当ブログの記事にはプロモーションが含まれています

タイタニック(映画)はつまらないし面白くない?良さがわからないと言われる理由を考察

タイタニック

1997年公開のアメリカ映画「タイタニック」。

タイタニックの沈没という史実と、豪華客船で出会った男女の純愛をうまく絡めた名作です。

公開当時、日本でも大きな話題になりましたね。

そんな人気作品の「タイタニック」ですが、一部では「つまらない」「面白くない」という声もチラホラ・・・。

どんな作品にもアンチはいるものですが、全世界での初動興行収入が18億4,000万ドル超えた「タイタニック」が「面白くない」と言われるのはなぜなのでしょう?

今回は「タイタニック」が「面白くない」「つまらない」「良さがわからない」と言われる理由を考察します。

 

「タイタニック」がつまらないし面白くないと言われる3つの理由を考察

個人的には映画「タイタニック」がつまらないと言われる理由は3つほどあると考えています。

時間が長すぎる

「タイタニック」がつまらないと言われる1つ目の理由は上映時間が長すぎること。

映画「タイタニック」の上映時間は194分。

多くの映画が2時間前後であることを考えると、3時間を超える「タイタニック」は長いと言わざるを得ません。

2時間程度ならトイレを我慢することは可能ですが、それ以上になると途中でトイレに立ちたい方は多いはず。

いい場面でトイレに行かなければならないのはイヤですよね。

途中で飽きてしまう方もいましたね。

 

長い上映時間がネックになるのはテレビ放送の場合も同じ。

1回で放送することができず、テレビでは分割放送されることがほとんどです。

せっかく1週目で盛り上がったのに、続きを1週間待たなければならないのは楽しみにしている人にとってはつらいですよね。

3時間を超える上映時間が作品の良さを損ねているのは間違いないと考えられます。

期待度が高いわりに面白くない

「タイタニック」がつまらないと言われる2つ目の理由は、期待度が高いわりに面白くないこと。

私は1998年5月に映画館で「タイタニック」を鑑賞。

上映開始から半年ほど経過していたため、熱狂ぶりは落ち着いていました。

そこそこ期待をして映画館に行きましたが、期待した割には面白いとは感じませんでした。

史実にラブストーリーをうまく絡ませてはいますが、世間の評価ほどではないかな、という印象でした。

私の周りの人たちの評価も二分していて、「よかった」「感動した」という人がいる一方で、「それほどでもなかった」「言うほど面白くはなかった」という人も少なくありませんでした。

男性にとってはつまらない

「男性にとってはつまらない」「面白く感じない」という理由もありますね。

カップルで見に行って、「彼女は感動したけど、自分はそれほど面白く感じなかった」という男性は少なくありませんでした。

「途中で飽きて寝てしまった」「ありふれたラブストーリーで退屈だった」と感想を漏らす男性も多かったと記憶しています。

身分や境遇が違う男女が、”タイタニック”という非現実的な空間で出会い、恋に落ちるというストーリーは感動的。

 

ですがこうした設定はこれまでに多くの映画やドラマで描かれているので、冷めた目を持つ男性にとっては「つまらない」「退屈」と感じてしまうのかもしれません。

「身分違いの男女の恋愛」に憧れる女性にとっては「タイタニック」は魅力的でしょうけど・・・。

 

タイタニック(映画)が嫌い・良さがわからないと言われる理由

不倫の話だから嫌い

映画「タイタニック」で描かれた恋愛は、金持ちで社会的身分がある婚約者を振って、貧乏だけど自由に生きる男性を選ぶ女性の話。

キャルドンとジャックという身分があまりにも違う2人の男性の描き方は興味深かったですし、嫁ぎたくない男性に無理やり嫁がされるローズが、ジャックに惹かれていく様に感動した方は多いはず。

ですが冷静に考えると、ローズとジャックの関係は不倫。

結婚はしていませんが、ローズはキャルドンと婚約していましたからね。

不倫を描いているため、「タイタニックに良さを感じない」「感動できない」という声は少なくありません。

  • ジャックと出会ってからローズの新しい人生が始まるから、不倫ではなく純愛
  • 結婚前だから不倫には当たらない
  • ローズは家のために嫌な男と結婚させられるのだから、別の男性を好きになるのは仕方がない

