「サマータイムレンダ」に登場する小舟潮(こふねうしお)。
主人公・網代慎平の義妹です。
潮は本編開始時点ですでに故人ですが、ストーリーが進んだマンガ10話に影のウシオが登場します。
影ウシオは慎平の敵、それとも味方?
今回は影ウシオの基本情報や登場の経緯を説明した上で、影のウシオは慎平たちの敵か味方か?
また影のウシオとオリジナルのウシオの関係についても解説します!
この記事では便宜上
- オリジナルの人間の小舟潮:潮
- 影の小舟潮:影ウシオ
と表現して話を進めていきます。
目次
「サマータイムレンダ」影ウシオの登場の経緯を解説
新連載!!!
『サマータイムレンダ』田中靖規
幼馴染の潮が死んだ——。その報せを聞き、故郷の和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた慎平。家族との再会。滞りなく行われる葬儀。だが島にはある異変が…?ひと夏の離島サスペンス!!
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影ウシオの登場シーン
影ウシオが作品に登場するのは、マンガ10話にある7月24日開催の夏祭りでのこと。
澪や菱形窓、朱鷺子らと夏祭りに来ていた慎平は、潮に似た人影を見かけると、人影を追って万年青浜(おもとはま)までやってきます。
すると慎平は水着を着て浜に佇む潮を発見。
慎平が「潮?」と声をかけると、潮は喜んで慎平に抱きつきますが、このとき慎平は潮の胸にかかった貝のネックレスを目にします。
ネックレスは慎平が潮にプレゼントしたもの。
慎平は目の前にいる潮は影であると確信します。
一方の影ウシオは潮が死んだことを含めて、自分に起きたすべての出来事を忘れていました。
影ウシオはなぜどこから現れたのか
影ウシオは海の中からやってきました。
夏祭り3日前の7月21日、影ウシオと潮は小早川さおりを殺そうとする影サオリと戦います。
しかし潮は影サオリに殺され、影サオリの攻撃を受けた影ウシオは肉体が崩れた状態で海を漂うことに。
それ以降、影ウシオは体に受けたダメージの回復を図りつつ海を漂い、北上する海流に乗って万年青浜に近づいてきます。
そして7月24日、影ウシオは万年青浜で慎平と再会するのでした。
「サマータイムレンダ」影ウシオは敵か味方か
読み返してハッと気付いたけど、2巻で潮と慎平が再会した時は潮→慎平のハグだったのが、最新話での再会は慎平→潮になってて、なんかジワーッときた…#サマータイムレンダ pic.twitter.com/eAhWUhXf8D
— けいす (@ksjoyceh) July 20, 2020
影ウシオは慎平の敵か味方か
結論を書くと、影ウシオは網代慎平たちの味方です。
日都ヶ島において、ハイネのコドモは1度だけ影(マゴ)を生み出すことができますが、このとき影は人間を殺し、影自身がオリジナルの人間に成り代わろうとします。
だから影は人間の敵とも言える存在。
これが”自分の影を見たものは自分の影に殺される”と言われる所以です。
しかし影ウシオに限っては人間の敵ではありません。
影ウシオが慎平の味方である理由
『サマータイムレンダ 5』を読みました!#seisyo58_log_comic pic.twitter.com/YOCKBBE6os
— せい (@seisyo58) September 11, 2021
影ウシオが慎平の味方である理由は、影ウシオは自分が小舟潮本人、つまり自分がオリジナルであると思っているから。
7月24日に万年青浜で慎平と再会したときから、影ウシオは自分が潮自身であると思っており、自分が影であるとは思っていませんでした。
影は通常、自分が影であることを理解して行動しますし、ハイネからテレパシーのようなものを通じてメッセージを受けます。
しかし自分がオリジナルだと思っている影ウシオは、ハイネからのメッセージを受けることはなく、また自分が影であるとも思っていません。
影ウシオが潮本人だと思っている理由
