「イエスタデイをうたって」のメインキャラ・森ノ目榀子(もりのめしなこ)。
美人で性格もサッパリしていて、前向きで(後半になるとどんどん暗くなりますが)面倒見がいい。
男だったら放っておきたくないタイプの女性です。
でも榀子は恋愛に関して前に進むことができません。
それは彼女の出身地・金沢での過去の出来事が関係していました。
ここでは榀子の金沢での出来事を解説します。
目次
「イエスタデイをうたって」榀子(しなこ)の恋愛事情
男性との交際経験はなし
ここでは榀子が金沢から東京に戻ってきた頃までの恋愛事情について解説します。
榀子のこの時点まで一度も男性と交際としたことがありません。
これだけの美人なのに、これはかなり意外です。
これより少しあとのこと、榀子は学校の同僚の女性教師たちとの飲み会に参加します。
ある同僚が「森ノ目先生は彼氏いるんでしょ?」と榀子に尋ねると、榀子は「いません、そんな人」と答えます。
「うそお、モテそうじゃん」と返されると、「あまりそういうことに興味ないんですよ」と榀子は答えます。
「じゃあ、あなたまだ一度も男の人と付き合ったコトないの?」と聞かれると、「えっ、いけませんか?」と榀子は答えるのでした。
あきれ返った同僚の女性教師たちは「わたし達、森ノ目先制の操を守る会を結成する」と冗談交じりに言いますが、榀子が男性と付き合ったことがないのは紛れもない事実です。
本当の敵
\📸#1日1画像企画 /
「単刀直入に訊く。おまえ榀子の何だ?」(#早川浪)
CV #花江夏樹 #イエスタデイをうたって #4月4日放送配信開始 pic.twitter.com/oaXtal4UGn
— アニメ『イエスタデイをうたって』公式| 4月4日放送開始! (@anime_yesterday) February 17, 2020
金沢から榀子が務める学校に転校してきた浪は、榀子がリクオといっしょにいるところを見かけます。
浪は榀子の7歳年下の幼馴染で、榀子のことがずっと好きでした。
浪はリクオがアルバイトするコンビニにやってくると、リクオに「本当の敵」に話をします。
どーせおまえは知らねーだろが・・・
金沢での榀子の事。
金沢でのことを聞きゃあ
本当の敵がわかるぜ
「本当の敵」に勝たないと榀子をものにできないというわけです。
リクオにとっての「本当の敵」は金沢にいました。
以下で解説します。
榀子(しなこ)の金沢での過去の出来事を解説
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「….」 (#森ノ目榀子)#イエスタデイをうたって #4月4日放送配信開始 pic.twitter.com/eoDQGg552K
— アニメ『イエスタデイをうたって』公式| 4月4日放送開始! (@anime_yesterday) February 1, 2020
ここからはかなりのネタバレになるのでご注意ください。
劇中で浪(ろう)が榀子に「忘れたいんだろ、金沢での事」と言ったり、リクオに「どーせおまえは知らねーだろーが、金沢での榀子の事」と言ったり。
榀子が恋愛で前に進めないのには金沢での過去の出来事が大きく関係していました。
榀子の金沢での出来事
榀子は好きな男性がいました。
それは浪の兄・早川湧(はやかわゆう)でした。
湧(ゆう)は榀子と同い年で、通った高校も同じでした。
榀子と湧の家は隣同士で、昔からずっとご近所付き合いをしていました。
湧の家は母親が早くに亡くなっており、榀子はよく湧の家に行き、食事を作っていました。
2人は学校でもずっと仲がよく、榀子は湧の世話をよく焼いていました。
湧は榀子をうざったそうにしていましたが、榀子はそれでも湧のあとを黙ってついていっていました。
「本当の敵」は湧
湧は生まれつき体が弱く病弱でした。
自分の死を身近に感じていた湧は、自分の体を気遣う榀子にあえてぞんざいな態度をとっていました。
自分がイヤな奴になることで榀子に悲しい思いをさせたくなかったのでしょう。
湧は高校3年の桜の季節に死んでいます。
榀子は涙を流すことができないほど大きなショックを受けました。
榀子は湧のことが忘れられず、金沢から逃げるように東京の大学に進学します。
その後もずっと湧を忘れられず、恋愛できずにいるのでした。
リクオにとって「本当の敵」とは湧だったのです。
リクオは浪にそのことを知らされるまで、榀子の金沢での出来事を知りませんでした。
前向きになろうとする榀子だが・・・
榀子は過去の囚われすぎるのはよくないとは考えてはいます。
金沢に住む湧の父親が湧の遺品整理をするために榀子を金沢に呼ぶシーンがあります。
湧の父親は榀子に「もう忘れていいと思う」「たまに帰ってきて思い出して、それでいい」と榀子に言います。
榀子は「わかってるつもり」と言い、遺品の中から消しゴムをもらいます。
東京に戻った榀子は以前より明るさを取り戻してはいます。
それでも湧の存在が大きすぎて、恋愛で前向きになることはできません。
リクオに好意はあるものの、湧に抱いていた感情とは同じ気持ちは持てず、それ以上踏み込めずにいるのでした。
まとめ
この記事では「イエスタデイをうたって」のメインキャラ・森ノ目榀子の金沢での過去の出来事についてまとめました。
- 榀子は故郷の金沢で隣に住んでいた同い年の早川湧が好きだった
- 榀子が高校3年の時、湧は病気で死んだ
- 榀子は湧のことが忘れられず、恋愛で前に進むことができない
原作マンガを読んでいると面倒で腹が立つこともある榀子ですが、美人でかわいいだけに応援したくなるキャラです。
2020年4月からのアニメで美人の榀子先生がどのように描かれるのか、今から楽しみです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!