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無能なナナ小野寺キョウヤの正体は?能力や不老不死の代償・妹についても

無能なナナ

「無能なナナ」で主人公の柊ナナと同じ日に孤島の学校に転校してきた小野寺キョウヤ。

推理力や観察力にすぐれ、恐るべき能力を持ったキョウヤはナナにとってやっかいな相手です。

この記事では

  • 小野寺キョウヤの正体
  • キョウヤの能力と能力の代償
  • キョウヤの妹は誰?

について解説・考察していきます。

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「無能なナナ」小野寺キョウヤの正体を考察

小野寺キョウヤのプロフィール

小野寺キョウヤは主人公の柊ナナと同じ日に孤島の学校に転校してきた男子学生。

目付きが悪く無愛想、態度も威圧的なため、まわりにいい印象を与えるとは言えません。

クラスの中心的存在・モグオから能力について聞かれても「言わなきゃいけない決まりでもあるのか?」と逆にモグオを威圧していました。

一方で猫にミルクをあげるなど、動物にやさしい面もあり、一言で性格を表すのがむずかしい人物でもあります。

なお生まれつき鼻が利かないのもキョウヤの特徴です。

小野寺キョウヤの正体を考察

キョウヤは他の生徒(能力者)とは違い、ストーリーの中でかなり重要なポジションにいるので、正体、出自、過去については特別なものがあると考えられます。

しかし6巻までではキョウヤの正体について特別なことは語られておらず、以前孤島の学校に来た妹が行方不明になっている、ということがわかっている程度です。

ただしキョウヤのこれまで言動にの中にキョウヤの正体を探るヒントが隠されているので、それらをもとにキョウヤについて考察します。

キョウヤの正体を探るヒント

これまでのストーリーの中で、キョウヤは以下の好みや特徴を持っていることがわかります。

  • 古いマンガやテレビゲームが好き
  • 「オラついている」「パンチライン」など、若者が使う言葉を知らない
  • 演歌やアイドルソングが好き
  • ナナなど同級生の女子を「自分の子どもみたいもの」「年頃の娘さん」と表現している

これらはキョウヤの能力「不老不死」の「不老」に深く関わっていると考えられます。

キョウヤは見た目こそ他の学生と変わりませんが、「不老」の能力を持っているため、実年齢はずっと上で、少なくとも30歳は超えていると考えられます。

 

その分いろいろな経験をしているはずですし、ナナや他の生徒が知らないことも知っていると考えられます。

なおキョウヤの能力「不老不死」については次で解説します。

 

小野寺キョウヤの能力や不老不死の代償を解説

ここからは小野寺キョウヤの能力「不老不死」と能力の代償について解説します。

小野寺キョウヤの能力「不老不死」を解説

小野寺キョウヤの能力「不老不死」は文字通り老いることも死ぬこともない能力のこと。

キョウヤはガス爆発に巻き込まれても、空野フウコの「大気の操作」による攻撃を受けても、コンタクトレンズの保存液に入っていた毒を飲んでも死ぬことはありません。

大きなケガをしてもみるみる治ってしまうので、治療をする必要さえありませんが、ケガをした痛みや毒を飲んだ苦しみは感じます。

 

またキョウヤの「不死」の能力は常に発動しているので、不意に攻撃されても死ぬことはありませんん。

「不老」については前に解説しましたが、キョウヤは見た目より実年齢はかなり上であることと考えられます。

ただ高校生ぐらいまでは成長しているので、まったく年を取らないわけではないようです。

「不老不死」の能力の代償を考察

「無能のナナ」に登場する「能力者」は一人ひとつの能力がある代わりに、なんらかの代償を抱えています。

例えば外傷を舌で舐めることで治す「ヒーリング」の能力を持つ犬飼ミチルは、能力を使うと自分の寿命を縮めるという代償を抱えています。

小野寺キョウヤの「不老不死」の代償については、6巻までではっきりしたことはわかっていません。

ただこれまでの描写から判断すると、キョウヤの代償は記憶があいまいになる、または記憶喪失と考えられます。

第6巻39話に、キョウヤが第1話でナナに殺された中島ナナオをすぐに思い出せないシーンがあります。

これには話をしていた空野フウコも怪訝な表情を浮かべていました。

 

キョウヤの部屋には何冊もの日記があることも記憶喪失が代償であることを裏付けています。

キョウヤは自分の記憶がなくなる、またはあいまいになることを補うために大量の日記をつけていると考えられます。

小野寺キョウヤの妹は誰か考察

小野寺キョウヤには能力者である妹がいましたが、孤島の学校に行ってから行方不明になっています。

ここではキョウヤの妹は誰なのか、3つの説を検証します。

妹=ナナ説

ナナには年の離れた兄がいましたが、ナナが生まれる前に家を出たので、ナナは兄の記憶はありませんが。

一方キョウヤには妹がいますが、孤島に行って以来行方不明になっています。

キョウヤの妹がナナだったら話の辻褄は合います。

3話でキョウヤが見せた古いマンガをナナが「大好き」と言っていることもキョウヤの妹=ナナ説の裏付けになります。

同じ両親が育てたのであれば、同じマンガが好きでも不思議ではありません。

キョウヤの妹は能力者で、ナナは能力者ではないことは気になりますが、キョウヤの妹=ナナ説はかなりおもしろい説ですし、可能性としては十分にあると言っていいでしょう!

妹=橘ジン説

橘ジンの本当の姿は6巻41話で明らかになりましたが、ジンは暗い病室(?)で管などを挿管され、寝たきりの状態になっていました。

キョウヤの妹=橘ジンという説も有力です。

孤島に送られたキョウヤの妹が能力者同士の争いで致命傷を負い寝たきりになってしまい、現在では橘ジンの姿を借りてナナの前に現れている、ということです。

キョウヤの妹もジンも能力者ですから、話の辻褄も合っています。

橘ジンの正体がキョウヤの妹という説も興味深く、有力と言えるでしょう。

妹=新キャラクター説

キョウヤの妹がこれまで登場していない別のキャラクターであることも考えられますが、可能性は低いです。

1巻3話でキョウヤの妹が島に来て行方不明になった、とすでに伏線を張っているので、妹はすでに登場したキャラクターの中にいると考えるのが妥当です。

もし新キャラクターが妹だったら面白くないですよね。

よってキョウヤの妹が新キャラクターという説は弱いと感じます。

 

まとめ

ここでは小野寺キョウヤについてまとめました。

  • キョウヤの正体や出自、過去は明らかになっていないが、実年齢は見た目よりずっと上であると考えられる
  • キョウヤの能力は「不老不死」
  • 「不老不死」の代償は記憶喪失だと考えられる
  • キョウヤの妹はナナ、あるいは橘ジンという説が有力である

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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