当ブログの記事にはプロモーションが含まれています

余命10年(映画)はひどいし面白くない!つまらない・泣けないと言われる理由についても

映画

2022年3月公開の映画「余命10年」。

2022年3月18日時点での発行部数が80万部を突破した小説を映像化したものです。

難病を患い、自分の余命が10年であることを知った主人公の女性の姿が詳細に描かれていましたね。

そんな映画「余命10年」には「つまらない」「面白くない」「泣けない」という声があります。

ネット検索すると、「ひどい」というワードも見つかります。

なぜなのでしょう?

今回は映画「余命10年」がひどい、面白くない、泣けないと言われる理由を考察します。

私個人の感想も合わせてご紹介します。

 

余命10年(映画)はひどい!面白くない・泣けないと言われる理由を考察

ありきたりなストーリーが面白くない

「余命10年」がひどい、面白くない、泣けないと言われる最初の理由は、ありきたりなストーリーだから。

主人公が難治の病気で、最後に亡くなるという設定の映画は国内、国外問わず多数存在します。

邦画では「君の膵臓をたべたい」「君は月夜に光り輝く」「僕の初恋をキミに捧ぐ」などがこれに当たりますね。

これらの作品は「ありきたり」と言ったら言い過ぎですが、いわば定番の設定。

役者の演技や描き方、設定の違いはあれど、似たようなストーリーになりがちです。

前に似たような設定の映画を見た方にとっては、「余命10年」はありきたりでつまらないという感想になってしまうのかもしれません。

わざわざ映画館に見に行くほどでも・・・

「わざわざ映画館に見に行くほどでもない」という理由もあるようです。

ありきたりなストーリー、という点にも共通しますが、「余命10年」はよくある設定の映画。

真新しい展開や、どんでん返しがあるわけではなく、映画を見る前から結末は予想ができます。

いざ映画館で映画を見ても、「それほどでもなかった」「お金を払ってみるほどでもなかった」という方がいても不思議ではありません。

肌に合う・合わないという理由もあるかもしれませんが・・・。

原作小説と設定を変えすぎだからつまらない

映画を見る前に小説を読んだ方限定の話ですが、映画は小説と設定が違うので面白くないという理由もあるようです。

主な違いは以下の通り。

  • 原作では茉莉は漫画を描いていたが、映画では文章を書くのが好きで得意
  • 原作の和人は道の家元を継ぐ立場だが、映画では居酒屋で働き、その道を進む
  • 映画では希望を持てない和人が自殺未遂をするが、小説にはそういう設定はない

他にも茉莉が小学生時代を過ごした場所が違う、などの設定の違いがありますね。

 

小説を読んだ方の中には、「映画ではなぜ設定を変えたの?」「小説の設定がよかったのに」と不満に思う方もいるはず。

1冊の小説を約2時間の映画に集約するのですから、設定が違ってくるのは当たり前のことですが、原作を読んだ方は、映画「余命10年」はひどいと感じるかもしれません。

ツッコミどころがあるから泣けない

「ツッコミどころがあるから泣けない」という理由もあります。

スキー旅行に行った時のこと。

別れを切り出した茉莉に、和人は泣きながらも「わかった」と了承しますが、このシーンに違和感を持つ方がいます。

いくら茉莉が治らない病気を患っていたとしても、あんなにあっさりと引き下がるでしょうか?

前日にはプロポーズまでしているのに。

 

茉莉が和人を好きになった理由にピンとこない方もいるようです。

そもそも茉莉は自分の寿命がある程度わかっているのですから、別れるくらいなら、男性と交際することもしないのではないでしょうか。

恋愛描写にツッコミどころがあるので泣けないと感じる方はいるのです。

 

余命10年(映画)がつまらない・面白くない・泣けないという声まとめ

映画「余命10年」がつまらない、面白くないという声をX(旧Twitter)から集めました。

理由は様々ですが、映画「余命10年」がつまらない、面白くない、泣けないと感じる方は一定数いるようです。

余命10年(映画)を見た個人的な感想

予想以上によかった

予想以上によかった、というのが私が「余命10年」を見た率直な感想です。

見る前は、「ありきたりの設定の映画かな?」と思っていましたが、よく練り上げられた脚本や主演女優の演技。

脇を固める俳優陣の好演や、セリフのひとつひとつにグッとくるものがありました。

特に高林桔梗を演じた黒木華さんの演技がよかったですね。

妹思いの姉の様子がよく表現されていました。

季節の描写が秀逸

10年という年月を2時間の映画にまとめるのはむずかしかったはず。

それでも完成した作品を見ると、よくまとまっていると感じました。

よかったのは季節の描き方。

四季の移ろいが自然に描かれていました。

映画前半とラストにある桜のシーンがよかったですね。

小説と違うのがむしろよかった

私は小説を読んでから映画を見ました。

設定が違うところは多数ありますが、それがむしろよかったように感じます。

違った味わい方ができるからです。

最初に映画を見て感動した方は、小説ではどのように表現されているか、確かめてみるのがいいのではないでしょうか。

書籍の刊行を見ることなく亡くなった作者の思いを感じながら読むことをおススメします。

ラストは予想通り?

見るに値する映画だと感じた「余命10年」でしたが、ラストは期待を超えるものではありませんでした。

最後に茉莉と和人が会えたのはよかったですが、それでも予想通り。

べたな終わり方と言っては失礼ですが、よくある最後かな、という印象でした。

 

まとめ

映画「余命10年」がひどい、つまらない、泣けないと言われる理由を考察しました。

  • ありきたりなストーリーが面白くない
  • わざわざ映画館に見に行くほどでも・・・
  • 原作小説と設定を変えすぎだからつまらない
  • ツッコミどころがあるから泣けない

映画を見た筆者の感想もご紹介しました。

最後までご覧いただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました