マンガ「チェンソーマン」に登場するポチタ。
まるで犬のようなかわいいポチタがデンジと契約を結ぶことから「チェンソーマン」のストーリは始まります。
ところでポチタの正体は何者なのでしょうか?
ここでは第1部「公安編」を振り返り、ポチタの正体を考察します。
デンジとの契約の内容やポタチの過去、デンジが夢で見る扉の謎についてもまとめました。
目次
「チェンソーマン」ポチタの正体を考察
はわー!!!めちゃくちゃ可愛い!
その子はねえ!ポチタだよ!チェンソーマンって漫画に出てくるチェンソーの悪魔なんだけど、ワンって鳴くんだよ!可愛いの!描いてくれてありがとう!今年もよろしくね( ᷇࿀ ᷆ ) pic.twitter.com/yqf8LV4515— 🍤ですいもむちです🍤 (@mamoimomushi) January 2, 2021
さっそくですが、ポチタの正体について解説します。
ただし私の解釈なので間違っているところもあるかもしれません。
ご了承ください。
ポチタの正体
ポチタの正体はチェンソーマンと考えてほぼ間違いないでしょう!
第96話で、チェンソーマンの体から引きちぎった心臓に「チェンソーマン、これで貴方は私のモノ。これからはずっと一緒です」とマキマが言っていますしね。
また「公安編」最終回の97話では、ポチタが「私の夢はね、誰かに抱きしめてもらうことだったんだ」「でも私は強すぎるから、それがとても難しいことだったんだ」と言っていることからも、ポチタがチェンソーマンであることが推測できます。
ただマンガ1話でデンジの前に初めて姿を表したポチタと、83話でマキマが助けを呼んだときに現れたチェンソーマンは似ても似つかぬ姿をしています。
個人の意見ですが、瀕死の状態でデンジの前に現れたときのポチタはチェンソーマンの弱体化した姿だと考えています。
なぜポタチがチェンソーマンの弱体化した姿なのかについては「ポチタの過去に何があったか」で解説します。
チェンソーマンの能力を解説
ポチタがチェンソーマンであると仮定して、チェンソーマンの能力を解説します。
ここでの説明はマンガ84話でのマキマの説明に基づいています。
助けを呼ぶとやってくる
マキマは岸辺に「悪魔が助けを呼ぶとチェンソーマンはやってくる」と説明しています。
事実、この直前に銃撃されたマキマが「助けて、チェンソーマン」とつぶやくと、デンジがチェンソーマンに変身しました。
なおマキマは「支配の悪魔」であることはすでに判明しています。
ただ疑問に感じたのは、85話で上司のパワハラを受けたコベニが「たすけて」とつぶやいた瞬間に、チェンソーマンが参上したこと。
コベニは悪魔じゃなく人間です。
なぜ人間が「助けて」とつぶやいただけなのに、チェンソーマンが現れたのでしょうか?
叫ばれた悪魔も助けたを求めた悪魔も殺してしまう
助けを求められて現れたチェンソーマンは、叫ばれた悪魔をチェーンソーで殺し、助けを求めた悪魔もバラバラに殺してしまいます。
マキマが助けを求めたときも、岸辺の部下が呼んだ地獄の悪魔を殺し、その後助けを求めたマキマにも攻撃しました。
ふたたび個人的な疑問ですが、コベニが助けを求めた時、チェンソーマンはパワハラ上司は殺しましたが、助けを求めたコベニは殺しませんでした。
なぜなのでしょう?
コベニのシーンは作者のシャレだったりして!?
