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「つぐもも」あざみの正体は何者?和服あざみと洋服あざみの違いも解説

アニメ・マンガ

つぐもも」のアニメ第2期が「継つぐもも」として2020年4月より放送開始です!

マンガでは2期の内容は1期よりさらにおもしろいのでアニメも楽しみです。

さてこの記事では「つぐもも」に登場するあざみに注目します。

あざみはあきと、あるみ、みまねらにアドバイスをするなど協力しています。

あざみは一体何者なのか、その正体を解説します。

またあざみは和服を着たあざみ、洋服を着たあざみの2人がいますが、この違いについても考察しました。

 

「つぐもも」あざみの正体は何者?

結論を書くと、あざみは加賀見一也(かがみかずや)が作り出した自分専用の付喪神(つぐもも)です。

「付喪神」とは本来、人が長年使い続けたものに想いが宿り、昇華したものです。

しかし生まれながらに強い霊力を持つかずやは、小さい頃からあまそぎを作ることができました。

消しゴムやえんぴつなどであまそぎを作り、戦わせて遊んだりしていました。

そんなかずやはいつしか本当の付喪神、つぐももを作りたいと考えるようになりました。

その結果生まれたのがつぐみです。

 

一也(かずや)があざみを作った理由や経緯を解説

ではなぜかずやは自分で付喪神のあざみを作ったのでしょうか?

その理由や経緯を解説します。

すべての始まりは奏歌(かなか)

奏歌(かなか)はかずやの母親です。

小さい頃に両親や妹を怪異に殺された甲斐谷奏歌(かいたにかなか)は、織小花央菜(おりおばなおうな)によりつづら殿に引き取られます。

つづら殿は怪異を調伏する「すそはらい」の育成と派遣をするところで、奏歌は織小花にその才能を見込まれ、すそはらい候補生となりました。

奏歌は家族を失っても悲しみすら感じませんでした。

しかし自分が家族の仇を討てば心が感じられるかもしれないと思い、つづら殿に行くことを決めます。

すそはらいとして千年に一人の才覚の持ち主

つづら殿での奏歌は成績はよくありませんでした。

また他のすそはらい候補生からいじめを受けていました。

そんな奏歌でしたが、すそはらいとしての才能はずば抜けていました。

他の候補性はまったく歯がたたない怪異を、奏歌は笑みを浮かべながら戦い倒してしまいます。

奏歌はすそはらいとして千年に一人の才覚の持ち主でした。

上岡のすそはらいに

奏歌に上岡のすそはらいに就任します。

上岡は高難度怪異が出現する場所だったので、奏歌にはうってつけの場所でした。

最初は怪異を退治することで心が満たされていた奏歌でしたが、次第に虚ろな表情を見せるようになります。

上岡の高難度怪異をすべて狩ってしまい、物足りなさを感じていたからです。

くらこごり(全国に出張して怪異討伐をすること)をしても心が満たされるのは一瞬で、すぐに退屈を感じるようになります。

結婚・出産するもかずやは忌み子

高校生の時に奏歌は加賀見かずあきと付き合うようになり、卒業して2人は結婚します。

奏歌は長女のかすみを出産。

その後二人目の子(かずや)をお腹に宿していた時、、奏歌はすそはらいの任務中に山中で謎の怪異(磐長姫)の怨念がこもった呪詛(すそ)に触れてしまいます。

そのためか、生まれてきたかずやは生まれつき呪詛(すそ)を引き寄せる体質の持ち主でした。

いわゆる忌み子です。

土地神のくくりは桐葉の所有権を奏歌からかずやに移し、かずやの呪詛(すそ)を抑えます。

かずやは千年に一人の才覚の持ち主

数年後奏歌はかずやにすそはらいの訓練を始めます。

かずやはすそはらいとして千年に一人の才覚の持ち主でした。

いつも退屈していた奏歌にとって、かずやは願ってもない存在でした。

かずやはまたたく間に力をつけますが、奏歌の理想にはまだはるかに及びません。

相変わらず退屈そうな表情を浮かべる奏歌を見て、かずやは自分が強くなることを決意します。

生まれつき霊力が強いかずやはあまそぎを作ることができました。

あざみはかずやが作ったつぐもも

そこでかずやは本物の付喪神・つぐももを作ることにします。

「あまそぎ」は人間の衝動的・利己的な願いに基づいて生まれます。

かずやは願いを込めず、霊力と呪詛(すそ)を注ぐことでつぐももを作ろうとしました。

強いつぐももを作ることで、かずやは奏歌が望む強いすそはらいになろうとします。

そして数カ月後に生まれたのが、帯のつぐもも・あざみでした。

長くなりましたが、以上がかずやがあざみを作った理由と経緯です。

和服あざみと洋服あざみの違いを解説

あざみは和服を着たあざみと洋服を着たあざみの2体(2人)がいます。

ここでは和服あざみ、洋服あざみと表現します。

なぜ2体のあざみがいるのか、違いを含めて解説します。

かずやが最初に作ったのは和服あざみ

かずやが最初に生み出したのは黒帯の付喪神である和服あざみでした。

付喪神としての和服あざみの実力は高く、かずやも「桐葉より威力があるかも」と言っていたほどです。

そのうちに和服あざみはかずやともっと一緒にいたいと望むようになります。

そこでかずやは、あざみを自分の部屋に住まわせ、あざみと一緒に寝たりお風呂に入ったりすることで絆を深めていきます。

洋服のあまそぎにとりこまれる和服あざみ

そのころかずやは自分と戦わせるために、もっと強いあまそぎを作ろうとしていました。

奏歌の古いワンピースを見つけたかずやは「僕を殺せ」と願いを込め、あまそぎを作ろうとします。

すると和服あざみはワンピースのあまそぎに取り込まれてしまい、かずやに殺意を抱きます。

さらにあざみは奏歌に取りつきます。

あざみに取りつかれた奏歌はかずやを殺そうとしますが、逆にくくりに倒されます。

和服あざみと洋服あざみの違い

洋服あざみは、和服あざみが洋服(奏歌のワンピース)のあまそぎに取り込まれた結果生まれたもの、と個人的には考えています。

ですから和服あざみがオリジナル(本物)のあざみ。

こちらは付喪神です。

洋服あざみはあまそぎで、オリジナルのあざみではありません。

奏歌のワンピースに宿っていた意識が形となり、あざみの姿になったのではと考えられます。

ただ2人のあざみは記憶を共有しています。

洋服あざみがかずやに好意を抱いているのは、和服あざみと記憶を共有したためと考えられます。

かずやが付喪神として作った和服あざみは、かずやに好意を抱いていました。

その記憶が後から生まれた洋服あざみに共有され、洋服あざみもかずやに好意を抱いているのだと考えています。

 

まとめ

  • あざみはかずやが自分のために作った付喪神(つぐもも)
  • かずやは自分が母親・奏歌を脅かす存在になりたいと思い、あざみを作った

和服あざみと洋服あざみの違いは

  • 和服あざみがオリジナル(本物)
  • 洋服あざみは奏歌のワンピースのあまそぎが和服あざみを取り込んだ結果生まれたもの

和服あざみと洋服あざみの違いや、洋服あざみが生まれた経緯については、別の解釈があるかもしれませんし、私の解釈が間違っているかもしれません。

本当のところは作者の浜田よしかづさんに聞いてみないとわかりませんね。

あくまで参考にしていただければうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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