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ちいさな英雄はなぜ面白くないしつまらないのか?考察と口コミや感想についても

2019/09/17
 
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「ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-」について書いていきます。

スタジオポノックが制作した映画ですね。

「ちいさな英雄」の口コミを調べると「面白くない」「つまらない」など低評価の口コミがかなりあるのです。

私も見ましたが、違った監督が3本の短編を作ったこともあり、評価がむずかしい映画だと感じました。

なぜ「ちいさな英雄」には「つまらない」「面白くない」などの酷評が多いのか?口コミから考察します。

また私が見た感想も合わせてご紹介します。

 

「ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-」は面白くないしつまらない?口コミを調査

「ちいさな英雄」は3つの短編アニメで構成させています。

それぞれのアニメの低評価の口コミをご紹介します。

なお口コミは著作権の関係上、一部表現を変えてご紹介します。

カニーニとカニーノの低評価の口コミ

  • 最初の雰囲気はよかったのですが、擬人化されているカニがセリフをほとんどしゃべれない。違和感を感じ、製作者の意図をつかめないまま終わってしまったため、あまり感情移入ができませんでした。
  • 映像以外はすべてどこかで見たような内容で、新鮮味が感じられなかった
  • 俳優に声優をやらせただけのアニメ
  • いいところもなければ悪いところもない、何も残らないアニメだった

サムライエッグの低評価の口コミ

  • 急に終わってしまうのがもったいない
  • これからどうなるのか?という中途半端な印象しかない
  • 最初のシーンの説明が不足していると感じた
  • 小さい子どもに伝わる映画なのか、疑問に感じた

透明人間の低評価の口コミ

  • アイデアが浮かんだから作ってみたけど、やったらむずかしくて、あとはいい加減に仕上げた印象
  • 設定をうまく生かし切れていない
  • もう少し練られていたらよかったのに
  • 雰囲気はよかったけど、ストーリーはイマイチ

「ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-」はなぜ面白くないしつまらないのか?理由を考察

ここからはなぜ「ちいさな英雄」には低評価の口コミが多いのか?

個人的には理由は2つあると考えました。

短い尺の短編アニメゆえあっさりしすぎ

「ちいさな英雄」は1本が15分ほど。1本ごとにエンドロールがあるのでより短く感じます。

どんな展開になるのかな?どこで盛り上げてくれるのかな?と見ていると、あっという間に話が進んで

  • えっ、もう終わりなの?
  • もうちょっと見たかったのに?
  • これがオチなの?

と、あっけにとられたままエンドロールになったという印象があります。

そのため多くの方は物足りなさを抱えたまま映画館を後にしたのではと思うのです。

個人的にはオムニバス形式の映画は好きです。いろいろな内容の話が見られますから。

ただ「ちいさな英雄」はオムニバス形式のよさが十分生かせていないと感じました。

1本があまりにあっさりしすぎて「今のアニメ、なんだったんだろう?」「これで終わりなの?」という心理状態ですぐに次の作品を見せられるためです。

「もう少し尺が欲しい」「エッグと透明人間は長編で見たい」「どれもオチが消化不良」といった口コミが、観客の物足りなさを裏付けていると考えます。

近年は長編アニメに見ごたえを感じる観客が多くなっており、その人たちからするとあまりにあっさりした内容の「ちいさな英雄」には「つまらない」「面白くない」という口コミが多いのは当然なのかもしれません。

作品ごとに差があり過ぎ

「ちいさな英雄」は3作品ありますから監督も3人。テーマもそれぞれ違います。

それ自体は問題ないのですが、「ちいさな英雄」の場合、2つの点で作品ごとに差があり過ぎると感じました。

  • 映像
  • 対象年齢

です。

映像について

映像についてですが、3つの作品の映像のタッチがかなり異なります。

それまでの見慣れた映像が次のアニメの違う映像になると、見ている側は違和感を感じることがあります。

とくに「ちいさな英雄」は1本の時間が短いですから、次にのアニメにうつった時の観客の違和感は大きかったように思います。

対象年齢について

次に対象年齢ですが「カニーニとカニーノ」は未就学児~小学校低学年、「サムライエッグ」は小学校低学年~小学校高学年、「透明人間」は小学校高学年以上という印象を持ちました。

対象年齢が異なっているため、対象年齢以外の人には作品の面白さが伝わらなかったのではと考えます。

例えば最後の「透明人間」は未就学児や小学校低学年にはむずかしかったのではないでしょうか?

