スタジオジブリが製作し、2001年に公開されたアニメ映画「千と千尋の神隠し」。
日本の昔話を思い出させるような、独特の世界観が特徴的な作品です。
今回の記事では、「千と千尋の神隠し」の主人公・荻野千尋の両親について解説します。
両親がクズで非常識だと言われてしまう理由や、両親が豚になってしまった理由について考察していきますね。
ぜひ最後までお付き合いください。
目次
「千と千尋の神隠し」両親がクズで非常識と言われる5つの理由
#ホーム・アローン
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クリスマスはこれからだっ😊🎄次回は1月5日(金)
🐉辰年のスタートは🐉
『#千と千尋の神隠し』宮﨑駿監督の大傑作✨
不思議な町に迷い込んでしまった
千尋の冒険ファンタジー😄来年はみんなで
”初ジブリ”しませんか? pic.twitter.com/Wf3oTnSe59— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) December 22, 2023
最初に荻野千尋の両親がクズ、非常識を言われる理由を考察します。
迷った道を猛スピードで疾走
物語の冒頭で、千尋と両親が乗った車は道に迷い、どことも知れない山道を走ることになってしまいます。
その道は狭い山道で、普通に走っていても危険を感じるような道で、舗装もさrておらず、車はひっくり返りそうでした。
なのに運転している千尋の父親は、かなりのスピードで疾走しています。
道に迷っているのだから、当然先の道がどうなっているのかも知らないはず。
にもかかわらず、ただでさえ危険な山道を猛スピードで疾走しているのですから、危なっかしいにも程があります。
どう見ても、非常識ではた迷惑な行為でしかないですよね。
千尋がいやがるのにトンネルに入ってしまう
道に迷った先に見つけたトンネルに、不気味な気配を感じた千尋は、入っていくのを嫌がります。
すると父親は嫌がる千尋を無視。
トンネルの先にずんずん進んでいくのです。
千尋の意見など聞こうともしていません。
子供の意思を無視するなんて、サイテーの親だと言われても仕方ないですね。
千尋を車の中に置いていこうとする
さらに千尋の母親は、千尋に対して「車の中で待ってなさい」と言う塩対応。
この対応もおかしいですよね。
できるだけ好意的な見方をすれば、「危険がないか先に行って確かめてくる」という対応にも見えますが、言葉を言い放った時の母親の態度からは、とてもそんな風には見えません。
そもそも、普通の対応ならば、父親が一人で確かめに行って、母親は子供と一緒にいる、というのがまともな対応ではないでしょうか。
母親なのに千尋に冷たい
千尋の声を担当したのは柊瑠美さん🗣。実はその後のスタジオジブリ作品にも登場しています😊。「崖の上のポニョ」でポニョと宗介が出会う赤ちゃんを抱いた女性を演じたほか、「コクリコ坂から」で下宿に住む画学生の広小路も担当しました👓。 pic.twitter.com/cMqZVkwV8X
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 5, 2024
千尋の両親の中でも、特に千尋の母親は千尋への反応が冷たく感じます。
千尋が怯えて、母親にしがみつこうとすると、「歩くのの邪魔だからくっつかないで」と言い放つくらいですからね。
どう考えても母親失格。
千尋の家族の家庭環境に何らかの問題があるのでは、と推測されるのも仕方ないですよね。
店の食べ物を無断で食べてしまう
その後、たどり着いたお店の中に入った両親は、そこにあった食べ物を勝手に食べ始めてしまいます。
驚いた千尋が止めても、後でお金を払えばいい、財布もカードもあるんだからと、聞く耳をもちません。
まともな常識のある人間ならば、それでは済まない可能性を考えるのが当たり前のはず。
あまりにも身勝手な行動としか言いようがありません。
千尋の両親がクズ・非常識という声まとめ
何百と見てきた千と千尋の神隠し
毎回千尋の親は常識ないと思う— 鯛 (@tai__9942) January 7, 2022
今日は千と千尋の神隠しがあるけど、嫌いなのは千尋の両親。母親は千尋に冷たいし父親は非常識。見てて嫌悪感抱いたのは食事シーン。もう見苦しいっていうか醜いっていうか、こんな人間にはなりたくないって思ったよね
— 夢芽 (@20chocolate11) August 16, 2019
千と千尋めっちゃ好きなんだけど、観る度に千尋の親非常識だよなって思う
— 夕海 (@toyuct_829) August 16, 2019
いまさら新年に録画した千と千尋の神隠し観てるけどやっぱり両親クズやなぁ
おかんは終始千尋に冷たくて嫌いやしおとんは財布もカードもあるやないねん無断飲食すなアホって感じ
千尋はハクのいる湯屋のほうが幸せなんじゃない???— 理性コンロ (@etitititi_vohhh) March 9, 2022
家内と「#千と千尋の神隠し」のDVDを観た。ジブリは観直すたびに新しい発見があっておもしろい。
それにしても、千尋の両親のクズっぷりは……(-_-)#千と千尋 #ジブリ #クズ親 #毒親 #ダメ親
— ゲシュタルトン (@gestalton777) May 3, 2021
千と千尋、何度見ても両親がクズだなぁって思う…
— しおりん (@shio_buta) August 16, 2019
「千と千尋の神隠し」千尋の両親が豚になったのはなぜ?