食べた悪魔はその名前の存在がこの世から消えてしまう
チェンソーマン、かっこいい! pic.twitter.com/J8eybwPSMo
— kirara (@kawajihotspa) January 12, 2021
チェンソーマンが食べた悪魔はその名前の存在がこの世から消えてしまう、とマキマは岸辺に説明しています(84話)。
- ナチス
- 第二次世界大戦
- アーノロン症候群
- 祖啞(そあ)
- 核兵器
- 第六感
などの名を持つ悪魔は、すでにチェンソーマンに食べられ、その名前や概念はこの世から消えたとのこと。
マキマはチェンソーマンを使い、「死」「戦争」「飢餓」などをこの世からなくしたいとも語っていました。
ポチタの過去に何があったか考察
「銃の悪魔とはチェンソーマンは随分とやばそうな奴をボス格に当てたなぁ…まぁ、とりあえずそのやべー奴がいるという情報込みでチェンソーマンのおさらいしてみるか」
とか思って1話見てたんすけど、ポチタが初めてデンジに会った時に負っていた傷ってこれ「銃傷」では…? pic.twitter.com/rtVolbtal7
— カスミツキ2 (@kasumitukisono2) March 3, 2019
第1部「公安編」でポチタの情報は少なく、過去に何があったかについてもはっきりわかりません。
今回はその少ない情報からポチタの過去に何があったかを考察します。
チェーンソーの音を聞いた特異課の悪魔たち
第53話で、天使の悪魔が早川アキに重要なことを語っています。
天使の悪魔によると、悪魔は本当の意味で死ぬことはなく、人がその名前に恐怖する限り別の個体になって地獄で蘇るとのこと。
そして地獄で死んだ悪魔は、地獄にいたころの記憶をなくして現世にやってきます。
ここからが重要なのですが、悪魔が地獄で死ぬ寸前、全員が同じ音を聞いたことを覚えているとのこと。
その音とはチェンソーの悪魔がエンジンを吹かす音と同じだそうです。
ということはポチタは過去に地獄にいたのではないでしょうか。
個人的にはチェンソーマンの姿でポチタは地獄にいたと考えています。
ポチタはチェンソーマンが弱体化した姿
第87話で、マキマはチェンソーマンに以下のように話しています。
覚えていますか?
彼らの中にいる武器の悪魔たちと4人の騎士が貴方と戦い、その最中貴方は私たちの前から消えてしまった
探しても見つからなかったのは当然でした
貴方は瀕死の変わり果てた姿で生きていたのだから
でも今・・・やっと私達は再会できました
引用元:「チェンソーマン」87話
戦いの最中、チェンソーマンが姿を消した理由はわかりません。
銃の悪魔と戦っていたと考察する方もいます。
ただ「瀕死の変わり果てた姿」とマキマが言うのは、マンガ1話でデンジの前に姿を表したポチタのことを言っていると思われます。
つまりポチタ=チェンソーマンは過去にマキマたちと戦い、姿を消した後、弱体化した状態(瀕死の状態)でデンジの前に現れたと考えられます。
ポチタとデンジの関係や契約の内容
[第1話]チェンソーマン – 藤本タツキ | 少年ジャンプ+ https://t.co/4PHDvKcdDR
フォロワ〜!!!!!!!!!!!!わたしを信じなくていいから1話だけでもいいから見て欲しいしできたら最新刊まで読んでポチタを想って一緒に泣いてくれ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!— PUIPUIアメカー (@amchocom) January 5, 2021
出会い
第1話、まだ少年だったデンジの前にポチタは現れます。
瀕死の状態だったポチタはデンジに助けられ、その後はいっしょにデビルハンターの仕事をすることになります。
契約
チェンソーマン 改めて読み直してたけど、同僚が死んだら俺は泣けるのかと悩んでたデンジ君が、実は1話のポチタの献身でしっかり泣いてたのはエモーショナルポイント高いと思います
4.5億部ぐらい売れて何らかのノーベル賞受賞してほしい作品 pic.twitter.com/nre0tYELuX— 蠱惑饅頭:「蠱惑の壺」管理人 (@watamotetrans) January 12, 2020
ある日デンジは、仕事をもらっていたヤクザにだまされ、ゾンビの悪魔に殺されかけます。
ここでポチタはデンジと自分の心臓をあげる代わりに、デンジの夢を見させてくれ、という契約を締結。
契約によりデンジは蘇生し、チェンソーの悪魔に変身できるように。
ポタチはデンジの夢を見たいから、契約を結んだのかもしれませんね。
偶然かそれとも選んだのか?
