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かのかり七海麻美(マミ)は公式ラスボス認定ヒロイン?目的や事情を考察

彼女、お借りします

「彼女、お借りします」(かのかり)に登場する七海麻美(マミ)。

見た目がかわいいし人当たりもよく、スタイルやファンションセンスも抜群。

ちょっと軽そうなところも含めて男性をトリコにする魅力を持っています。

しかし病んだ一面も持ち合わせており、なぜ?と首を傾げたくなる行動をすることもしばしば。

ここでは「かのかり」の公式ラスボス認定ヒロイン・七海麻美(マミ)のダークヒロインぶりをご紹介します。

またマミは何がしたいのか(目的)や、どんな事情を抱えているのか考察します。

かのかり全記事はここから

 

「彼女、お借りします」(かのかり)七海麻美(マミ)のプロフィール

マミのプロフィール

  • 名前:七海麻美(ななみまみ)
  • 誕生日:11月13日
  • 大学:練馬大学
  • サークル:テニスサークル

七海麻美は練馬大学に通う1年生(作品開始時)。

劇中では「マミ」「マミちゃん」と呼ばれています。

明るい色に染めたゆるふわのボブヘア、くりっとした目ときれいな顔立ち、美しい肌、スラッとした足・・・

人当たりもよく、ひと目で男性をトリコにする魅力があります。

1ヶ月で和也をふる

マミは入学早々和也と付き合い始めますが、好きな人ができたという理由からわずか1ヶ月で和也をフリます。

マミは見た目の華やかさとは正反対に腹黒い一面を持っていますが、プライベートの描写が少ないため、好きな人や交際している人がいるのかなど、詳しいことは不明。

そのため作品に早くから登場するにも関わらず謎が多いキャラクターです。

後に説明しますが、ヤンデレまたはメンヘラと思われる行動が数々あり、一体マミは何が目的なんだ?と思わせることがしばしば。

でもそんなマミの奇怪な行動が「彼女、お借りします」の展開を面白くしてくれているのは間違いありません!

 

「かのかり」公式ラスボス認定ヒロイン?マミの不審な行動の数々

ここから七海麻美の公式ラスボス認定ヒロインぶりが感じられる行動の数々をご紹介します。

フッた和也をブロックし蔑ろにするマミ

作品冒頭で「他に好きな人できちゃった」という理由で和也をフッたマミ。

わずか交際1ヶ月での破局に和也は落ち込み、眠れぬ夜を過ごします。

一方のマミは和也のツイッターをブロックし、これまでと変わらない生活を送っていました。

しばらくしてマミと和也は学内で出会います。

まだマミのことが好きな和也はマミにツイッターをブロックしている理由を聞こうとしますが、切り出すことができず・・・

対するマミは笑顔で「じゃね」と和也にあいさつし去っていきます。

 

その後マミは友だちから「まだあんたに未練あるっぽいね」など和也の話をされますが、マミは関心なさそうに「あっそう」というのみ。

罪な女だね!」「他人事みたーい」と言われても、冷たい目をして「あっそう」と繰り返すだけ。

これにはマミの友だちも怖くて「・・・」となってしまいました。

公式ラスボスの正体が見え隠れした飲み会

和也がレンカノ水原千鶴を連れて飲み会にいくと、そこにはマミの姿が!?

マミは和也がトイレに行っている間に水原の目の前の席に移動。

そして「和くんに求められて大変じゃない?」「あっちの経験がないから目が怖い」「毎回手を繋ごうとする」など、マミは突然和也をこき下ろす発言をし始めます。

これに対して水原は「付き合っている頃の話を他人にするのは非常識!」と憤慨し、帰ってしまいます。

さらに帰ろうとする和也の前にマミは現れ、和也にやさしい言葉をかけた上に「ウチ近いから休んでいかない」など、わずか1ヶ月付き合っただけでフッたとは思えない、思わせぶりな態度を取ります。

この行動を見るだけでもマミの異常さが見て取れます。

なぜこんな行動をするのかは不明ですが、少なくともマミは和也とヨリを戻したいわけではないということがわかります。

本性を現した下田旅行

和也はマミたちと一緒に下田に1泊旅行に行くことに。

マミのことが忘れられない和也は、この旅行中にマミに告白するつもりでいました。

そのころマミはツイッターの鍵アカウントに「1ヵ月で彼女つくるとかあてつけ?」「私の前でかばうとかありえない」「ぜってー別れさす」など、和也を批判するツイートを投稿。

その後水原千鶴と顔を合わせたマミは「私に見せびらかしたいわけ?」「マジこれだから童貞はイタい」「スイーツカップル逝けよ」など、冷ややかな表情でゾッとするツイートを連続投稿していました。

そうかと思うと海で和也を岩陰にさそい、「我慢できなくなっちゃった」と自らキス。

 

マミは和也に対して好意こそないものの、自分と別れた後に水原のような美少女と付き合い始めた和也が許せず、別れさせようとしていたのです。

そのために和也にキスをして和也の気持ちを自分に向けさせ、もう一度ふるつもりだったと思われます。

公式ラスボス認定ヒロインと呼ぶにふさわしい行動です。

水原千鶴をレンタルし関係解消を迫るダークヒロイン・マミ

和也と桜沢墨のデートにたまたま出くわしたマミ。

墨について調べると、マミは墨と水原千鶴はレンタル彼女であることを知ります。

その後なんとマミは水原千鶴をレンタルし、カラオケ店に行きます。

うつむく水原に対してマミは終始笑顔でしたが、その場の空気はどんより最悪なもの。

受け取れないという水原にお金を渡し、水原に歌を歌わせ褒める。

水原にとっては苦痛でしかなかったはず。

 

さらにマミは水原に追い打ちをかけるように「もう恋人ごっこはやめて」「あなたの嘘を張り付けた笑顔とか、ほんのちょっとだけうんざり」など、和也と関係を解消するよう迫ります。

また別れ際、和也のことを真剣に語る水原に「うざ」と冷ややかな表情で言い残して帰っていきます。

明らかに常軌を逸していますね、マミの行動は。

水原に「和くんがかわいそう。本当の彼女ができないから」と言っていましたが、もちろん本心ではありません。

突然和也の部屋を訪れる公式ラスボス・マミ

部屋の鍵を失くした水原千鶴が、戸締まりを確認するために和也の部屋にいると、突然マミがやってきて部屋のドアを開けます。

付き合っていたときでさえマミは和也の部屋に行ったことがないのに、このタイミングでやってくるのは理解に苦しみます。

水原と和也は居留守を使ったためマミに見られることはありませんでしたが、間一髪でした。

後日マミは和也に会い、「本気になってないよねっ!?」「”本当の彼女”作って遊ばなきゃ損」と言い、もう水原をレンタルしないよう和也に忠告します。

どうやら水原がレンカノであることを和也に伝えるために部屋までいったようです。

これも和也と水原を別れさせるための行動だったようです。

 

「かのかり」七海麻美(マミ)の目的と過去を考察

目的は和也と水原を別れさせること?

ここまで見てきてわかるように七海麻美の目的は和也と水原千鶴を別れさせること。

そしてマミは和也とヨリを戻すつもりはないようです。

ただマミにもどうやら深い事情があるようで、そのことが事態をわかりにくくしています。

マミが抱える複雑な事情?

和也と水原に意地悪をして、別れさせようとしているマミですが、彼女にも何らかの事情があることがわかるシーンがあります。

それは単行本3巻107ページ~109ページで、マミが大学の授業をサボり家に帰り、一人思案するシーン。

マミは部屋のベッドの上で「誰でも良かったから手頃なとこ見つけただけだけなのに」とつぶやいており、和也にそれほどの気持ちがなかった様子がわかります。

しかし「なんで私あんな人に執着しているんだろう」と複雑な気持ちも独白します。

そこに弟が「あの人来たぞ」と呼びに来るとマミは「あとで行く」と返事。

弟は「またかよ?親父怒るぞ」と返し、さらに「大学で恋人ででたとかじゃねーだろーな」と尋ねます。

「あの人」とは誰なのか?

マミの弟が言っていた「あの人」とは誰なのでしょう?