PCにも受け付けてもらいない、会社の同僚やコンビニ店員にも気がついてもらえない。でも視覚障害者や盲導犬、何の偏見も持たない赤ちゃんだけには気がついてもらえる透明人間は、いわばまったく存在感のない存在。

それを小さい子が理解するのはむずかしいはず。その内容やテーマをわかりやすく子どもに伝えられる大人も多いとは思えません。

食物アレルギーを扱った「サムライエッグ」も低学年にはむずかしかったかも。

反対に小学校高学年には「カニーニとカニーノ」は退屈と感じる子が多いのではないでしょうか。

以上の理由から「ちいさな英雄」につまらないとか面白くないという口コミがあるのではと感じました。

「ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-」の感想

「カニーニとカニーノ」の感想

これがイチバンつまらなかった・・・

CGを使った映像はすごくきれいでよかったです。

川の流れは実写のようにきれいでしたし、カニーニたちを襲ってくる魚(ヤマメ?)の映像には迫力があり、私は好きでした。

ただ見終った後、自分の中に残ったのはその映像だけ?

特に盛り上がった場面もなく、何となく終わった印象だけです。

カニの擬人化も中途半端でしたし、おそらくテーマとしてある「食物連鎖」についてももう少し掘り下げたほうがよかったのでは、と感じます。

毒にも薬にもならないアニメでした。

「サムライエッグ」の感想

クレヨンで手書きしたようなタッチの映像が印象的な「サムライエッグ」。

食物アレルギーという重めのテーマを扱ったことに拍手を送りたいです。

アレルギーに悩む親と子の苦労がひしひしと伝わってきました。

主人公はとても元気でスポーツが得意な男の子ですが、卵だけはまったくダメ。

アレルギーを発症したときの描写が、その怖さを一層リアルにしていました。

最後は主人公の前向きに生きようとする姿勢が見られたのはとてもよかったですね。

子どもが自分だけ違うんだ、と引け目を感じないようにお母さんが一生懸命に作ってくれた給食そっくりのお弁当を開けるシーンを含めて、主人公と同じ年代の子に見てもらいたいアニメだと感じました。

できれば長編で見たいアニメでした。

「透明人間」の感想

このアニメに登場する透明人間と今の自分を重ねてみていた方は多いのではないでしょうか?

だれにも気がついてもらえない、存在価値を認めてもらえない象徴としてこの透明人間が描かれています。

透明人間か透明人間じゃないかの違いだけで、存在価値を認めてもらえなんて誰にでも起こりえることです。

そう考えるとこのアニメは怖いと感じました。

透明人間はどう見ても大人ですが、社会での存在自体が小さいので「ちいさな英雄」として描かれているのでしょう。

でも視覚障害者や盲導犬、何も偏見も持たない赤ちゃんは透明人間の存在がわかるんですね。

興味深い設定だと感じました。

最後に主人公は交通事故に遭いそうになる赤ちゃんを助け、懸命に笑わそうとします。

そこで初めて自分の存在価値を認めるというエンディングはよかったです。

ちょっと暗めの映像も含めて、この作品がイチバンが好きです。

「透明人間」こそ長編で見たい作品だと感じました。

まとめ

「ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-」が面白くない、つまらないの口コミがあるのは

  • 短い尺の短編アニメのため、1つのアニメがあさっりしているため
  • 作品ごとに映像、対象年齢に差がありすぎるため

個人的には「サムライエッグ」と「透明人間」はもう少し尺を長くしたものをもう一度見たいと感じました。

次回のポノックの作品に期待したいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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