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大脱出(映画)でブレスリン役のスタローンを罠にはめた黒幕は誰?

映画

2013年公開の映画「大脱出」をDVDで見ました。シルベスタ・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが2人が大暴れ!タンカーを改造してつくられた刑務所から大脱出します!まあ、お決まりのパターンですが、頭を空っぽにして楽しめました。

この映画でブレスリン役のスタローンは罠にはめられて刑務所に入れられてしまいます。本来なら刑務所にはマーシュ所長という協力者がいて、いざという時避難コードを言えば身の安全は保障されるはずでした。しかし体の中の発信器を抜き取られ、仲間に居場所を確認してもらえなくなってしまいます。さらに所長はマーシュではなくボブスで、避難コードを言っても聞き入れてもらえませんでした。つまりブレスリンは絶体絶命の状況に追い込まれたのです。

ブレスリンを罠にはめた黒幕は誰なのでしょうか?

 

映画「大脱出」でブレスリン役のスタローンを罠にはめたのは誰?

ブレスリンを罠にはめて脱出不可能の刑務所に入れた黒幕は、ブレスリンが勤めるB&CコンサルティングCEOのレスター・クラークです。

映画の中盤で刑務所のボブス所長がクラークに電話をかけます。そしてブレスリンが単なる囚人ではなく、脱獄のプロであるレイ・ブレスリンであることを知ります。ここでクラークがボブス所長と裏でつながっていたことがわかります。クラークはボブス所長に、ロットマイヤーからマンハイムの居所を聞き出すよう、命じていたのです。つまりブレスリンの上司のクラークが黒幕だったことがわかります。

映画の終盤で、クラークは刑務所の出資者とつながっていたこともわかります。もしブレスリンが刑務所から脱出できなかったら、刑務所を経営している会社のCEOに納まる予定だったのです。500万ドルの年収と株式をてにして。

それを知ったブレスリンや彼の同僚は、クラークの居場所を突き止め拘束し、彼を墓場(刑務所)に送ってしまいます。

繰り返しますがブレスリンを罠にはめたのは金に目がくらんだレスター・クラークです。

CIA所属の弁護士・ジェシカ・マイヤーは黒幕ではない?

ネットの書き込みには、ブレスリンを罠にはめたのはロットマイヤーの仲間やCIA所属の弁護士・ジェシカ・マイヤー(ロットマイヤーの娘)ではないか、というものがあります。でもそれは違います。

たしかにジェシカ・マイヤー(ロットマイヤーの娘)はB&Cコンサルティングにブレスリンを刑務所に送り込む仕事を依頼しました。それはすでに逮捕され、刑務所にいる父のロットマイヤーを脱獄させるためです。父を刑務所から脱出させるためには脱獄のプロが必要だった。そこでブレスリンに白羽の矢が立ったのです。ブレスリンを罠にはめて刑務所から一生出られなくするためではありません。

一方のレスター・クラークはブレスリンが絶対に刑務所から出られないように細工をしています。いるはずのない所長の名前や役に立たない避難コードを伝えたのです。またブレスリンを刑務所まで移送の手続きをしたのもレスターです。粗っぽいやり方で拉致し、腕に埋め込んだ超小型発信器を抜き取り、居場所がわからなくすることまでしたのです。ブレスリンが一生刑務所から出られないようにして、自分は大金を手にして刑務所のCEOに納まるためです。

こうしてみるとジェシカ・マイヤーとレスター・クラークが意図していることがわかります。

  • ジェシカ・マイヤー:ブレスリンが兄ロットマイヤーと刑務所を脱出する
  • レスター・クラーク:ブレスリンを一生刑務所に閉じ込める

ジェシカ・マイヤーはブレスリンをはめた黒幕ではないことがわかりますね。ブレスリンを父脱獄のために利用しようとしたのは間違いないけど。

映画「大脱出」を見た感想

二人とも老けたなあ!というのが第一印象。スラローンはロッキーの頃から、シュワルツェネッガーはコマンドーの頃から見てるのだから当たり前ですけど。それでもお2人の元気な姿を見られてよかったです。

よくある脱出ものですが、大海原を航海する船に作られた刑務所からどうやって脱出するのか、というわくわく感がありました。まわりには何もなく外部との連絡も取れない状況ですから。ブレスリンがはめられたことを知り落ち込んで、そこからまた復活して脱出に向かう様子もよかったです。

ただかなり突っ込みどころもいっぱいありました!何で医者があんなにかんたんにブレスリンに説得されて、脱獄の味方するようになるのか?ロットマイヤーの仲間にメールまで送ってるんだから。また囚人仲間のメガネを拝借して六分儀を作り、それを渡されたイスラム教徒の囚人が外に出てお祈りすることを許されたり。刑務所でそんなことできるわけない!持ち物検査くらいしろよ!と突っ込みたくなりました。

さらにヘリコプターが助けに来て船を脱出するとき銃撃戦が始まりますが、なんで2人には弾が当たらない?相手にはたくさん当たって何人も死んでいるのに。百戦錬磨の2人ですから弾もよけてくれたのかな。

とはいいつつ2時間弱、結構楽しめた映画でした。

まとめ

映画「大脱出」でブレスリンを罠にはめたのはレスター・クラークでした。

なお続編の「大脱出2」もあります。こちらも見てみたくなりました。

ここで書いたことはあくまで一素人映画ファンの私見です。参考程度に聞いてもらえたらうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

【ネタバレ】大脱出のマンハイムはどんな組織?その本当の目的も解説
シルベスタ・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーの共演で話題になった2013年公開の「大脱出」。 2016年には続編も作られました。最後の打ち合いのシーンで、なんであの二人には弾が当たらないんだ!と突っ込っこみたくなりますが、あまり...
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