当ブログの記事にはプロモーションが含まれています

ゴーストライダー2の青い炎にはどんな意味がある?前作との矛盾点、感想も合わせて

映画

第1作目のヒットを受けて2012年に公開された「ゴーストライダー2」。

前作に続いてニコラス・ケイジが主人公ジョニー・ブレイズを演じています。1作目と同じく派手なCGとアクションで、エンターテイメント性あふれる映画になっています。

ところで「ゴーストライダー2」の最後、主人公ジョニー・ブレイズの手から青い炎が出る場面があります。

またエンディングに入るところで、青い光をまとったゴーストライダーが疾走するシーンがちょっとだけ映ります。

あの青い炎にはどんな意味があるのでしょう?おわかりの方も多いかと思いますが、わからなかった方のために解説します。

 

「ゴーストライダー2」でジョニー・ブレイズの手から出る青い炎にどんな意味と力がある?

結論から書くと、ジョニー・ブレイスの体から出ていた青い炎はジョニーの内部にいる天使を意味しています。

最後の炎が出ていた場面からさかのぼって説明します。

映画の中盤でジョニーがモローが「俺の中にいるのは何なのか、知っておきたい」と尋ねるシーンがあります。

モローは正義の精霊ザラソスの話をします。人間界を守るために遣(つか)わされたザラソスはだまされて捕まり、地獄に堕ちて正気を失う。

その結果罪なき者を守るという使命が歪み、罪人を罰するようになった。

そして復讐の精霊になってしまった。いわゆる堕天使だ。ジョニーの中には復讐の精霊となったザラソスがいた。

モローはジョニーにこう説明しました。

その後ジョニーはモローに過去について懺悔し、部屋に閉じ込められます。

そして自分自身の中の堕天使と戦い、ついには追い出すことに成功します。
その結果ジョニーの中にある天使の側面が表に出て、青い炎が出るようになったのです。

一度は死んでしまったダニーを生き返らせたのも天使の力です。青い炎はジョニーの中の天使を表現しているのです。

「ゴーストライダー2」が前作と違う点(矛盾点)について

「ゴーストライダー2」と「ゴーストライダー」の設定の違い・矛盾点

ところで「ゴーストライダー2」は、前作と主人公ジョニー・ブレイズ(ニコラス・ケイジ)が同じですが、設定はかなり異なっています。

だから1作目の続きと思って観ると「あれ、違う!」と思うことが多くあるはずです。

ここでゴーストライダー1作目と2作目の違い(矛盾点)を指摘します。

  • 1作目では悪魔メフィストと契約したが、2作目ではロアークという悪魔と契約したことになっている
  • 1作目では日が差しているとジョニーはゴーストライダーになれなかったのに、2作目では日が差していてもゴーストライダーになれる
  • 1作目では父は事故死だったのに、2作目では病死になっている
  • 1作目の最後で悪魔メフィストを倒すと言ったのに、2作目ではメフィストは出てこない

ではこのように前作から設定を変更したり、前作との矛盾があることでどんな結果になったか、検証します。

「ゴーストライダー2」で設定を変えた結果は?

個人的には前作の設定をそのまま引き継いで2作目を作って欲しかったです。

1作目の設定は特に悪くなかったのに、設定を変えたことでおもしろさがそがれてしまっているからです。

特に悪魔の差は大きかった。

前作のメフィストと今回のロアークでは悪魔としての強さがまったく違います。めちゃくちゃ弱くなっています。

前作のメフィストは瞬間移動のようにいつの間にかあられていたのに、2作目のロアークはゴーストライダーが現れる場面で、車に乗り込み自分で運転して逃げる始末。

しかも簡単にゴーストライダーにやられちゃうし。

悪魔が弱くなったことでかなりつまらなくなった印象がありました。

1作目を見ずに2作目を見れば、これらの違いや矛盾を感じずそれなりに楽しく見られたかもしれませんが。

「ゴーストライダー2」の感想

まずよかった点として、主人公ジョニーの心の葛藤を描いていたことが挙げられます。

主人公が自らのゴーストライダーの力に苦悩し、失った魂を取りもどそうとする一方で、少年に寄り添おうとしている姿を描いた点はよかったと感じました。

1作目とくらべゴーストライダーがクールになっていたのもカッコよかったですね。

また1作目から7年たっているためCGが大幅によくなりました。

特に採石場で武器を大量に集めた敵とゴーストライダーが戦う場面は迫力満点!敵のクレーンを奪い、炎を上げながら敵を蹴散らすシーンはスカッとしました。

不幸な境遇で生まれた男の子とそれを守るシングルマザーが話の中心だったこともよかったです。

ただストーリーも登場人物も1作目よりパワーダウンしているのは残念。

特にブラックアウト以外の敵がかなりしょぼくて、かんたんにやられてしまうのはかなり拍子抜け。

ストーリーももう少しひねりがあったらよかったと思います。

黒人牧師が登場したり宗教施設が舞台になったりするので、宗教的要素をもう少し入れたらかなり違った内容になっていたかも、という印象があります。

まとめ

ゴーストライダー2の青い炎に焦点の意味や、前作との違いについてまとめました。

前作とくらべスケールダウンしているとはいえ、ダークヒーローの派手なアクションだけでも満足できる映画です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ゴーストライダーの映画はつまらなくて駄作?面白いという感想と口コミや評判まとめ
2007年公開の映画「ゴーストライダー」。ドクロの顔をしたダークヒーローが戦う姿を描いたホラーアクション映画です。アメリカでコミック作品を映画化するとどんな感じになるのか興味があったので見ましたが、かなり楽しむことができました。ただどんな映...
タイトルとURLをコピーしました