薔薇王の葬列リチャードが王になるのはいつ?戴冠式直前の反乱についても

薔薇王の葬列

「薔薇王の葬列」の主人公・リチャード。

少女マンガの主人公とは思えないほどのダークヒーローぶりを発揮するキャラクターです。

父親からの深い愛を受けたこと、そして母親から「悪魔」とののられ虐げられたことで、リチャードの暗くて歪な性格ができあがっていくんですね。

キングメーカーであるバッキンガムの存在もリチャードの行動に大きな影響を与えます。

そんなリチャードが王になるのはいつなのでしょうか?

今回は以下の点について解説していきます。

  • リチャードが王になるのはいつ?
  • リチャードが王になるまでの経緯
  • リチャードの戴冠式直前に起きた反乱とは?

 

「薔薇王の葬列」リチャードが王になるのはいつ?

リチャードが王になるのは何巻何話?

さっそく結論ですが、リチャードが王になるのは単行本13巻56話。

リチャードは”キングメーカー”であるバッキンガムとともに、エリザベス、ヘイスティングスら政敵を次々と追い落としていきます。

さらにリチャードは、エリザベスが兄・エドワード4世の正式な妻ではないことを人々の前で示し、エリザベスの第一王子を王座から引きずり落とします。

この後、リチャードは民衆から拒絶されてしまいますが、演説をして民衆の心をつかむと王として認められます(13巻56話)。

ただし戴冠式を前にして大きな事件が起きてしまうんですね。

リチャードが王になるまでの経緯を解説

ヘンリー6世がヨーク公リチャードに王位を譲渡(1巻4話)

本編開始当初、イングランド王の座についていたのはランカスター派のヘンリー6世。

しかしヨーク派の軍が首都を占拠。

戦いを好まないヘンリー6世は王位をヨーク公リチャードに明け渡すことに同意。

こうしてヨーク公リチャードが王位に就きます。

ヨーク公リチャードが殺される

これに対してランカスター派のマーガレットが北部で挙兵。

ヨーク公リチャードも軍を率い、マーガレットとの直接対決に挑みます。

しかしヨーク公リチャードはランカスター派に捕らえられ、最後はマーガレットに首を切り落とされ死亡(2巻5話)。

ヨーク公リチャードの首はヨークの市門にさらされます。

戦いに勝利したエドワードが王位に

ヨーク公リチャードを殺されたヨーク家でしたが、各地で兵を集め、ランカスター派に首都入りを阻止。

またリチャードの超人的な活躍もあり、ランカスター家との戦いに勝利。

長男のエドワードがエドワード4世として王座に就きます(2巻8話)。

ヨーク公エドワードとウォリックが対立

ヨーク派の体制を盤石にするために、ウォリックはフランス王の義妹・ボーネ姫をエドワード4世に嫁がせようとしますが、エドワード4世はエリザベスと結婚することを突然発表(3巻12話)。

ランカスター派の貴族だった夫をヨーク派に殺されたエリザベスは、ヨーク派に復讐するためにエドワードに近づき、王子を産んで王位に就けようと企んでいたのです。

これによりウォレックはエドワード4世と対立。

ウォレックはランカスター家に近づきヨーク家と戦いますが、敗北。

この戦いでヘンリー6世がヨーク派に捕らえられます。

リチャードがヘンリー6世を殺害?

ヘンリーと愛し合っていたリチャードでしたが、錯乱状態となったヘンリーから「悪魔!」と言われたことで怒り、短剣でヘンリーの胸を刺してしまいます(7巻30話)。

ただしヘンリーが死んだかどうかは15巻終了時点で不明。

8巻35話以降、ジェイムス・ティレルというヘンリーのそっくりの殺し屋が登場するからです。

エドワード4世が死亡するとエリザベスとリチャードの争いに

エドワード4世が死亡(10巻41話)すると、第一王子が王座に就きます。

王妃エリザベスは亡夫を殺したリチャードを捕縛し、処刑するつもりでしたが、反対に謀反の疑いをかけられ、側近たちを逮捕されてしまいます。

その後もエリザベスがヘイスティングを手を組んだり、リチャードがイーリー司教を味方につけたりなど、エリザベス陣営とリチャード陣営との勢力争いは激しくなっていきます。

