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トトロ/お父さんの声優が下手で棒読み?糸井重里が起用された理由は?

となりのトトロ

「となりのトトロ」は、さつきとメイの姉妹が田舎に引っ越し、森の中で不思議な生き物・トトロと出会う心温まる物語です。

その中で、さつきとメイのお父さん役の声を担当したのが糸井重里さん。

一部の視聴者からは「演技が棒読みで下手」と感じられることがありました。

なぜプロの声優ではない糸井さんが起用されたのか?

実際のところ、下手と言われる理由は何なのか?というところがすごく気になります。

この記事では、さつきとメイのお父さんの声優が下手で棒読みなのか?

糸井重里さんが起用された理由は何なのかを詳しく解説していきます。

 

となりのトトロ/お父さんの声優が下手で棒読みでミスキャスト?

お父さんの声優が下手という声は多い

お父さんの声優が下手という声は多いです。

どういうところが、下手と感じるのか以下にまとめました。

感情表現が薄い

声優経験が少ないためか、セリフに感情の起伏が少なく、シーンごとの緊張感や感情が伝わりにくいと感じる視聴者がいます。

感情が高ぶる場面でも「淡々としている」といった声も。

棒読み

セリフが台本をそのまま読んでいるように感じられ、自然な会話の流れがないと感じる人がいます。

特に声優と比較して、演技の滑らかさや「リアリティが欠ける」と指摘されることも。

キャラクターに合っていない

草壁タツオのキャラクターは、知的で優しい父親という設定。

ですが糸井重里の声や演技が少し単調でキャラクターの深みが出ていないという意見もあります。

特に、父親らしい威厳や温かさがもっと強調されても良かったのではないか、という声がありますね。

お父さんの声優は糸井重里

お父さんの声優は糸井重里さん。

本業は、日本のコピーライター、エッセイスト、クリエイターであり、株式会社ほぼ日の代表取締役社長。

彼は多岐にわたる分野で活躍しており、特に独創的なコピーや文章で多くの人々に影響を与えてきました。

糸井さんは、日常の何気ないことに鋭い観察眼を持ち、ユーモアや温かさを大切にした言葉遣いが特徴。

クリエイティブな業界で多才な活躍を続けながら、ビジネスの面でも成功を収めており、日本の文化界において重要な人物の一人とされています。

糸井重里はマルチな才能があるが声優ではない

糸井重里さんは上記で記した通りに、マルチな才能がありますが、声優ではありません。

彼の声優としての演技に対して、「下手」という声がありますが、これは、糸井重里が声優としての専門的なキャリアを持っていないことが理由とされる場合が多いです。

当初はイッセー尾形が声優をつとめる予定だった

当初はイッセー尾形さんが声優をつとめる予定でした。

しかし、イッセーさんの事務所のスタッフが「もっと適役がいる」と糸井さんを紹介。

糸井さんが打ち合わせの際に子どもを連れてジブリを訪れた際、父親としての姿勢を宮崎駿監督が高く評価していたそうです。

 

セリフ棒読みの糸井重里が起用された理由は?

監督の意向で糸井氏が起用された

監督の意向で糸井さんが起用されました。

宮崎駿監督はプロの声優の大袈裟な芝居を好まないため、敢えて素人を選ぶことがあるよう。

また、プロの声優だけが作品に合った声を出せるわけではないと考えており、糸井さんの起用もその一環であったとされています。

糸井氏起用のポイントは声質?

糸井さん起用のポイントは、主に声質や彼の自然体な雰囲気が作品に合っていたからだと言われています。

宮崎駿監督は、プロの声優とは異なる素朴で温かみのある糸井さんの声が、優しくて落ち着いた父親像にふさわしいと感じたよう。

糸井さんのナチュラルな声が、草壁タツオという知的でありながらも親しみやすいキャラクターにぴったりであると判断されたことが、起用の決め手だったと考えられます。

あの聞いているのかいないのか、わからないような声はリアル感がありますよね。

筆者も初めて聞いた時は子供の頃でしたが、初めは違和感がありました。

しかし、何度もトトロを見て聞いていくうちに「逆にこの声ではダメなのでは?」と思うようになりましたね。

ジブリ作品には下手と言われる声優が少なからず存在

ジブリ作品には、下手と言われる声優が少なからず存在します。

特に専門の声優ではなく、芸能人などが下手だと言われがち。

以下に例を挙げてみました。

木村拓哉(『ハウルの動く城』ハウル役)

俳優の木村拓哉が声優を務めたハウルは、彼のスター性もあって話題になったからこそ、視聴者からは「感情表現が単調で不自然」と批判されることがありました。

特に、プロの声優の繊細な表現と比較されることが多かったです。

今田耕司(『猫の恩返し』ナトル役)

今田の演技に対しても「声に感情がこもっていない」との意見がありました。

 大泉洋(『思い出のマーニー』良子役)

一部で「声が浮いている」「演技が不自然」と感じる視聴者がいました。

神木隆之介(『千と千尋の神隠し』坊役)

当時子役だったため、一部の視聴者からは「演技が未熟」と批判されました。

菅原文太さん(『千と千尋の神隠し』釜爺役)

俳優として名高いけど、声優としての演技には、声が硬く、自然な会話の流れが感じられないなどの意見が。

岡村隆史(『ホーホケキョ となりの山田くん』タクシー運転手役)

岡村隆史の起用に対しても、一部で「不自然な演技」として評価が低いことがありましたが、監督の意図はあくまでキャラクターにユーモアを持たせることだったと言われています。

なぜ声優ではない人を起用するのか

それでは、なぜ、声優ではなく、俳優や著名人を起用するのでしょうか。

それは、ジブリ作品では、監督の宮崎駿をはじめとするクリエイターが、キャラクターの雰囲気や個性に合った自然体の声を重視するから。

プロの声優ではなく、俳優や著名人を起用することで、リアルな演技を引き出そうとする意図が背景にあります。

これはキャラクターの個性や作品の独特な空気感を際立たせるため。

下手であっても、もはやジブリ名物になって良い味が出て良いですよね。

こうして色んなこだわりや思いで宮崎駿監督が作りあげた作品は、これからもずっと後世に語り継がれていってほしいものです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『トトロ/お父さんの声優が下手で棒読み?糸井重里が起用された理由は?』でした。

となりのトトロ/お父さんの声優が下手で棒読みでミスキャスト?

  • お父さんの声優が下手という声は多い
  • お父さんの声優は糸井重里
  • 糸井重里はマルチな才能があるが声優ではない
  • 当初はイッセー尾形が声優をつとめる予定だった

セリフ棒読みの糸井重里が起用された理由は?

  • 監督の意向で糸井氏が起用された
  • 糸井氏起用のポイントは声質

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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