薔薇王の葬列ジェーンの正体とは?目的や最後に死亡するかについても

薔薇王の葬列

「薔薇王の葬列」に登場するジェーン。

王として即位したエドワード4世の新しい愛人です。

妖艶な魅力を持つジェーンは”魔女”を自称し、エドワードを堕落させていきます。

そんなジェーンとは一体何者なのでしょう?

そして目的は?

今回は以下の3点について解説します。

  • ジェーンの正体
  • ジェーンの目的
  • ジェーンは最後に死亡するのか?

なおこの記事はマンガ「薔薇王の葬列」78話(最終話)までの内容に基づいています。

 

「薔薇王の葬列」ジェーンの正体を解説

ジェーンの初登場シーン

ジェーンの作品初登場は単行本8巻32話。

前夫のエドワードを亡くした後、リチャードと再婚したアンの侍女として登場します。

このときのジェーンは、祝宴にやってきたベスの頭に花を飾ります。

初登場時には特に不審に感じなかったジェーンですが、このあと物語を大きく揺さぶる存在になります。

 

ジェーンの正体

ジェーンの正体をわかる範囲でご紹介します。

初登場時、ジェーンはアンの侍女でした。

そのため物語以前もヨーク家、あるいは宮廷に侍女として仕えていたものと考えられます。

またジェーンには商人である夫がいることがわかっています。

 

なまめかしく美しい容姿とグラマラスなボディ、そしてあっという間に男性を魅了してしまう話術の持ち主。

そんなジェーンは媚薬を使った交わりでエドワード国王の心と体をつかみ、新たな愛人になってしまいます。

ジェーンは魔女なのか?

登場間もない頃からジェーンは”魔女”を自称しています。

作中にジェーンが魔女である決定的な証拠はありません。

ですが「超自然的な能力で社会や人々に害を及ぼす女性」が魔女であるとすると、ジェーンは魔女の条件を満たしています。

  • 媚薬を用いて性交をして、男性を魅了する
  • 参加者に媚薬を入れたワインを飲ませて、みだらな饗宴を行う
  • 森に多くの女性を集め、薬を飲ませて感覚を乱し、主に男性についての相談に乗る

ジェーンは男性だけでなく、女性も惹きつける話術を持ちます。

さらに人の感覚を狂わせたり、人を死に至らしめる薬を調合する知識も豊富。

人間ではありますが、ジェーンは魔女と言ってもいいのではないでしょうか。

ジェーンは人を呪い殺す能力を持つ?

8巻43話、女性がジェーンに「(夫が)早死する呪文はない?」と尋ねるシーンがあります。

するとジェーンは「”殺す”呪いを教えてもいいけど、呪いには代償が必要」と返答。

さらに「死の代償とは死よ」と続けます。

ジェーンの言葉が正しいとすると、ジェーンは人を呪い殺す能力を持っていることになります。

 

ですがジェーンは呪いの能力は持っていない、と個人的には考えています。

薬を使い、人を死に至らしめることはできると思われますが、呪術や呪文などで人を殺すことはできないと思われます。

人の体を診ることができる

14巻64話、体調を崩したリチャードはジェーンに体を診てもらうことに。

バッキンガムが国王専属の医師としてジェーンと契約していたのです。

実は、ジェーンが医師であることを示唆するセリフが12巻52話にあります。

ここでバッキンガムはジェーンに「お前が今後、医師として協力するなら・・・」と話しています。

ということは、ジェーンは医師である可能性があります。

 

リチャードの体を診たジェーンは、「経過をみないとわからない」と前置きしつつも、リチャードの妊娠の可能性を示唆。

そして「お薬が必要ならお申し付けください」と言い、退室します。

 

リチャードが本当に妊娠しているかどうか、16巻までではわかっていません。

ジェーンがリチャードの心を惑わせるために、妊娠をほのめかしただけかもしれません。

イザベルが飲んだ毒薬を用意したのはジェーン

ジョージの妻・イザベルは、侍女が渡した毒薬を飲み、死亡します。

イザベルが飲んだ薬は、侍女がジェーンからもらったものです。

 

イザベルはエドワード4世を呪い殺そうとしていました。

エドワード4世が死ねば、弟のジョージが王位に就き、自分は王女になれるから。

ただし「死には代償として死が必要」と侍女から聞かされます。

イザベルは呪いの代償として侍女に渡された毒薬を飲み、死亡したのです。

ということは、間接的にではありますが、ジェーンがイザベルの死に関わっていることになりますね。

エリザベス王妃とは親友

11巻48話に「彼、だいぶ貴女に心酔してる。女の好みも親友と同じね」というジェーンのセリフがあります。

ここでの””彼”とはエドワード4世、””貴女”とはエリザベス王妃のこと。

ということは、ジェーンとエリザベス王妃は親友ということになりますね。

ただしいつ頃からの付き合いがあるかなど、詳しい関係についてはわかっていません。

原作のジェーン・ショアがジェーンのモデル

「薔薇王の葬列」は、ウィリアム・シェークスピアの史劇「ヘンリー6世」「リチャード3世」を原案として描かれています。

シェークスピアの史劇には、エドワード王の愛人としてジェーン・ショアという女性が登場します。

このジェーン・ショア夫人が「薔薇王の葬列」のジェーンのモデルです。

ただしジョア夫人は劇中のセリフにしか登場しないのだとか?

「薔薇王の葬列」でのジェーンは、原作のジェーンよりかなり大きな存在として描かれているわけですね。

「薔薇王の葬列」ジェーンの目的を考察

ジェーンの目的

エドワード4世に近づき、愛人になったり、宮廷で参加者に媚薬入りのワインを飲ませ、みだらな宴会を催したり。

森に女性たちを集め、相談に乗ったり。

また侍女を通じてイザベルに毒薬を飲ませ、毒殺したり。

魔女のような振る舞いをするジェーンですが、その目的は不明。

夫の復讐のためにエドワード王に近づき、結婚し、王子を産んで王位に就けようとするエリザベスとは対照的です。

あくまで自分が楽しむため?

個人的には、ジェーンは自分が楽しむために魔女のように振る舞っていると考えています。

ジェーン自身も作中で「狙いなんてない。人生を楽しみたいだけなの」と語っていますしね。

媚薬を使い情事を重ねるのも、女性たちを集めて男についての相談に乗るのも、ジェーンはすべて楽しみでやっているのだと思われます。

ジェーンは享楽主義者なのでしょうね。

ジェーンは最後に死亡するのか

結論を書くと、ジェーンは死亡しません。

ですがヘイスティングスらと共謀してリチャード暗殺を謀った罪(大逆罪)で、ジェーンは捕まります(12巻51話)。

しかし死刑になる直前にリチャードに呼ばれ、ヨークに行くことに。

リチャードは大切な頼み事をするために、ジェーンを連れ戻したのです。

こうしてジェーンは死罪を免れます。

よって、結末まで死亡しないことになります。

まとめ

「薔薇王の葬列」のジェーンの正体や目的について解説しました。

  • アンの侍女として初登場したジェーンは、後にエドワード王の愛人になる
  • ジェーンには夫がいる
  • 魔女ではないと考えられるが、社会や人々に混乱をもたらす女性である
  • ジェーンの目的は明確ではないが、享楽のために魔女のように振る舞っていると思われる
  • ジェーンは死亡しない

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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