この記事を書いている時点で「彼女、お借りします」は14巻まで刊行されていますが、3巻以降「あの人」について描写はありません。

ですので推測するしかないのですが、弟の「親父が怒る」という言葉から、親により結婚を決められた相手と考えることができます。

マミの家の様子が単行本3巻に出ていますが、立派な家の駐車場には高級外国車が2台停まっており、裕福な家庭であることがうかがえます。

あくまで推測ですが、父親は何か事業をやっており、マミは家の事業に有利になる相手と婚約している(させられている?)のかもしれません。

婚約解消のために和也と付き合った?

マミが婚約者を気に入っているのなら問題はありませんが、もしその相手が気に入らず、愛のない結婚を強要されるとしたら、手頃な和也と付き合って婚約を解消させる行動に出たことが考えられます。

でも和也と付き合ってみたところ、1ヶ月で和也のクズぶりに嫌気が差し、「好きな人ができた」とウソを吐き、和也をフッた・・・そう考えると説明がつきます。

 

ただそこでも新たな疑問が湧いてきます。

それはマミが自室で「なんであの人に執着してるんだろう」と複雑な気持ちを独白していること。

マミが和也にしてきたことから判断すると、和也を好きではないと考えられますが、「執着している」という表現とは相反するので、マミの本当の気持ちを察するのは難しくなってしまいます。

「もう恋なんかしないって決めてるんだからっ」の意味

もう1つ気になるのは、マミが「もう恋なんかしないって決めてるんだからっ」と言っていること。

ここでいう「恋」の相手はだれかわかりませんが、マミは過去に恋愛で傷ついた経験をしたと考えられます。

本当に好きになった相手にあっさり捨てられるとか、婚約者がいるという理由で父親に無理やり別れさせられるとか。

恋愛がらみの過去の辛い体験から精神的に病んでしまい、世間でよく言う「メンヘラ」になってしまったのかもしれません。

メンヘラ:精神的に不安定になっていたり、感情の抑制がうまくできなかったり、少し変わっている人のことなどを指すスラング。

水原千鶴がマミに「人の恋心は尊いもの」「誰かを真剣に好きになることはむずかしい」など恋愛について熱く語った時、「うざ」と冷たく言ったことも、過去にマミが恋愛でつらい経験をしたからと考えると筋が通ります。

マミが「かのかり」のなかでやっかいなキャラであることは間違いありませんが、過去に何かあったことが原因なら、安易に「公式ラスボス認定ヒロイン」とは言えなくなってしまいます。

「かのかり」マミはかわいい?それとも嫌い?苦手?ネットの口コミ

最後にマンガ「彼女、お借りします」を読んだ方がマミをどう思っているか、口コミをご紹介します。

最初に申し上げますが、「かのかり」に関するツイートは水原千鶴についてがダントツに多く、次に墨とるかが同じくらいのツイート数で並び、マミについてのツイートは一番少ないという状態です(八重森みには除く)。

マミはかわいい・好き

「マミがかわいい」「マミが好き」など、マミに対する肯定的な口コミをご紹介します。

意外と言ってはマミのファンに大変失礼ですが、マミが好き、嫌いになれないなど肯定的なツイートが一番多くありました。

「嫌い」が圧倒的かと思いましたが、私にとっては意外な結果でした。

マミは嫌い

ツイッターで「かのかり マミ 嫌い」「かのかり マミ きらい」で検索すると結果はゼロ。

「かのかり マミ ムカつく」で検索すると

この1件のみでした。

マミは苦手

「かのかり マミ 苦手」で検索すると3件ヒット。

他に否定的なツイートでは「裏表が超怖い」というものが1件ありました。

「嫌い」というツイートと合わせても否定的な意見は少数派で、原作マンガを読んだファンからマミはそれほど嫌われておらず、むしろ肯定的な口コミの方が多いことがわかりました!

アニメ放送が開始されたら評価が変わることがあるかもしれませんが、これからもマミには「かのかり」を盛り上げていってほしいです!

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まとめ

この記事では「彼女、お借りします」(かのかり)の公式ラスボス・七海麻美に注目しました!

「かのかり」の女性陣はみなキャラが立っており、マミも独特のキャラがある人物です。

マミの存在が物語を面白くさせていることは間違いありません。

今後も応援していきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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