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薔薇王の葬列の死亡キャラクターまとめ!死因を含めて時系列でご紹介

薔薇王の葬列

菅野文さんによるマンガ「薔薇王の葬列(ばらおうのそうれつ)」。

ウィリアム・シェイクスピアの史劇「ヘンリー六世」「リチャード三世」を原案にした作品です。

イギリスの薔薇戦争をテーマにしただけあり、作品中には死亡者が数多く出ます。

今回は「薔薇王の葬列」で死亡するキャラクターを時系列でご紹介します。

なおこの記事はマンガ78話(最終話)までの内容をもとにしています。

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「薔薇王の葬列」死亡キャラクターまとめ!死因を含めて時系列でご紹介

ヨーク公リチャード(2巻5話)

  • 死因:ランカスター家のマーガレットに首を斬られ死亡

ヨーク公リチャードは主人公・リチャードの父親。

母親がリチャードを「悪魔!」と罵り憎むのに対して、ヨーク公はリチャードに深く愛情を注ぎます。

正義感が強い人物ですが、ヨーク公なりの正義感がランカスター家に対する反乱につながっているといってもいいでしょう。

作中では兵を挙げて北へ進軍し、ランカスター家のマーガレットと直接対決。

しかし敵の矢を浴びて身動きが取れなくなったところを捕縛され、最後はマーガレットに首を斬り落とされることに。

そして首はヨーク市中にされされてしまいます。

ウォリック伯(6巻24話)

  • 死因:戦場でバッキンガムに背後から刺され死亡

ウォリックはヨーク公リチャードの参謀的存在。

ヨーク公リチャードがランカスター家に殺され、長男のエドワードの代になると、ウォリックはエドワードが王になるために奔走。

フランスの後ろ盾を得るために、ウォリックはフランス王の義妹・ボーネ姫をエドワードの妻にしようと動きます。

しかしエドワードが極秘にエリザベスと結婚したため、ウォリックはエドワードから離反。

そしてランカスター家に近づき、エドワードを倒そうとしますが、戦場で背後からバッキンガムに刺され死亡します。

 

エドワード王子(7巻27話)

  • 死因:戦場で刺され死亡

エドワードはランカスター家のヘンリー6世の息子。

内向的な父親とは違い、自己中心的で傲慢な性格の持ち主。

父親と同じく、リチャードに惹かれていくキャラクターでもあります。

そんなエドワード王太子はネヴィル家のアン・ネヴィルと政略結婚(5巻18話)。

2人の間に愛情はありませんでしたが、アンはランカスターの血を守るために、ヨーク家との戦いでエドワードの影武者を演じます。

しかしエドワードは戦場でヨーク家のジョージ、エドワードに刺され死亡。

その後、アンは男子を出産。

次に結婚したリチャードと一緒に育てていくことになります。

イザベル・ネヴィル(9巻36話)

  • 死因:毒薬を飲み死亡

イザベル・ネヴィルはウォリック伯の次女。

やや控えめな姉のアンに対し、イザベルは派手で活発で、自分の意見をはっきりというタイプ。

そんなイザベルはヨーク家の次男・ジョージと結婚。

しかし国王になった兄エドワードにより、ジョージは大きく権力を削がれてしまいます。

これに対してジョージを国王にしたいイザベルは、侍女を使いエドワードに呪いをかけます。

ただし呪いには代償が必要で、イザベルはジェーンが用意した毒薬を飲むことに。

やがてイザベルは毒の効果により、命を失います。

ジョージ(9巻38話)

  • 死因:ジェイムス・ティレルに暗殺される

もともと平凡で、優秀なところがほとんどなかったヨーク家の次男・ジョージ。

妻のイザベルの死後、ますます酒に溺れるようになってしまいます。

そして自分が王になりたいがために、兄のエドワードに呪いをかけているところを見つかり捕縛され、死刑を宣告されてしまいます。

エドワードにより死刑は取り消されますが、最後はジェイムス・ティレルにより自殺に見せかけられて殺されます。

ヨーク公エドワード(10巻42話)

  • 死因:体調不良により急死

ヘンリー6世に変わり、王座についたヨーク家のエドワード。

優秀で人を引きつける魅力がありますが、女性が好きすぎるところが玉に瑕。

愛人であるジェーンにそそのかされて、乱交パーティーのようなものまでやる始末。

そんなエドワード4世は不摂生と荒淫がたたり、体調を崩すようになります。

戦にも出られなくなり、最期はウェストミンスターで急死。

史実では肺炎で亡くなったという説が濃厚だとか。

ヘイスティングス(12巻51話)