と考える方もいるようですが、それでもローズがしていることは不倫と言わざるを得ません。

不倫に嫌悪感を持つ方は「タイタニック」に良さを感じないかもしれませんね。

男尊女卑・身分差別がひどい

タイタニックが沈没したのは1912年。

日本では年号が明治から大正に変わった年です。

映画を見ると、当時の世相がよくわかりますね。

  • キャルドンやマーガレット・モリー・ブラウンのように上流社会に生きる人たちと、ジャックのように根無し草のように生きる人たちの違い
  • 下流の人たちが虐げられる様子
  • 作中で特に顕著に描かれている男尊女卑。

「タイタニック」では、女性は自由に生きることが許されず、家やお金のために好きでもない男のところに嫁がされる当時の現実が描かれていますが、今の感覚では信じられませんよね。

自由な世の中を生きる人たちにとっては、極端な男性優越主義や身分差別をイヤに感じるのは当然のこと。

見ていて冷めてしまう方がいるのは致し方がないことです。

ローズにいらいらするから

ローズにイライラするから「タイタニック」に魅力を感じない方もいます。

  • 婚約者がいるにもかかわらず、ジャックと不倫
  • 婚約者に唾を吐くなど、行いが悪い
  • 嫌いな男からもらった宝石を身に着けて、好きな男に絵を絵を描いてもらうなんて普通じゃない
  • ジャック一筋かと思ったら、後に結婚して子どもや孫に恵まれ、幸せに暮らしている

これらの理由から、ローズが嫌いという方は多くいます。

ヒロインに魅力を感じなければ、映画が「つまらない」と感じるのは当然のこと。

個人的な感想ですが、私もローズのことは好きになれませんでした。

「タイタニック」を見た個人的な感想

設定はうまいと感じた

前に書いた通り、私が映画「タイタニック」を見たのは1988年5月。

まず感じたことは、設定がうまいということ。

豪華客船が氷山にぶつかって沈没したという史実と、身分が違う男女が出会い恋に落ちるというラブストーリーを、うまく組み合わせているなという印象を持ちました。

タイタニックの引き上げに熱心なトレジャーハンターが登場するのも面白かったです。

CGを駆使した映像もすばらしかった

CGを駆使した映像もすばらしかったと感じます。

全長269.1 mもの客船が大海原を航行したり、ましてや氷河にぶつかって沈没するなど、実写では不可能。

CGを使うしかありませんが、当時の技術では映像はすばらしかったと感じます。

人が船から落ちていく様子などはかなりリアル。

見ごたえはありました。

ラブストーリーには魅力を感じず

ただし個人的には「タイタニック」のラブストーリーはそれほど魅力を感じませんでした。

レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットは文句がつけようがない美男美女ですし、脇を固める役者も一流ばかり。

身分や境遇が違う男女が非現実的な空間で出会ったり、ローズの回想にトレジャーハンターたちが惹きつけられていく様子も興味深いものでした。

それでもメインとなる男女の恋愛には心を動かされませんでした。

 

不倫の話だったからなのか、時間が長くて途中で飽きてしまったからなのか?

ローズという女性に魅力を感じなかったからなのか?

理由はうまく説明できませんが、冷めた目で映画を見てしまったからなのかもしれません。

25年経過した2023年にDVDで見たときにも、同じ感想しか持つことはできませんでした。

 

それでも映画のラストで、ジャックとローズが階段の踊り場でキスをするシーンは感じるものがありました。

私自身の評価はそれほどではありませんが、多くの方から高い評価を受けるにふさわしい作品だと感じます。

 

まとめ

「タイタニック」がつまらない、面白くない、良さがわからないと言われる理由を考察しました。

  • 時間が長すぎる
  • 期待度が高いわりに面白くない
  • 男性にとってはつまらない
  • 不倫の話だから嫌い
  • 男尊女卑・身分差別がひどい
  • ローズにいらいらするから

最後までご覧いただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました