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薬屋のひとりごとの猫猫の正体は?両親や過去についても

薬屋のひとりごとの猫猫の正体 薬屋のひとりごと

「薬屋のひとりごと」の主人公・猫猫(マオマオ)。

猫猫は大人顔負けの豊富な知識と鋭い観察眼で後宮内の様々な事件を解決していきます。

薬や毒など好きなものにはどこまでも貪欲ですが、苦手なものもどこまでも苦手。

そんな極端さが魅力の猫猫ですが、一体その正体は何者なのでしょうか。

この記事では猫猫の正体。

さらに両親や過去ついて解説します。

なお、文中に参考として記載している巻数・話数は、小学館発行サンデーGXコミックのものです。

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「薬屋のひとりごと」猫猫(マオマオ)の正体

まず猫猫の基本的な情報ですが、

  • 名前:猫猫(まおまお)
  • 年齢:17歳
  • 出生国:茘(リー)

羅漢と鳳仙の間にできた子ども

結論を書くと、猫猫は羅漢と鳳仙の間にできた子どもです。

  • 父親:茘国の武官の羅漢(ラカン)
  • 母親:妓女の鳳仙(フォンシェン)

羅漢は鳳仙の客でした。

猫猫が生まれたとき、羅漢は妓楼のある都を離れていたうえ、鳳仙の身請けもしておりませんでしたので鳳仙とは一緒におらず、猫猫が生まれたこともだいぶ後になって知りました。

そのため、猫猫は父親と一緒に暮らしたことはありませんでした。

羅漢と鳳仙についてはこの後でさらに詳しく解説します。

知識豊富な薬師

妓楼で生まれた猫猫は、その妓楼がある花街の薬屋の漢羅門(カン・ルォメン)に引き取られます。

羅門は実は有能な元後宮医官。

海外への留学経験もあり、その幅広い知識を余すことなく猫猫に教えているため、猫猫も薬の知識が豊富になりました。

猫猫はそんな養父を心の底から尊敬しています。

下級女官として後宮で働く

ある日、猫猫は山で薬草を採取しているときに誘拐されてしまいます。

人さらいの目的は、少女を後宮女官として働かせてその給金の一部を得ること。

結果として猫猫は縁もゆかりもない商家の娘として、後宮勤めをすることになりました。

顔にシミやそばかすを描き醜女に見せている

猫猫の育ったのは花街、つまり歓楽街。

花街では女性が襲われることも多く、そうならないための防護策として、そばかす風メイクで醜女(しこめ)を装っています。

しかし緑青館の主人がたびたび「お前のような醜女でも需要がある」といっているところをみると、猫猫のそばかす風メイクは完全な策ではない模様。(2巻8話)

 

猫猫の両親

武官と妓女という組み合わせの猫猫の両親ですが、それぞれどのような人となりなのでしょうか。

父親:漢羅漢(カン・ラカン)

前述の通り、羅漢は軍部に所属し階級は大尉。

漢という名字を名乗り、羅という皇族にのみ与えられる字を使用できる高貴な一族の出です。

以前は実父が家督を得て異母弟が後継者に指名されていましたが、羅漢は大願のために家督を奪取し、自身の甥を養子としています。

恐ろしいほどに頭が切れるようで、羅漢を排斥しようとするものはとんでもない痛手を負うと言われています。

奇怪な言動が多いため、”変人軍師”と呼ばれることもしばしば。

 

実は目鼻立ちで人を認識することができず、みな同じ顔に見えてしまうという不思議な一面があります(相貌失認)。

叔父である漢羅門のアドバイスを得て、声などを頼りに、他人を得意の将棋の駒に当てはめて区別しています

しかし鳳仙と猫猫だけは顔を認識できます。

母親:鳳仙(フォンシェン)

鳳仙の母親は妓女で、自身も妓楼育ち。

それゆえ羅漢には「祇女の誇りだけを固めた女」と評されています。(7巻29話)

妓女であるにもかかわらず、無愛想。

しかしながら頭がよく碁や将棋に長け、初対面で軍部で負けなしと言われていた羅漢を完膚なきまでに叩きのめします。

 

そういったところが受けて主な客は一部の好事家。

鳳仙が猫猫を身籠ったのち、羅漢が都を離れたために心身喪失状態に。

妊娠したために、妓女としても価値が下がってしまいます。

さらに梅毒に感染したため、緑青館の一角で養生していますが、先は長くないと言われています。

鳳仙の身請け前に羅漢と関係を持ち生まれた子が猫猫

鳳仙に身請け話があると聞いた羅漢は焦ります。

その当時の鳳仙の身請け金はどんどん釣り上がっており、羅漢には手出し不可能。

そこで鳳仙との賭け碁を利用して鳳仙をみごもらせ、鳳仙の価値を下げて、それまでよりも低い金額の身請け金で鳳仙を手に入れようとします。

 

しかしながら、実は妓女はその仕事の性質上、避妊薬や堕胎薬を飲む習慣があります。

妊娠したということは鳳仙がそういった薬を飲まなかったということなので、実は鳳仙も羅漢との間に子を儲けたいと願っていたようです。

猫猫の過去

そんな経緯で両親と一緒に暮らすことはなかった猫猫。

もしも両親のもとで育っていたら良家の令嬢という可能性もあったわけですが、実際にはどのように育ったのでしょうか。

緑青館で育つ

母親と同じく、母親が在籍していた妓楼・緑青館で育ちます。

緑青館の妓女の中には本当の母親のように育ててくれた者もいて、猫猫がとても感謝していることから、かわいがられて育ったようです。

おやじに引き取られ育てられる

猫猫はずっと緑青館で育ったわけではなく、ある時から養父の羅門に引き取られて二人暮らしを始めます。

おやじとの生活の中で、猫猫は薬や毒の知識を増やしていきます。

人さらいにあい下級女官として売り飛ばされる

羅門と一緒に薬に囲まれた生活をしていた猫猫。

ところがある日、山に薬草を採りに行った猫猫は誘拐されて後宮に連れていかれ、下級女官として働きはじめます。

それまでと一転して薬に全く触れることができなかったのですが、後宮内での事件を解決したことがきっかけで、また薬に触れる生活を送れるようになります。

 

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まとめ

  • 猫猫の両親は武官と妓女
  • 母親の妓楼で育ち両親とは暮らしていない
  • 有能な元医官の羅門に引き取られ膨大な薬の知識を得る
  • 誘拐されて後宮女官として売り飛ばされ、後宮内の事件に巻き込まれるようになる

最後までご覧いただきありがとうございました!

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