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ヴァニタスの手記ベートの正体はクロエ?ジェヴォーダンの獣事件を解説

ヴァニタスの手記

「ヴァニタスの手記」5巻22話、ジェヴォーダンにベート(獣)が再び現れたというニュースが届きます。

ジェヴォーダン地方では、18世紀後半にも”ジェオヴォーダンの獣(ベート)”が100人を超える女性や子どもが惨殺する事件が起きました。

このとき、歴史上初めて教会と吸血鬼(ヴァンピール)が手を結び、事件解決にあたりましたが、殺りく者はある日突然姿を消し、事件は謎を残したまま幕引き。

 

ベートが再び現れたという情報を受けて、吸血鬼(ヴァンピール)、混血(ダムピール)、教会など、複数の勢力がジェヴォーダンへ人員を派遣します。

ベートの正体は何者なのでしょうか?

現れたのは18世紀のベートと同じベートなのでしょうか?

また各勢力がジェヴォーダンに人員を派遣した目的は?

ここではジェヴォーダンの獣(ベート)事件を詳しく解説します。

 

「ヴァニタスの手記」ベート(獣)の正体はクロエなのか解説

ルカのシュバリエであるジャンヌは、ベートの正体はクロエ・ダプシェだと考えていました。

かつてジャンヌはクロエ家でクロエと一緒に過ごしていたため、クロエのことをよく知っているのです。

でもベートの正体はクロエではありませんでした。

ベートの正体

ベート(獣)の正体はジャン=ジャック・ジャステルという人物です。

ジャンはクロエにとって仲間、あるいは同士とも言える存在。

クロエは4歳のころ、突然吸血鬼(ヴァンピール)になってしまったことで、長い間苦しんできました。

そんなクロエと出会ったジャン=ジャックは、クロエのことを守りたいと思ってきました。

あるときジャンはクロエを守るために、ネーニアの力を借りて呪持ちに。

クロエの望み(=復讐)を叶えるために、獣(ベート)になったのです。

18世紀後半のベートはジャン=ジャックなのか?

18世紀後半に現れたベートはジャン=ジャックではありません。

18世紀の現れたとされるベートは教会の流したデマ。

つまり、その当時は女性や子どもを殺すベートなど現れなかったのです。

ではなぜ教会はベートという存在を作り出したのでしょうか?

教会が獣(ベート)を作り出した理由

かつてジェヴォーダンの村に、吸血鬼の若い娘がいました。

娘は”隠された吸血鬼”として育てられていましたが、村の新婦にヴァンピールであることを知られ、殺されてしまいます。

死の間際、娘は「私を殺したら他の吸血鬼が必ずあなたを殺しに来る」と言い遺します。

人間と吸血鬼の間に和平が結ばれ70年近く経過していましたが、ヴェボーダンには吸血鬼を憎む人間が多くいました。

 

教会の一部の信徒たちは、娘の最期の言葉を受けて、吸血鬼狩りを強め、吸血鬼を殺します。

同じ頃、吸血鬼の死体を食い荒らす獣が目撃されます。

吸血鬼狩りの責任を獣(ベート)になすりつけようとした教会は、獣(ベート)が現れ吸血鬼を殺している、というデマを流します。

つまり教会が吸血鬼を殺したことをカムフラージュするために、獣が現れたとウソの情報を流したのです。

これが18世紀後半の”ジェボーダンの獣”の正体です。

「ヴァニタスのカルテ」ジェヴォーダンの獣(ベート)事件を詳しく解説

ジェヴォーダンの獣(ベート)事件を結末を除いて解説します。

バベルの影響で吸血鬼に

ダプシェ公爵家の娘・クロエは4歳の頃、突然吸血鬼になってしまいます。

混沌(バベル)のせいで、世界式そのものが不安定な状態になった影響だと考えられます。

心配した父親は、表向きはクロエを死んだことに。

そして混沌(バベル)を引き起こしたとされるパラケルススの研究を調べ、多くの魔術師や錬金術師を山奥の城に集め、世界式の研究をさせます。

目的はクロエを人間に戻すため。

 

時間の経過とともに父親の願いは少しずつ形を変えていき、世界式の謎を解き明かせば神の領域に手が届く、という目的になっていきます。

クロエはダプシェ公爵家のすべてをそばで見守っていました。

クロエはなぜ苦しんでいたのか?

”隠された吸血鬼”として隠れて暮らしていたクロエでしたが、ルスヴンやルスヴンが連れてきたジャンヌと友だちになることができました。

しかし人間と吸血鬼が争う中で、ルスヴンもジャンヌも傷ついていきます。

友人たちがつらい目に遭っていることを知りながら、会いに行くことができない・・・。

ジェボーダンで生きていくことしかできず、ダプシェ家を捨てることもできない・・・。

クロエは自分が置かれた状況に苦しさを感じるようになります。

 

さらに吸血鬼になり、寿命が伸びたことで、回りには両親もかつての研究者もいなくなっていました。

100年以上の間、クロエは一人で研究を続けていたのです。

ジャン=ジャックとの出会いとクロエの願い

そんなとき、クロエはジャン=ジャック・ジャステルと出会います。

ジャン=ジャックもクロエ同様、”隠された吸血鬼”。

ジャックはクロエの苦しみに寄り添い、クロエもまたジャン=ジャックを守ります。

ジャン=ジャックはクロエの願いを叶えようとします。

クロエの願いとは、自分をこのような状況に追い込んだ者たちに復讐すること。

 

そのためにクロエは自ら望んで呪持ちになり、ダプシェ家が研究してきた世界式の改ざん装置を使い、ジェヴォーダンをこの世から消そうとします。

またジャックも獣(ベート)となり、クロエの望みを叶えようとします。

吸血鬼・混血・教会などがジェヴォーダンに向かった目的

ジェヴォーダンにベートが再び現れたというニュースが届くと、吸血鬼、混血、教会など多くの勢力がジェヴォーダンへ向かいます。

なぜなのでしょうか?

多くの勢力の目的は、ダプシェ家が研究・開発した世界式の改ざん装置。

改ざん装置の核を手に入れれば、他の勢力より圧倒的に有利になれますし、世界のあり方さえ変えることも可能。

改ざん装置の有無を確かめ、存在が確認できれば核を入手しようとして、各勢力は挙ってジェヴォーダンに向かったのです。

まとめ

ジェヴォーダンの獣事件について解説しました。

  • ジェヴォーダンの獣(ベート)の正体はジャン=ジャック・ジャステル
  • 18世紀のベートは、吸血鬼狩りの責任をベートになすりつけようとした教会がでっち上げた作り話
  • ダプシェ公爵家の娘・クロエは吸血鬼になり、両親はクロエを人間に戻すために世界式の研究を始める
  • 研究の目的が少しずつ変わり始め、クロエは両親や友達を失うが、ダプシェ家から離れられないために苦しみ始める
  • クロエは復讐するために自ら望んで呪持ちになり、ジャン=ジャックもベートになり、クロエの復讐を支えるようになる
  • 教会や吸血鬼などの勢力がジェヴォーダンに向かったのは、ダプシェ家が開発した世界式の改ざん装置の核を手に入れるため

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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