民衆を味方につけたリチャードが王に

しかしエドワード王の礼拝式を中止させたり、エリザベスに協力するヘイスティングスを処刑したり。

さらにエリザベスはエドワード4世の正式な妻ではないことを主張するなどして、リチャードは次第に自分に有利な状況を作ります。

最初は民衆から「悪魔!」と罵られ拒絶されたリチャードでしたが、見事な演説をして人民の心をつかみ、王として認められるのでした(13巻56話)。

リチャードの戴冠式直前に起こった反乱とは

ここではリチャードの戴冠式直前に起こった反乱を解説します。

妊娠の可能性

14巻64話、リチャードの体を診たジェーンは妊娠の可能性を示唆。

もしリチャードの妊娠が事実なら、相手はバッキンガムの可能性が高いと考えられます。

しかし悪魔の体(良性具有)であるうえ、禁断の関係で子を宿していることが世間に知られたら、リチャードは体を見世物のように晒され、処刑されるころは確実。

それでも戴冠式に臨むというリチャードに対して、バッキンガムは「王にならず、出産しろ」と迫ります。

バッキンガムが起こした反乱

リチャードはバッキンガムの要求を断り、戴冠式に出席するためにヨークに向けて出発。

するとバッキンガムはイーリー司教と手を組み、リチャードを王座から引きずり落とすために、ロンドンに軍を送る、と手紙でリチャードに知らせます(15巻68話)。

さらにバッキンガムはランカスター王統のリッチモンド伯を新たな王として担ぎ上げます(15巻69話)。

そしてついにはリチャードとバッキンガム、双方が挙兵することに。

バッキンガムはリチャードとの愛を全うするために王位を捨てることを迫ったのに、リチャードが王位を取ったので、リチャードを裏切ることにしたものと考えられます。

リッチモンド伯とは誰?

ところでリッチモンド伯とは誰なのでしょう?

作品に唐突に現れるので、「この人、誰?」となる方は多いはず。

私もそんな一人でした。

薔薇戦争について調べたところ、リッチモンド伯とはリッチモンド伯ヘンリー・テューダーのことで、ボズワースの戦いでリチャード3世に勝利する人物です。

そして1485年10月、リッチモンド伯爵はヘンリー7世としてイングランド王に即位。

ここにテューダー王朝の誕生します。

 

その後1486年1月、ヘンリー7世はヨーク家の王だったエドワード4世の長女エリザベスと結婚し、30年間続いた薔薇戦争はようやく終結します。

なお、ヨーク家の白いバラとランカスター家の赤いバラを組み合わせたバラが、テューダー家の新しい紋章になったそうです。

バッキンガムは処刑される

ディーンの森で再びであったリチャードとバッキンガム(16巻70話)。

ここでバッキンガムはリチャードに、名を捨てて、自分と一緒に国外に逃げるよう言います。

するとリチャードは「いっしょに行くことはできない」「一人で逃げてくれ」とバッキンガムに伝えます。

これ以上リチャードと一緒にいられないことを悟ったバッキンガムは、自らの意志で国王軍に捕まり、謀反の疑いで処罰の対象に。

こうしてバッキンガムはリチャードの手により処刑されます。

リチャードは「地獄で先に待っていろ。必ずまた会える」という言葉をかけ、バッキンガムを処刑するのでした(16巻71話)。

 

まとめ

  • リチャードが王位に就くのは単行本13巻56話
  • エドワード4世の死後、エリザベスら政敵を追い落とし、民衆を味方につけ、リチャードは王になる
  • しかし戴冠式の直前、リチャードはバッキンガムとの愛より王位を取ったため、バッキンガムはリチャードに対して反乱を起こした
  • リチャードと一緒に逃げることができないと悟ったバッキンガムは、自らの意志で国王軍に捕まり、謀反の罪で処刑される

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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