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「イエスタデイをうたって」リクオのプロフィール!榀子(しなこ)やハルとの関係についても

イエスタデイをうたって

この記事では「イエスタデイをうたって」の主人公・リクオ(魚住陸生)に注目します。

原作マンガを読んでいるとかなりイライラ・ヤキモキさせられますが、なんとなく憎めない人物です。

そしてなぜかそれなりにモテるキャラでもあります。

ここではそんなリクオのプロフィールをご紹介します。

またリクオと榀子、リクオとハルの関係についても解説します。

リクオがモテる理由についても考察しました。

 

「イエスタデイをうたって」リクオってどんな奴?プロフィールをご紹介

大学を卒業しても定職につかないフリーター

リクオは横浜出身。

都内に住んでいますが、実家に帰ることはあまりありません。

大学卒業後、就職活動をせずコンビニで働くフリーターに。

物語の前半ではフリーターをしています(後に写真スタジオに正社員として就職します)。

「イエスタデイをうたって」の掲載が始まったのが1998年1月。

いわゆる日本の失われた10年に当たりますが、この頃リクオと同じように学校を卒業しても就職ができず、フリーターになった人はかなりいましたね。

リクオもそんなフリーターの一人ですが、就職活動に失敗したからフリーターになったのではありません。

やりたいことがなく、就職活動をせずにフリーターになりました。

そんなリクオに対して、バイト先の先輩・木下は「人生逃げ腰だね、お前」「逃げ道作ってるだけ。自分が傷つかないように」などと核心をついた厳しい言葉を言ったことがあります。

フリーターの頃のリクオは「社会のはみ出し者」というフレーズに酔い、自分の体裁を守ることを考えていました。

物語の前半ではやや甘いところが見られる印象があります。

写真(カメラ)が好き

特にやりたいことがない、というリクオですが写真は好きです。

古いカメラを大事に持っており、学生時代にはクラスの写真との名目で榀子の写真ばかり撮っていました。

ただし本来のリクオは人物は撮らない主義で、風景などを撮影していたようです。

でも本当のところは「連続の中の一瞬の(人物の)輝きをカメラに収めることができなかったから」ということを高校生たちが撮影した映画を観て実感します。

リクオはコンビニと掛け持ちする形で写真スタジオでアルバイトを始め、やがてそこに就職します。

自分が好きなことで就職できたのですから、少し遠回りしたけどよかったかもしれませんね!

押しは弱いがやさしい性格?

