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薬屋のひとりごとの猫猫の父親は誰?母親やおやじとの関係についても

薬屋のひとりごとの猫猫の父親・母親 薬屋のひとりごと

「薬屋のひとりごと」の主人公・猫猫(マオマオ)。

猫猫は大人顔負けの豊富な知識と鋭い観察眼で後宮内の様々な事件を解決していきます。

薬や毒など好きなものにはどこまでも貪欲ですが、苦手なものもどこまでも苦手。

そんな猫猫が後宮に入るまで、一緒に暮らし育ててくれていたのは養父の羅門(ルオメン)です。

ですが、猫猫の両親については作品序盤ではわかっていません。

今回は猫猫の両親は誰なのかについて解説。

猫猫とおやじ(羅門)の関係についてもまとめました。

なお参考として記載している巻数・話数は小学館発行サンデーGXコミックスのものです。

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「薬屋のひとりごと」猫猫の父親は誰?

猫猫の父親は漢羅漢(カン・ラカン)という名です。

猫猫は父親と一緒に暮らしたことはありません。

羅漢は軍部に所属しているため、後宮で働くようになった猫猫はそれまで以上に羅漢を近くに感じることになります。

猫猫の父親:漢羅漢

羅漢のように、漢の苗字をもち、代々皇族の名に用いられる羅の字を使用しているのは名家の出である証です。

以前は自分の父親が家長で異母弟がその後継者に指名されていましたが、とある願望のために家督を奪い、自分の養子を後継者としています。

羅漢は国の軍師

宮中行事の際に他人のかつらをばれないようにはずしたり、かと思えば気が乗らない行事には参加しなかったり、自由人の羅漢。

派閥に所属し他人とつるむこともありません。

しかしながら、そんな羅漢は茘国の軍師であり、階級は大尉。

敵がいないわけではないようですが、下手に手出しをするとひどい返り討ちにあうといわれるほど切れ者です。

羅漢は猫猫にこだわっている

羅漢は何度も猫猫が生まれ育った緑青館に通い、猫猫の身請けを要求しています。

しかしながらまだ猫猫は妓女ではないため、身請けは叶わずににいました。

羅漢が猫猫にこだわっているのは実子であるということはもちろんですが、猫猫の顔がわかるというところが大きいようです。

というのも、羅漢は他人の顔がわかりません。

目鼻立ちなどで顔を見分けることができず、みな同じ顔に見えてしまいます。

ですから猫猫の母親である鳳仙(ホウセン)以外に顔がわかる猫猫にとても執着しています。

猫猫は羅漢を嫌っている

猫猫は羅漢の名前やその存在がほのめかされるたびに、あからさまな嫌悪感を示しています。

羅漢が猫猫の身請けをできなかったのは猫猫がまだ妓女ではなかったからですが、これは猫猫が意図的に避けていたからです。

緑青館の主から何度も妓女になる話は持ちかけられていましたが、猫猫はのらりくらりとかわしています。

そうすることで羅漢のもとへ行くことを拒絶していました。

猫猫にとって父親は自分を育ててくれた養父の羅門のみで、羅漢のことを父親として接することはできないのです。

 

しかしながら、羅漢のことを心の底から憎んでいるわけではなく、「嫌いだけど恨んでいない」と猫猫は周囲に語っています。(7巻29話)

尊敬する養父の羅門が羅漢を高く評価していることに猫猫は嫉妬しており、嫌悪の理由の一つとなっています。

 

「薬屋のひとりごと」猫猫の母親は誰?

風変わりな羅漢との間に子をもうけた猫猫の母親とはどんな人だったのでしょうか。

猫猫の母親は鳳仙

猫猫の母親の名前は鳳仙(フォンシェン)といい、妓女から生まれ妓楼で育ちました。

鳳仙は将棋と囲碁が好きな花街の妓女

鳳仙も母親同様に妓女となります。

とても頭がよく、囲碁や将棋を好み、かなりの腕前です。

初めて羅漢と碁を打った時は、自分を見くびった羅漢を見透かし、完膚なきまでに叩きのめして周囲を驚かせました。

しかしながら愛想はよくなかったため、主な客は一部の好事家でした。

鳳仙と羅漢の間に生まれた子が猫猫

簡単には肌を許さない鳳仙と羅漢は、緑青館ではほとんど碁や将棋をして過ごしていました。

しかしある時、鳳仙の案で賭けをし、その結果二人は結ばれます。

この時に身ごもったのが猫猫です。

羅漢が鳳仙を身請けする話は破談に

鳳仙と結ばれたのち、すぐに羅漢の叔父が失脚。

叔父と親交のあった羅漢は家長である父親の命でしばらく都を離れることに。

そのため、羅漢は鳳仙を身請けするどころか、鳳仙が身ごもったことも知らずにいました。

 

羅漢が都に戻れたのは3年後で、その時にようやく自分と鳳仙の間に子供が生まれていたかもしれないことを知りました。

鳳仙は羅漢の子を産み、妓女としての信用も失ってしまい、緑青館の妓女ではなくなっていました。

羅漢は鳳仙に会えなくなる

羅漢は鳳仙に会うため緑青館へ行きますが、緑青館の女主人に門前払いをされます。

鳳仙は、猫猫を身ごもる前に妓女としての価値がどんどん上がり、高額な身請け金が設定されていたにもかかわらず、羅漢との子をもうけたことでその身請け金が水の泡となったからです。

緑青館の主には鳳仙は行方不明と告げられ、羅漢は鳳仙と再び会う術をなくしてしまいます。

最終的に鳳仙と羅漢は結ばれる

猫猫が後宮で働いていることを知った羅漢は、ことあるごとに猫猫を挑発。

自分と対峙するように仕向けます。

そこで猫猫は、自分の提案するゲームで羅漢と直接対決します。

 

策をめぐらせて勝った猫猫は羅漢に自分との暮らしを諦めさせ、緑青館の妓女のうちの誰かを身請けすることを約束させます。

羅漢は妓女の身請けのため緑青館へ行ったその時、聞きなじみのある鳳仙の歌を耳にし、とうとう病気のため隔離されていた鳳仙を見つけ出し、ようやく鳳仙の身請けをすることができたのです。

猫猫とおやじ(漢羅門)の関係

猫猫がおやじと呼び、心の底から尊敬する、養父の羅門。

実は二人の間には養父と養子以外にも重大な関係があります。

羅門は猫猫の養父

緑青館で生まれ育った猫猫ですが、 ある時から緑青館のある花街で薬屋を営んでいる羅門に引き取られ、二人で暮らすようになります。

羅門は羅漢の叔父であり猫猫の大叔父

羅門は実は羅漢の叔父にあたり、名前は漢羅門(カン・ラカン)といいます。

元々官吏の道を歩んでいましたが、道端の浮浪児が可哀想という理由でいきなり医学の道を志すようになり、結果として後宮医官となります。(15巻59話)

先述の失脚した羅漢の叔父とは羅門のことで、羅漢の娘である猫猫にとって羅門はただの養父ではなく、大叔父でもあるということになります。

 

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まとめ

  • 父親は風変わりではあるが有能かつ名家出身の軍師
  • 母親は元緑青館の妓女で病に侵され先は長くない
  • 養父の羅門は実は羅漢と同じ名家の出身で羅漢の叔父にあたる

最後までご覧いただきありがとうございました!

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