映画の終盤、ラプンツェルが塔の部屋で仰向けになり、王国の子どもにもらったコロナ王国の国旗がを見ます。
次に部屋の壁に描かれた絵を見ると、絵からコロナ王国の国旗がいくつも浮かびかがって見えてきます。
さらに王国で見た父、母、そして幼い頃の自分が描かれた絵、ティアラを頭に乗せた自分の姿がフラッシュバックし、ラプンツェルは自分が消えたプリンセスであることに気づきます。
なぜこのシーンでラプンツェルが自分が消えたプリンセスであることがわかったのか、疑問に思う方がいます。
ラプンツェルはどうして自分がプリンセスだと気付いたのでしょうか?
無意識に記憶が残っていたにしては、あそこまでの確信はできないと思います。
引用元:Yahoo!知恵袋
ラプンツェルが消えたプリンセスってわかったのなんで?
急に特殊能力が新たに芽生えたの?
引用元:Yahoo!知恵袋
この点について次で考察します。
ラプンツェルが自分が消えたプリンセスだと気づいた理由を考察
まず壁に描かれた絵はラプンツェル自身が描いたものです。
映画の序盤、ラプンツェルが「自由への扉」という歌を歌いながら、絵を描くシーンがあります。
お気に入りの本を読んで
部屋の壁に絵を描いたり・・・
ヨガと絵画 運動 裁縫
同じ本を読み返して
また絵を描く もう飽きたわ
という歌詞からわかるように、壁に描かれた絵はラプンツェル自身が描きました。
ここからは私自身の考えですが、ラプンツェルはゴーテルに誘拐される前、コロナ王国の国旗の紋章を無意識に記憶していたと思われます。
そして部屋の壁に絵を描く時、無意識のうちに覚えた国旗を思い出して、国旗の模様(あるいは国旗に似た模様)を描いていました。
ラプンツェルは最後に塔に帰る前に、ユージーンとともに王国に行き、自分の肖像画やコロナ王国の国旗をたくさん見ています。
刺激を受けたことで記憶を呼び起こした?
また子どもたちといっしょに王国の国旗の紋章を地面に描いたり。
さらに誘拐されて以来初めて塔を離れ、ユージーンと冒険をする中で、実にさまざまことを経験したり。
これらのことが刺激となり、これまで自らが無意識に描いていた絵からコロナ王国の国旗の紋章が浮かび上がるように見え、ティアラをかぶった自分の姿もフラッシュバック。
自分が消えたプリンセスであることに気がついた、と考えています。
ラプンツェルがゴーテルに連れされらたのは生後間もなくのことなので「国旗なんて覚えているか!」と言われそうですが(笑)。
超能力が突然芽生えたということはありえなく、無意識のうちに覚えていたものが様々なことが刺激となり顕在化した、という解釈が自然ではないでしょうか。
ラプンツェルが自分の誕生日を知っている理由を考察
ラプンツェルってすごいよな。
7時に起きて、床掃除して、ワックスがけして、洗濯して、モップがけして、もう一度床掃いてもまだ7:15分なんでしょ。
超人よね笑笑 pic.twitter.com/evQ9lnRHto— ろーりん (@ro_rin0117) March 17, 2022
映画の序盤、ラプンツェルはゴーテルに「明日は私の誕生日」と言っています。
国王と后がラプンツェルのためにたくさんのランタンを上げていることから、その日は間違いなくラプンツェルの誕生日であることがわかります。
ではなぜラプンツェルは自分の正確な誕生日を知っていたのでしょう?
この点についてYahoo!知恵袋に質問がありました。
なぜラプンツェルは誕生日を知っていたのでしょうか?
ゴーテルが教えたのは考え難いものがあるのですが
引用元:Yahoo!知恵袋
ここからは私の考えですが、ゴーテルが正しい誕生日をラプンツェルに教えたと考えるのが自然です。
理由はそれ以外に考えられないから(笑。
ゴーテルはラプンツェルに正しい誕生日を教えても問題にならないと考えたのでしょう。
もしラプンツェルが、王と女王が娘の誕生日に帰ってくることを祈りランタンを上げていることを知れば、自分と何か関係あることに感づく可能性があります。
でも塔の中に拘束されている限り、自分の誕生日にランタンが上がる意味をラプンツェルが知ることはありません。
だからゴーテルは正確な誕生日をラプンツェルに教えたのだと考えられます。
まとめ
この記事では「塔の上のラプンツェル」のラプンツェルがなぜ自分が消えたプリンセスだと気づいたか?
なぜ誕生日を知っているかについて考察しました。
- ラプンツェルは無意識に記憶していた王国の国旗の紋章を壁に描いていたが、塔を出て様々なことを経験したことにより記憶が呼び起こされ、自分がプリンセスであることに気づいた
- 誕生日はゴーテルがラプンツェルに教えたと考えられる
最後までご覧いただきありがとうございました!
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