影ウシオが潮のオリジナルだと思っている理由は、影としての元の部分のデータを潮本人のデータで上書きして消してしまったから。
影が人間をコピーするとき、影は影としてのデータを保存した状態で人間のデータを取り込み、影を作り出します。
こうして、影は自分が影であることを理解した上でオリジナルに成り代わります。
ところが影ウシオは、本来なら消してはいけない影としてのデータを潮本人のデータで上書き。
そのため影ウシオは自分が影ではなく、小舟潮本人だと思っているのです。
影ウシオは、オリジナルのコピーに失敗したのかもしれませんね。
影ウシオと小舟潮(オリジナル)の関係を解説
【サマータイムレンダ】
潮の姿と記憶を持つ影、ウシオ。
闘うヒロインが格好良すぎでした♥︎。#サマータイムレンダ #漫画 pic.twitter.com/RjrBb2i7Kz— KOMA (@KOMAhappygiving) June 28, 2021
ここでは影ウシオと小舟潮(オリジナル)の関係を解説します。
初遭遇は7月18日
影ウシオと潮の初遭遇は7月18日。
潮はこの日、妹の澪といっしょに万年青浜のゴミ拾いに参加。
ゴミを回収していると、潮の背後でフラッシュのようなものが光ります。
するとその直後、潮にそっくりの人影が現れますが、これが影ウシオでした。
影ウシオは被っていた帽子を落として逃げると、帽子はすぐに消滅します。
フラッシュのようなものが光ったのは、影が自らを発光させ、対象物を読み取るスキャンという行為によるもので、影はスキャンで読み取ったデータを元に影ウシオを作り出したのです。
小早川しおりを影から守るために共闘
万年青浜のゴミ拾いのゴミ拾いから帰った潮がシャワーを浴びようとすると、風呂場には影ウシオの姿が。
潮は日都ヶ島に伝わる影の存在を確信し、小早川しおりのそっくりさんはしおりの影であると考えます。
すると潮と影ウシオは、小早川しおりが自分のそっくりさん(影)を見たというタカノス山へ調査に。
旧菱形医院で野良影で遭遇した潮と影ウシオは、影ウシオの戦闘力で野良影をやっつけます。
ここで潮は影ウシオから、影は自分が存在し続けるためにオリジナルを消し、自分がオリジナルに成り代わる、という話を聞きます。
影ウシオの話を聞いた潮は、小早川しおりが影シオリに命を狙われていると確信。
こうして影ウシオと潮は小早川しおりを影から守るために共闘することにします。
潮は影シオリに襲われ死亡
7月21日、潮は澪や菱形窓、朱鷺子、小早川しおりらと一緒に海水浴へ。
影ウシオもシオリを守るために海に来ていました。
しかしほんのわずか目を話したスキに、しおりは影シオリに襲われます。
実は影シオリの正体はハイネでした。
しおりを助けようとした潮はハイネに首を絞められ死亡。
影ウシオもハイネに記憶の大変を消され、海を漂うことになります。
こうして影シオリ(ハイネ)はまんまとオリジナルのしおりに成り代わり、小早川家で生活を始めるのです。
なおハイネについては以下の記事で詳しく解説しています。
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まとめ
全13巻✨幼馴染の潮が死んだとの報せに日都ケ島に帰ってきた慎平。だが島にはある異変が?
ひと夏の離島サスペンス!とは公式の煽りだが、それだけじゃないです良い意味で😳謎あり‼️頭脳戦あり‼️バトルあり‼️そしてヒューマンドラマあり🥺練りに練られた珠玉のストーリーを是非✨ pic.twitter.com/5DuomcX28h— ウニャ美@漫画垢 (@unyami2019) November 1, 2021
「サマータイムレンダ」に登場する影ウシオは敵か味方かについて解説しました。
- 影ウシオは慎平たちの味方
- 影ウシオは自分がオリジナルの潮だと思っているので、敵にはならず、小早川しおりを影シオリから守ろうとする
- 影ウシオと潮は小早川しおりを守るために共闘するが、潮は影シオリ(ハイネ)に殺され、影ウシオは記憶を消され、海を漂うことになる
最後まで読んでいただきありがとうございました!