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聲の形/島田と広瀬が石田を見つけて助けたのはなぜ?仲直りするかについても

聲の形

『聲の形(こえのかたち)』は、いじめや孤立、そして赦しと和解をテーマにした感動的なアニメ映画。

聴覚障害を持つ少女・西宮硝子と、彼女をいじめていた少年・石田将也の関係を中心に展開します。

石田は、西宮をいじめていた事によって、孤立し、悩みの中で葛藤していく物語ー。

そんな彼を、かつて石田をいじめていたクラスメイトの島田と広瀬が助ける場面があります。

彼らの行動にはどのような意図があったのでしょうか?

また、この出来事を通じて、彼らは石田と仲直りすることができたのでしょうか?

この記事では、島田と広瀬が石田を見つけて助けた理由。

その後、彼らが仲直りするのかについて解説していきます。

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「聲の形」島田と広瀬が石田を見つけて助けたのはなぜ?

映画には島田と広瀬が石田を助けたシーンがない

映画には、島田と広瀬が石田を助けたシーンはありません。

実際に明らかになるのは、石田が退院後、植野が石田に「島田達が引っ張り上げて助けたんだよ」と伝えた事で判明。

しかし、島田と広瀬が助ける描写はなかったですが、西宮が見た夢の中で、石田が落ちて救急車が来ている時、ぼんやりとした島田と広瀬の描写が一瞬だけあったんです。

これは、はっきりとした映像ではないため、わからなかった方も多いかもしれませんね。

 

漫画版では、石田が落ちた後、救急車のサイレンが聞こえ、降りて行った西宮が島田と広瀬が警察の人と話ていて、足は裸足だったことで助けたんだと判明。

同じ場面で「石田には言うなよ」と言っていたことで助けた事を言って欲しくないのだとわかりますよね。

いじめていた手前、恥ずかしさ、今更何だよと思われる矛盾、周りからの目から助けたという事実は言いたくないのでしょう。

あとは、映画と同じ場所ではないですが、植野が石田に伝えていた事で明らかになりました。

石田は飛び降りた西宮を助けたが自分が落ちてしまう

石田は、飛び降りた西宮を助けたが、自分が落ちてしまいました。

花火大会の時、石田は、西宮が先に帰ってしまい「何でだろ」と思っていると、「カメラを家に取りに行ってきて」と結弦に頼まれ、西宮の家に行く事に。

家に着いたらすぐに、西宮が飛び降りようとするのが、見えて慌てて西宮のところに駆け出し腕を掴み引っ張りあげようとします。

渾身の力を振り絞って西宮を引き上げる事ができたのですが、その弾みで引き換えに石田が落ちてしまう事に・・・。

花火大会の日に島田らは石田の姿を見かける

花火大会の日に石田の姿を見かけた島田と広瀬。

映画ではこの真相の描写はないですが、漫画では広瀬が植野に送ったメッセージにて発覚します。

「石田落ちた笑」から始まるもので、石田が落ちた直後に送っていると思われますね。

下記で詳しくご説明致します。

興味本位についていったら石田がマンションから落ちてきた

島田と広瀬は興味本位で石田についていったら、石田がマンションから落ちてきました。

こちらも映画に描写はありませんが、漫画で、先程の広瀬が植野に送ったメッセージの中で判明。

「祭で西宮さん居たじゃん。あの後石田見つけて面白そうだから追いいかけたんだよ。そしたら川にバシャーンて音して何かと思ったら石田でマジびびった。はぁッあ島田呼んでるから行くわ。くわしいことは後で」と言う内容で、植野は心の声で「島田達が石田を助けた」と葛藤していた描写がありました。

島田と広瀬はなぜ石田を助けた?

ここからは考察になりますが、島田と広瀬がなぜ石田を助けたかと言うと、

咄嗟の判断で動いた

色んな解釈法がありますが、

  • 人が目の前で落ちて来て見知らぬふりをする人はあまりいないため
  • 人間の本能的な物で、一応嫌いだとしても昔仲良かった友達でもあるため
  • どこかでは石田の事をわかっていて認めている反面があるため

などの理由で咄嗟に体が動いて助けたのではないかと考えられます。

島田と広瀬は石田に何も返せてないため

島田と広瀬は、自分達も西宮をいじめていたくせに、すべてを石田だけのせいにし、自分達を正当化した張本人。

ずっと罪悪感はあるものの、ずっと謝れずにいる事にモヤモヤしているので、ここで助ける事で1つ償う事にしたのでしょう。

でも「今更、関係を修復するつもりはないし、だけどやった事は悪かったと思っている。謝りたいけど謝れない人間」を表現したかったのではないかと考察いたします。

 

「聲の形」石田と島田は最後に仲直りする?

仲直りしたという描写は作中にない

仲直りしたという描写は作中にありません。

植野が献身的に仲直りさせようと頑張りますが、なかなか上手くいきません。

なんなら、最後に石田と島田達が話した場面は、仲が悪いままですね。

特に石田側はもう関わりたくないような感じです。

そりゃ、いじめられた側は嫌に決まってますよね。

仲直りはしないと考察

個人的には、石田と島田らが仲直りはしないと考察。

上記でもお伝えした通り、いじめられた側はたまったもんではありません。

石田と西宮のように、石田が一生懸命反省し、行動で示したなら有り得る事もあるでしょうが、かなりレアケースですよね。

島田達が心底反省しなくて、いつまでもあの態度ならば仲直りは難しいでしょう。

ただし両者の間にわだかまりはないのでは?

両者の間にわだかまりがなくなったのではないかと思われるシーンはありましたね。

植野が「島田達が石田を助けた」と石田に教えるシーン。

石田の表情が変わり、それを知った辺りからあの×マークが徐々に取れて行きます。

完全にわだかまりはないのではないかと言ったら嘘でしょう・・・。

しかし、いじめていた事と助けた事でチャラになったという事。

完全に関係は修復するのは、難しいでしょうけど普通に話せるようになれれば良いですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『聲の形/島田と広瀬が石田を見つけて助けたのはなぜ?仲直りするかについても』でした。

「聲の形」島田と広瀬が石田を見つけて助けたのはなぜ?

  • 咄嗟の判断で動いた
  • 島田と広瀬は石田に何も返せてないため

・石田と島田は最後に仲直りするのか?

  • 仲直りしたという描写は作中にない
  • 仲直りはしないと考察
  • ただし両者の間にわだかまりはないのでは?

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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