ここで気になるのは、重傷を負ったポチタは偶然デンジの前に姿を現したのか?
それともデンジを選んでやってのたのか?ということ。
もしポチタがデンジを選んだのであれば、デンジの正体が気になります。
デンジは何か特別なものを持っていると考えられますから。
「公安編」にその答えはありません。
新シリーズで明らかになると思われます。
デンジが見る夢の扉の向こうを考察
#チェンソーマン
上空に敷き詰められてるのはデンジの夢に出てきたあの扉ですね。となると以前天使くんが言ってたポチタは地獄の番人って話が信ぴょう性を帯びてきたな…。この沢山の扉の向こうには悪魔が眠ってるんでしょうか。だとすると次回もしかして扉が開かれて悪魔たちが解き放たれる…?#wj17 pic.twitter.com/bOMopHlh38— コウ (@s_g_hrak) March 23, 2020
デンジが見る夢
ポチタから心臓をもらってから、デンジは何度も同じ夢を見ます。
がっちり戸締まりされた扉の向こうから「絶対に開けちゃダメだ」というポチタの声が聞こえるという夢です。
扉を開けることはできず、デンジは目を覚ましますが、眠りから覚めると夢の内容を忘れてしまいます。
デンジが何度も見る夢の意味について、さまざまな考察がされてきました。
- 扉の向こうには「チェンソーの悪魔」の本体があり、デンジの夢を通じて「チェンソーの悪魔」が封印を解こうとしている
- 扉を開けたらデンジが覚醒する
- 扉を開けたらデンジの精神状態が変化する
- 扉の向こうは地獄につながっている
などです。
しかし82話でマキマがデンジに話したことの中に、夢の扉についての答えがありました。
マキマが語った事実
目はこちらを悪魔が見ているもの、という表現がされている。ポチタがデンジの中で押さえつけられている、と思っていたけど、ドアは地獄につながる門であり、開くと大量の悪魔が出てくるのかもしれない。チェンソーは悪魔を地獄で殺していたが、ドアを守っていた?まだ良くわからない。#チェンソーマン pic.twitter.com/MK7FhEqf5s
— sesamee (@Sesamee47) January 5, 2020
マキマによるとデンジの父親は自殺したのではなく、デンジによって殺されたとのこと。
酔った父親に殺されそうになったので、デンジは仕方なく父親を殺した、とマキマは説明しています。
そしてデンジは自分が父親を殺した事実を扉の奥に封印します。
マキマの説明が正しいとすると、ポチタはデンジを守るために扉の向こうから「開けちゃダメ」と言っていたと考えられます。
ただしマキマが事実を話しているとは限りません。
マキマはデンジとポチタの契約を無効にし、チェンソーマンを支配したいと考えていましたから。
マキマはデンジに立ち直れないほどの絶望感を感じさせ、契約を破棄させるために、デンジに事実と異なる話をした可能性もあります。
まとめ
ジャンプの応募者全員サービス、チェンソーマンのデンジ&ポチタのフィギュア。思ってたよりポチタ大きい。かわいい。 pic.twitter.com/ALkKWhOULz
— カポ (@capo_kiiro) December 29, 2020
「チェンソーマン」のポチタについて解説しました。
- ポチタの正体はチェンソーマンだと考えられる
- 助けを呼ぶとやってくるチェンソーマンは悪魔を食べ、その名前をこの世から消す力がある
- ポチタは過去に地獄にいた、またマキマたちと戦っていたと考えられる
- ポチタはデンジと契約を結び、デンジの命を助けた
- デンジが見る扉の夢は、デンジがかつて父親を殺した事実を封印していたことを意味しているが、事実は不明
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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