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塔の上のラプンツェル/ユージーンはなぜ髪を切った？髪の能力・特徴についても

塔の上のラプンツェル

「塔の上のラプンツェル」の終盤、塔のラプンツェルの部屋に行ったユージーンは、背後からゴーテルに刺されてしまいます。

ラプンツェルは瀕死の重傷を負ったユージーンを自分の髪で治療しようとしますが、ユージーンはラプンツェルの髪をバッサリと切り落とします。

この記事ではなぜユージーンはラプンツェルの髪を切ったのか、理由を解説します。

ラプンツェルの髪が持つ能力や特徴について考察します。

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「塔の上のラプンツェル」ユージーンはなぜラプンツェルの髪を切った？

ユージーンがラプンツェルの髪を切った理由

さっそく結論ですが、ユージーンがラプンツェルの髪を切ったのはラプンツェルをゴーテルから開放するためです。

ゴーテルはラプンツェルの髪に宿った魔法の力を利用するために幼いラプンツェルを誘拐し、18歳まで塔に監禁していました。

髪に魔法の力があるからこそラプンツェルはゴーテルにとって価値がある存在です。

でも髪の能力がなくなればラプンツェルはただの女の子に過ぎません。

ユージーンはラプンツェルの髪を切ると、その能力がなくなることを知っていました。

能力がなくなればゴーテルはラプンツェルを開放する、とユージーンは考えたのです。

そこでユージーンは最後にラプンツェルの髪をバッサリ切りました。

髪を切った行為は、ユージーンのラプンツェルへの愛情が感じられるシーンということができます。

ユージーンは死を覚悟してラプンツェルの髪を切った？

ユージーンは自分が死んで構わないからラプンツェルをゴーテルから開放したいと思い、ラプンツェルの髪を切ったと考えられます。

最後の場面でラプンツェルは「彼（ユージーン）を助けていいなら言うことを聞く。いつまでもあなたのそばにいる」とゴーテルに取引を持ちかけます。

ゴーテルはラプンツェルの提案を受け入れ、ラプンツェルがユージーンの傷の手当をすることを認めます。

ユージーンはラプンツェルの髪の治療を受けると思いきや、割れて鏡でラプンツェルの髪を切ります。

ユージーンはラプンツェルの髪を切れば、髪が茶色になり、傷や病気を癒す効果がなくなることをしっていました。

ですから髪を切ってしまうと、自分の命は助からなくなります。

それでもラプンツェルの身を案じたユージーンは、ラプンツェルの髪を切りました。

死を受け入れた上ので行動であることがわかりますね。

ラプンツェルの髪の能力や特徴を考察

ラプンツェルの髪には不思議な魔法の力が宿っています。

ここではラプンツェルの髪の持つ能力や特徴を解説します。

ラプンツェルの髪の能力

個人的にはラプンツェルの髪の能力は「時を戻す」ことだと考えています。

「時を戻す」ことがラプンツェルの髪の能力だと考える理由は、劇中歌「魔法の花」の歌詞にあります。

花はきらめく　魔法の花

時を戻せ　過去に戻せ

傷を癒せ　運命の川

さかのぼれ　蘇らせろ　過去の夢

参考までに英語の歌詞も載せておきます。

 Flower gleam and glow

Let your powers shine

Make the clock reverse

Bring back what once was mine

Heal what has been hurt

Change the fates design

Save what has been lost

Bring back what once was mine

What once was mine

「魔法の花」の歌詞の中には「時を戻せ」「過去に戻せ」「さかのぼれ」「蘇らせろ」「過去の夢」など、時間を戻すことに関する表現がたくさん出てきます。

ラプンツェルの髪はゴーテルを若返らたり、ユージーンの傷を癒やしたりしていましたが、時間を過去に巻き戻すことで効果を発揮していたと考えられます。

  • ゴーテルを若返らせた→ゴーテルの時を戻し、若い状態にした
  • ユージンの傷を治した→ユージーンの時を戻し、傷のない時の状態にした

コロナ王国の女王の病気が治ったのも、黄金に輝く魔法の花が時を戻し、病気をする前の女王に戻したと考えることができます。

ラプンツェルの髪の特徴

ゴーテルの髪には以下の特徴があると考えられます。

通常より約10倍の速さで髪が伸びる

ラプンツェルの髪の長さは約21m。

18年かけて21mまで伸びたのですが、1日あたりどのくらい伸びているか計算したところ、3.25mm伸びていたことがわかりました。

髪の毛が伸びる速さは人種や男女により異なりますが、平均すると1日0.3～0.4㎜。

ラプンツェルの髪は平均的な人の髪より10倍も速く髪が伸びていることになります。

一度髪を切ったら伸びてこない

ラプンツェルの髪は一度切ったら伸びません。

映画の中盤、ユージーンのケガを直した後、ラプンツェルは幼い頃ゴーテルに切られた一束の髪を見せ「いったん切ってしまうと髪は茶色くなって力を失う」と説明します。

つまりラプンツェルの髪は一度切ってしまうと伸びないことがわかります。

でもそれは映画「塔の上のラプンツェル」での話で、ラプンツェルのその後を描いた「ラプンツェル・ザ・シリーズ」では話が違ってきます。

「ラプンツェル・ザ・シリーズ」では、また髪が長く伸びたラプンツェルを見ることができます！

切った髪は茶色になる

切った髪は茶色になります。

生後間もないラプンツェルの髪をゴーテルが切った時も、切られた髪は瞬時に茶色になりました。

また切られた元の髪も茶色になりました。

魔法の力がなくなるため、金色から茶色のなるのだと考えられます。

ラプンツェルまたはゴーテルが髪に歌いかけると効果を発揮する

ラプンツェルの髪が魔法の効果を発揮するのは、ラプンツェルまたはゴーテルが髪に歌いかけたときだけです。

ただここで疑問が生じます。

ラプンツェルの母、つまりコロナ王国の女王の病気を治す際、金色に輝く魔法の花を煎じた（浸した？）水を飲ませましたが、このときはだれも歌を歌っていません。

太陽の雫から生まれた魔法の花の場合、歌いかけなくても効果を発揮するのかもしれません。

ラプンツェル自身に効果があるかはわからない

ラプンツェルが自分自身のケガや病気を治そうとして、魔法の髪を使った場合、効果があるかはわかりません。

そういった場面が劇中にはないからです。

もし自分自身に魔法の髪が使えたらいいですよね。

まさに不老不死の力が手に入ります。

長い髪を手入れする手間はかかりますが（笑。

まとめ

この記事では「塔の上のラプンツェル」で、ユージーンはなぜラプンツェルの髪を切ったのか、考察しました。

  • ユージーンはラプンツェルの髪の効果をなくして、ゴーテルから解放するためにラプンツェルの髪を切った
  • ユージーンは自分は死んでもいいという覚悟でラプンツェルの髪を切った

ラプンツェルの髪の能力は

  • ラプンツェルの髪には時間を戻してケガや病気を治す能力がある

ラプンツェルの髪の特徴は

  • 通常より約10倍の速さで髪が伸びる
  • 一度髪を切ったら伸びてこない
  • 切った髪は茶色になる
  • ラプンツェルまたはゴーテルが髪に歌いかけると効果を発揮する
  • ラプンツェル自身に効果があるかはわからない

最後までご覧いただきありがとうございました！

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