以前、金ローで募集した「食べてみたいジブリの食べもの」企画でも多くの声が寄せられたのが、両親が勝手に食べてしまう「神さまのたべもの」🐖
特にお父さんが食べるコレは、制作時の資料によると、中に汁気たっぷりの具が詰まっているらしいのですが…食べてみたいですよね😊#千と千尋の神隠し pic.twitter.com/wmKyz9zkX8
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 5, 2024
無人の食堂の食事を無断で食べてしまった千尋の両親は、豚になってしまいます。
なぜなのでしょう?
神様のために用意された食べ物を食べたから
お店に用意されていた食べ物は神様への供物だと考えられます。
それに手を出してしまった以上、罰を受けるというのは、日本人の感性としては当然のことですよね。
千と千尋の神隠しの物語には、こういった日本人的な感性や、感覚が良く出てきます。
この場合の神様も、日本風の神様の事。
日本の神様ならば、悪事に対して罰を与える、と言うのは自然な流れだと思います。
両親の強欲さ・愚かさを豚の姿で表現したのでは
千尋の両親が豚の姿に変えられてしまったのは、2人の欲深さや愚かさの結果なのでしょうね。
一般的に、豚には強欲さの象徴という面があります。
欲望のままに食べ物をむさぼる、といった印象ですね。
また、身勝手で愚かな振舞いの数々を見ても、豚にされてしまったのはむしろ当然。
そんな両親を助けようとする千尋の姿は、健気で可愛く、当時に痛ましくもあります。
こんなひどい両親でも、千尋にとっては大事な両親なんですね。
ちなみに、実際の豚は着れ好きで、イメージとは結構違った生き物です。
ペットにすると可愛いですよ?
まとめ
今日千と千尋の神隠しみて2001年には気づきもしなかったことがわかった。
千尋のお父さんが乗ってる車がアウディの左ハンドルの四駆ってこと()
あとジブリには珍しくお母さんが冷たい。あと坊が可愛い。坊というか神木くんが可愛い🥺 pic.twitter.com/flc35RsKap— ふぶきさん (@fubuki2893) July 2, 2020
今回の記事では、千と千尋の神隠しの主人公・千尋の両親がクズで非常識だと言われてしまう理由や、両親が豚になってしまった理由について考察しました。
- 千尋の父親は、危険を顧みずに、車で山道を猛スピードで走る身勝手な人間
- 両親は嫌がる千尋の事を無視し、千尋を置いていこうとするクズである
- 母親は助けを求める千尋に冷たく当たる、母親失格の人間
- 千尋に両親が豚になってしまうのは、神様の供物に手を出した罰だと考えられる
千と千尋の神隠しは、どこか日本昔話のような、独特の雰囲気がある作品です。
もし、日本昔話に千尋の両親のような人物が搭乗したら、同じような結果になるでしょうね。
最後までお読みいただきいただきありがとうございました!