夜のスミソニアン博物館を舞台に奇想天外な話が繰り広げられる「ナイトミュージアム2」。
楽しい映画ですが、1つ気になることがありました。
エンディング(エンドロール)で携帯電話をバラして(分解して)いた男の人がいましたね。そして食事に呼ばれたお母さんに「すごいことがわかりそうだよ!」という趣旨のことを言います。
あの人は一体だれだったのでしょうか?実は映画を見てもわからないという方もいます。
そこでここでは、エンディングで携帯電話を分解していた男性がだれなのか、についてまとめました!
目次
ナイトミュージアム2で写真に逃げ込むラリーが水兵に出会う
ナイトミュージアム2のエンディングで携帯電話をバラしていた水兵は一体だれだったのでしょうか?
実はこれにはストーリー中に伏線があるのです。
主人公のラリーとアメリア・イヤハート(1932年に大西洋単独横断飛行に成功した女性操縦士)が、カームンラーの手下に追われ、「終戦の日」の写真の中に飛び込んでいくシーンがあります。画面が白黒に切り替わるところです。
この絵の中では、終戦を迎えみんなが浮かれ喜んでいます。
その絵の中にも追っ手がやってくるのですが、ラリーはそこで偶然出くわした水兵に助けを求めます。
追っ手からは逃れるがラリーは携帯電話を落とす
水兵:あんた、出身はどこだい?
ラリー:ブルックリンさ!(間違っているかもしれませんが、たぶんそう)
水兵:俺もブルックリン出身なんだよ!
こんなやり取りがあったのを覚えているでしょうか?
そしてこの水兵とその仲間たちがラリーたちを追っ手から逃れられるよう手助けするのですが・・・
こんなシーンがありましたよね!でもカームンラーの手下からは逃れられたものの、ラリーは携帯電話を落としてしまうのです。
ラリーの落とした携帯電話を拾った水兵がエンディングに?
水兵はラリーに「これ、落としたよ!」と声をかけますが、ラリーは去ってしまいます。水兵は「なんだこれ!」と言って、ラリーが落とした携帯電話を家に持ち帰るのです。
そうです!エンディングで携帯電話を分解しているのは、1945年の写真の中にいた水兵なんです。
彼は拾った携帯電話を分解し、研究します。そして食事に呼ばれた母親に「すごいことがわかりそうだよ!」という趣旨のことを言うのです。これがきっかけでのちに人々の生活をガラッと変える大発明につながるのです・・・
実はこの水兵、ジョーイ・モトローラ、つまり携帯電話メーカー・モトローラの創設者なのです。
携帯電話を分解したのがモトローラだとわかる決定的セリフ
エンディングで食事の際、お母さんが「ジョーイ・モトローラ、降りてきなさい!」と呼びけるシーンがあります。
ここで携帯を分解していたのがモトローラの創始者だということがはっきりわかります。
アメリカでは親が子どもを叱るとき、フルネームで呼ぶことがあるようなので、同じようにフルネームで呼びかけているみたいです。
かなり凝ったオチだとは思いませんか?この映画の中にはナポレオン、リンカーン大統領、ルーズベルト大統領など数々の偉人が出てきますが、モトローラの創始者も登場させて、エンドロールでのオチに使うのですから。
ただ日本ではモトローラのケータイ、スマートフォンを使っている人が少なく、なじみが薄いので気が付かない人がいたのも事実。
わかった人は「なるほど!」と思ったでしょうね。
まとめ:ナイトミュージアム2エンディングで携帯を分解したのはモトローラ
ナイトミュージアム2のエンディングで携帯電話を分解していたのは、モトローラ社の創始者・ジョーイ・モトローラでした。
過去とのちの世界をうまく組み合わせた、うまい演出でしたね。
なおナイトミュージアムには第3弾として「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」もあります。
まだご覧になっていない方は、こちらもぜひ見てくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!