そんなリクオの性格は「押しは弱いけどやさしい」と言ったところでしょうか(笑)。

特に恋愛関係では押しは弱いです。

学生の頃から榀子のことが好きだったのに告白したのは卒業してから。

しかもバイト先の先輩・木ノ下にきびしいことを言われた後にようやく行動に移したのですから、押しが弱いことがわかります。

ただやさしい性格の持ち主なことはたしかです。

榀子が風をひいて熱を出したときに看病してやっていますし、同じようにハルが熱を出したときも面倒を見てやっていますから。

人が困っているときには、手を差し伸べたくなるタイプの人間かもしれません。

さらにもう1点あげるとするとウソをつけない。

バカが付くほど正直で、人にウソを付くことができません。

ハルと映画に行く約束をすっぽかした時には適当にごまかせばいいのに、榀子の看病をしていたと本当のことを言ってしまいます。

また先輩から安く譲ってもらったネックレスを榀子にプレゼントした際も、自分で買ったと言えばいいのに、本当のことを言ってしまいます。

ちなみにリクオの高校時代の彼女・柚原はリクオの性格を「優柔不断でお人好し、そして小心者」と表現していました(笑)。

リクオと榀子(しなこ)・リクオとハルの関係

リクオと榀子の関係

リクオは学生時代から榀子のことが好きでした。

榀子が金沢から東京の学校に教員としてやってくると、2人は頻繁に顔を合わせるようになります。

自らのコンプレックスを抱えつつもリクオが榀子に告白すると、「友達同士でいよう」とあっさり断られてしまいます。

しかしその後も2人は曖昧な距離感のまま時々顔を合わせては会話をしていきます。

榀子は死んだ初恋の相手・湧の弟の浪から強いアプローチを受けていました。

浪との接し方に迷った榀子はリクオに相談を持ちかけます。

榀子はリクオを話すうちに、これまで自分がリクオや浪と真剣に向き合わず、死んだ初恋の相手に逃げ道を作っていたことに気が付きます。

そして榀子は金沢に帰省せず正月をリクオと過ごすうちに、これまでとは違った感情をリクオに持つようになります。

そして2人は交際をスタートさせるのですが・・・

2人の交際は一見順調に見えて実はそうではありません。

2人ともギクシャクした印象や、居心地の悪さを抱えながら交際を続けていきます

お互い学生時代から変に知りすぎているから、付き合うとなるとむずかしかったのかもしれません。

リクオとハルの関係

やりたいこともなく大学を卒業後コンビニでバイトをするリクオの前にある日現れたのがハルでした。

カラスをペットにするハルは、リクオになれなれしくする中で「リクオのことずっと前から知ってる」と告げます。

ハルは5年前の雪の日、リクオの受験票を拾ったときからリクオのことが気になっていました。

ハルは榀子が勤める学校の生徒でしたが中退していました。

それからはハルはしばしばリクオがバイトするコンビニや写真ギャラリー、アパートに姿を見せ、リクオと時間を過ごすようになります。

リクオが榀子のことを好きだと知っているハルは、自分が一番ではないと知りつつリクオに好意を寄せ続けます。

リクオはハルから強引なアプローチをされていくうちに、ハルが次第に気になる存在になっていきます。

そしてリクオの気持ちはハルと榀子の間で揺れ動くようになっていきます・・・

個人的にはリクオとハルの相性はかなりいいと感じながら作品を読んでいました。

リクオはハルといるときは気をつかうことなく、自然な時間を過ごしていましたから。

また同じようにハルもリクオと過ごすときが一番楽しそうでした。

「イエスタデイをうたって」魚住陸生(リクオ)はなぜモテる?

かなり意外なのですが「イエスタデイをうたって」の中でリクオはまあまあモテます(笑)。

私だけそう感じているのかと思ったら、同じように感じている方がいました。

作品中で榀子、ハルから好意を寄せられていますし、アパートを追い出された柚原チカ(リクオの高校時代の彼女)もリクオを頼ってリクオのアパートに居候します。

ハルに至っては別の男性の方がすべて勝っているのに、それでもリクオのほうが好きだと言っています。

なぜリクオはモテるのでしょうか?

考えてみましたが、いっこうに答えは見つかりません(笑)。

正直でやさしそうで、見た目もまずまず(アニメのリクオはマンガのリクオより垢抜けています)。

そんなところが女性に好評なのでしょうか?

柚原がアパートを追い出されてリクオの部屋に転がり込んだ時、だめだと言いつつしばらく居候させたことがありましたが、そんなところがやさしいと思われるのでしょうか?

考えてはみましたが、やはり答えは見つかりません(笑)。

フィクションと言ってしまえばそれまでですが、それでもちょっと気になります。

アニメを見て答えを探してみようと思っています。

まとめ

この記事では「イエスタデイをうたって」のリクオを取り上げました。

  • リクオは大学を卒業しても定職につかないフリーター(のちに写真ギャラリーに就職する)
  • リクオは写真が好き
  • 性格は押しは弱いがやさしい

榀子との関係は

  • 大学時代からリクオは榀子が好きだった
  • リクオは榀子に告白するがフラれる
  • 正月を過ごすことで、榀子の気持ちに変化が生まれ、2人は付き合うようになる

ハルとの関係は

  • ハルが高校生の時リクオを見かけ、一方的に好きになる
  • ハルはリクオに積極的にアプローチしていく
  • リクオにとっても次第にハルが気になる存在になっていく

リクオが劇中でモテる理由は

  • わからない(笑)

「イエスタデイをうたって」を読んでいるとリクオにはイライラさせられますし、じれったくもなってきます。

でも個人的には決してきらいになれないキャラクターです。

2020年4月からのアニメでリクオがどのように描かれるのか楽しみです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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