  • 死因:処刑

エドワード4世の死後、イングランドではウッドヴィル家とリチャード陣営による後継争いが激化。

その過程でウッドヴィルのエリザベスはヘイスティングスに近づきます。

やがてヘイスティングスはリチャードと対立するように。

リチャードは王命で王の礼拝式を中止させるなど、ウッドヴィル家を追い落とそうとします。

エリザベスに味方するヘイスティングスも対抗しますが、反対に謀反の疑いをかけられてしまいます。

そしてヘイスティングスはケイツビーに切られ、さらにリチャードに首を落とされて最期を迎えます。

バッキンガム(16巻71話)

  • 死因:処刑

戴冠式を前にしたリチャードに対して、バッキンガムは「王にならず、出産しろ」と迫ります。

しかしリチャードはバッキンガムの要求を断り、戴冠式に出席するためにロンドンへ。

するとバッキンガムはイーリー司教と手を組み、リチャードを王座から引きずり落とすために、ロンドンに軍を送る、と手紙でリチャードに知らせます(15巻68話)。

さらにバッキンガムはランカスター王統のリッチモンド伯を新な王として担ぎ上げます(15巻69話)。

さらにはリチャードとバッキンガム、両陣営が挙兵することに。

森の中でリチャードと対峙したバッキンガムは、あえて敵の陣営に囚えられます。

「このままでは俺はリチャードを殺す」と考えたバッキンガムは、処刑されることでリチャードの行く手を阻む荊棘(いばら)を取り除こうとしたのです。

こうしてバッキンガムは処刑され、死亡します(16巻71話)。

アン(16巻74話)

  • 死因:結核

アンは若い頃、結核と診断されていました。

その病が再発したアンは体調を崩します。

死を覚悟したアンは、リチャードに息子のエドワードを廃嫡(はいちゃく)するよう依頼。

リチャードはアンの望みを受け入れ、エドワードを死んだことにして王家から切り離し、身の安全を確保。

 

その後、16巻74話に葬儀のシーンが描かれていますが、アンの葬儀なのか、エドワードの偽りの葬儀なのか、この時点では不明でした。

ですが75話でアンが死亡していることが判明。

こうしてリチャードは妻と息子という大切な存在を失うことになります。

リチャード(17巻78話に掲載予定)

  • 死因:おそらく戦死

バッキンガムに続いて息子のエドワード、アンを失ったリチャード。

それでもリッチモンドとの戦いに向けて兵を率いて戦場に向かいます。

しかし味方から裏切りが出て、苦しい展開に。

リチャードは自らリッチモンドの首を狙いに行きますが、馬を攻撃され落馬。

そして敵に襲われてしまいます。

 

その後、リチャードがはっきり死んだことを示す描写はマンガ78話にありません。

ですが、個人的にはリチャードは死亡したと捉えています。

史実でもリチャードはボズワースの戦いで味方の裏切りに遭い、戦死したことになっていますからね。

最後に絵に描かれたリチャードの穏やかな表情が印象的でした。

「薔薇王の葬列」生死が不明なキャラクター

ここでは15巻終了時点で生死が不明なキャラクターをご紹介します。

ヘンリー6世

  • 死因:リチャードに刺され死亡?

ヘンリー6世は本編開始時にイングランド王だった人物。

争いを好まず、平和を愛する敬虔(けいけん)なクリスチャンですが、優柔不断で現実逃避をするクセがあるので、王にふさわしいとは言い難いキャラクターです。

王妃のマーガレットからも王失格とみなされるほど。

そんなヘンリーは森の中で偶然出会ったリチャードと恋に落ちます。

やがてヘンリーはヨーク派に捕らえられます。

そして錯乱状態になった末、リチャードに胸を短剣で刺されてしまいます(7巻30話)。

しかしその後、ヘンリーの生き写しとも言えるジェイムス・ティレルという人殺しが登場(8巻35話)。

ヘンリーは死んでおらず、ティレルとして生きている可能性が高いと考えられますが、ここでは生死不明のキャラクターとしてご紹介します。

 

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まとめ

「薔薇王の葬列」16巻までで死亡する主要なキャラクターは

  • ヨーク公リチャード
  • ウォリック伯
  • エドワード王子
  • イザベル・ネヴィル
  • ジョージ
  • ヨーク公エドワード
  • ヘイスティングス
  • バッキンガム
  • アン
  • リチャード

生死が不明なキャラクターとしてヘンリー6世をご紹介しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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