「僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)」に登場する「殻木 球大(がらき きゅうだい)」。
AFOと共にヴィラン側の重要人物として暗躍していた殻木。
実は連載当初から登場しており、ヒロアカの中で最も古くから張られていた伏線といってもいいでしょう。
また、初めて本名が明かされた際には彼の名前を巡り炎上が起き、公式から謝罪文が出る事態となりました。
ここではそんな殻木球大の名前騒動をはじめ、個性や死亡するのかどうかについてご紹介していきます。
目次
「ヒロアカ」殻木球大(がらききゅうだい)の基本情報
【少年ジャンプ】『僕のヒーローアカデミア』の志賀丸太、殻木球大に名前変更 ( watch@2ちゃんねる ) – https://t.co/lEZ0EGpnH3 pic.twitter.com/3qosHcPKd3
— watch@2ちゃんねる (@watch2chan) February 10, 2020
殻木球大は、医者という表の立場を利用して多くの悪事を働いてきました。
まずは、ヒロアカの中で殻木球大がどのような暗躍をしていたのかを解説します。
表向きは蛇腔総合病院の理事長
殻木球大の表向きの顔は蛇腔(じゃくう)総合病院の創設者にして現理事長です。
「個性」に根差した地域医療を掲げ、慈善事業として全国に様々な施設を開設しており、人々には敬意と共に受け入れられています。
脳無の生みの親
表向きは慈善事業を展開する良心的な医者の皮を被っていますが、その正体は脳無の生みの親。
死体の調達や肉体の改造を殻木球大が、個性の付与をAFO(オールフォーワン)がそれぞれ担当し、共同で脳無を生み出していました。
260話「人生のすべて」では蛇腔総合病院の秘密の空間に巨大な脳無の研究所があることが明らかになっています。
殻木自身も「ここには全てが詰まっておるんじゃ!ワシの人生全てが!」と言っている通り、この地が諸悪の根源であることがわかります。
個性特異点を提唱
「個性特異点」とは、現在はカルト的に語られている概念で世代を経るごとに混ざりあい膨張していく個性(メモリ)に対して、いずれ体(ハードウェア)の進化がついていけなくなりコントロールを失う、というもの。
殻木は70年も前に「超常特異点」としてその概念の論文を発表しましたが、世間は取り合ってくれませんでした。
それだけでなくその論を「暴論」とし、殻木は追放され住む場所すら失ってしまいます。
そこに唯一手を差し伸べてくれたのがAFO(オールフォーワン)。
AFOは殻木にとって神のような存在となり、その後殻木は献身的にAFOを支えるようになりました。
殻木球大の個性
ヒロアカのドクター、「殻木球大」に名前が変更される https://t.co/SXyNmm0jzH pic.twitter.com/WbFas6qZMH
— ジャンプまとめ速報 (@jumpmatome_2ch) February 12, 2020
259話では戸籍上「個性なし」と紹介されていた殻木ですが、実は隠された個性がありました。
その個性とは、いったいどういったものだったのでしょうか。
個性:節制
殻木の本当の個性は「節制」。
運動能力と引き換えに、人の2倍の生命力を持ちます。
イレイザーヘッドの抹消によって一時的に個性を消された殻木は、急速に老け込み歩くこともままならないほどの老人になっていました。
本当の年齢は120歳を超えているのです。
その個性をAFOと共有しており、2人が長い時代を過ごしている理由がここの個性のおかげだということがわかりました。
殻木球大は前は違う名前で登場していた?
ドクターの正体はヒロアカ第一話でデクの無個性判断をした医師氏子達磨(うじこだるま)
名前を逆さに読むとだるま→まるた
一話の時点からそんな歴史的な嫌味付けを堀越先生が考えてるわけないだろ
物語上この志賀丸太という名前にするしかないの
どうせあんたらはこの伏線の意味も分からないんだろうな pic.twitter.com/UudYHr08GY— アンチ鳥 (@anti__bird) February 4, 2020
ジャンプ本誌の初登場時、実は違う名前で登場していた殻木球大。
当初の名前や、変更された理由などを解説します。
志賀丸太という名前で登場していた
259話がジャンプ本誌に初掲載されたとき、殻木は「志賀 丸太(しが まるた)」という名前で登場しました。
その後、諸事情でこの名前が問題視されたためコミックスや電子書籍になる際「殻木 球大」という名前に改名されました。
なぜ志賀丸太が殻木球大に変更されたのか?
「志賀丸太」という名前が「過去の悲惨な歴史の記憶を想起させる」と海外から声が上がったからです。
かつて旧日本軍が中国で人体実験を行っており、その被験者たちを「丸太」と呼んでいたのです。
その事実と、人体実験を行い脳無を生み出しているこのキャラクターの行いがリンクしてしまったため、批判の的となりました。
もちろん意図したものではありませんでしたが、その後2020年2月10日にジャンプ編集部から「お知らせ」が出されて改名が決まりました。
1話で緑谷出久(デク)を診察したのは殻木球大?
実は殻木は連載第1話から登場していました!
主人公のデクが病院で無個性を宣告されたときの医者が、この殻木だったのです。
特徴的な眼鏡をかけた風貌は初登場時から変わっていません。
「昔一つの研究結果が発表されてね、足の小指に関節が有るか無いか、って流行ったの」と説明をしていて、昔から個性特異点の研究をしていたことが伺えます。
殻木球大は死亡するのか
今ヒロアカ読み返しとるんだけど、1話で出てくるデクに無個性って言ってた医者って…殻木だよね…ちょっと鳥肌たった pic.twitter.com/t31XK9aHSp
— あーちゃん (@a__cha__nnn) September 28, 2020
コミックス35巻時点では、殻木はまだ死んでいません。
283話にて警察に捕まる描写があり、その後の状況は長らく不明でしたが350話「エン」にて久しぶりに登場。
看守に荼毘の過去を語っていて、収監されてはいるものの健在であることがわかっています。
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まとめ
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ヒロアカ6期 10.1(土)放送開始決定!
&
キービジュアル解禁!
\TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第6期は、
10月1日より毎週土曜夕方5:30
読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネットでON AIR!!ヒーローvs敵<ヴィラン>の「全面戦争編」
ぜひご覧ください――!!#heroaca_a #ヒロアカ pic.twitter.com/ZSoL7ykFiK— 僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ アニメ公式 (@heroaca_anime) July 24, 2022
いかがでしたか?
「僕のヒーローアカデミア」に登場する「殻木 球大」について解説してきました。
- 殻木球大は個性の研究をする医者であり、脳無の生みの親
- 「個性特異点」の提唱をきっかけにAFOと出会い、全てを捧げるようになる
- 個性は「節制」で運動能力と引き換えに人の2倍の生命力を持つ
- 初登場時には「志賀 丸太」という名前だったが、世間からの批判を浴び改名された
- 実は連載1話から登場していて、デクに無個性の宣告をしていた
- コミックス35巻の時点ではまだ死亡していない
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!