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ナショナルトレジャー最後のFBI刑事の指輪の意味は?マークのデザインについても

映画

2004年公開の映画「ナショナル・トレジャー」。ニコラス・ケイジ主演のアクションアドベンチャーです。

次々を謎を解いていき、長年秘密だった宝を探していきます。あまりのおもしろさと壮大なスケールのため、鑑賞中はグッと話に引き込まれてしまいました!

さてこの映画の大詰め、ベンやアビゲイルたちが宝を見つけた後に、主人公ベンとFBIの刑事(捜査官)ピーターが教会で会話を交わすシーンがあります。

ここで刑事がしていた指輪が大写しにされます。しかも何やら意味がありげに。あのシーンにはどんな意味があったのでしょうか?解説します。

またあのFBI捜査官はあの場面でベンに理解ある態度をとっています。その理由についても合わせてご紹介します。

 

「ナショナルトレジャー」の最後、FBI刑事の指輪にはどんな意味がある?

「ナショナル・トレジャー」の大詰め、教会でベンとFBI刑事(捜査官)のピーターが会話を交わすシーン。

刑事の指輪が意味ありげに大写しになります。もちろんこれは意味があってのことです。

ピーターがしていた指輪にはフリーメイソンのシンボルがデザインされていました。

ベンはその指輪を見て、捜査官がテンプル騎士団の末裔(まつえい)であることを悟ります。

つまりその捜査官は宝を守る家系の一族で、おそらくその指輪も代々受け継がれてきた守り人の証であるとわかったのです。

かつて第一次十字軍の騎士たちがソロモンの神殿で莫大な宝を発見。

彼らは宝を持ち帰りテンプル騎士団と名乗ります。その後フリーメイソンを結成。

宝がイギリスの手に渡ることがないよう、宝のありかを示す手がかりと地図を残し宝を隠します。

FBIの捜査官はその財宝を守ってきた一族のひとりで、最初から宝のありかを知っていたようでした。

捜査官がベンに理解ある態度を取ったのは、ベンが宝を荒らし奪うのではなく守る立場であることがわかったからです。

ベンが捜査官に「あの宝は世界のもの。人類の宝だ」と語っていますからね。

そして捜査官はベンたちの犯罪には目をつぶり、イアンたちにすべての罪をかぶせるのです。

なおここまではあくまでいち映画ファンの個人的な見解です。参考として聞いていただければうれしいです。

「ナショナルトレジャー」のあらすじ・ネタバレ

ナショナルトレジャーのキャスト

ベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)・・・歴史学者でありトレジャーハンター。小さいころ祖父から聞いた話をもとに、秘宝を探している。
ライリー・プール(ジャスティン・バーサ)・・・ベンの仲間。凄腕ハッカー。歴史にはやや疎い。
アビゲイル・チェイス(ダイアン・クルーガー)・・・公文書館勤務の女性。ひょんなことからベンらと宝のありかを探すようになる。
パトリック・ゲイツ(ジョン・ヴォイト)・・・ベンの父親。元トレジャーハンター。
イアン・ハウ(ショーン・ビーン)・・・ベンとは仲間だったが、意見が対立し敵同士に。ベンと同じく宝を探す。
ジョン・ゲイツ(クリストファー・プラマー)・・・ベンの祖父。ベンが子どもの頃、秘宝の秘密を話す。
ピーター・セダスキー (ハーヴェイ・カイテル)・・・FBI捜査官。独立宣言書を盗んだベンを追う。

ナショナルトレジャーのあらすじ【起】

1974年アメリカのワシントンDC。ベン・ゲイツ少年が自宅の屋根裏部屋を探索中、古い書籍を発見する。

すると祖父のジョン・アダムス・ゲイツは、ベンをたしなめつつも古い歴史の話をする。

1832年の夜、嵐が吹き荒れる中、すでに自らの死期を悟ったチャールズ・キャロルという人物が、ホワイトハウスに向かっていた。彼はフリーメイソンの一員で、ある秘宝について当時のアンドリュー・ジャクソン大統領に話をしたかったのだ。しかし大統領に会えなかったチャールズは、代わりに信頼できる知り合いに宝の秘密を打ち明ける。その人物こそトーマス・ゲイツ。ベンの先祖にあたる人だ。

 

はるか昔、莫大な宝を見つけた第一次十字軍の騎士たちは、自らをテンプル騎士団と名乗り、のちにフリーメイソンを結成。代々宝を守ってきた。だがその宝はアメリカ独立戦争時に、ありかを示す手がかりと地図を残しどこかに消えてしまう。その手がかりとは「秘密はシャーロットと眠る」というトーマスがチャーチルから受け取ったメモのみだった。

 

大人になったベンは仲間らと調査チームを組み、北極圏にあるシャーロット号という船を発見。船の内部の樽の中に、ある用紙が隠されたパイプを発見する。用紙の暗号を解読し考察すると、「アメリカ独立宣言書」の裏面に地図が描かれているのでは、と結論付ける。

ナショナルトレジャーのあらすじ【承】

宝を盗むかどうかについてベンとイアンが対立する。盗もうというイアンに対して、躊躇するベン。すると怒ったイアンがベンを撃とうとする。松明の火が船内の火薬につき火災と爆発が起きる中、やっとのことでベンたちは脱出する。アメリカに戻ったベンは、独立宣言書を盗もうとするイアンに先んずるため、FBIやNASAに独立宣言書を盗もうとする人物がいる、と告げるが相手にされない。公文書館の女性職員・アビゲイルもベンの話を信じてはくれなかった。

 

困ったベンは、アメリカにとって歴史的に重要な独立宣言書をイアンに盗まれて価値が失われるより、先に自分が盗んでそれを守ることを思いつく。そしてベンと仲間の凄腕ハッカー・ライリーは、イアンより先に独立宣言書を盗む計画を立てる。公文書館の創立70周年パーティが開かれる日は、警備がVIPに集中すると読んだベンは、その日に計画を実行すると決断する。着々と準備を進めたベンとライリーは、公文書館職員アビゲイルを利用するなどして、まんまと独立宣言書を手に入れる。

 

しかし同じくこの日に独立宣言書を盗もうとしていたイアンと鉢合わせ。襲撃を受けてしまう。そのせいで警備員やFBIに気が付かれ、さらにだまされたアビゲイルに追いつかれ、アビゲイルに独立宣言書が入った筒を盗まれる。そこにイアンが現れ、独立宣言書が入った筒を取られてしまう。しかし筒に入っていたのはレプリカ。本物はベンが持っていたのだ。

ナショナルトレジャーのあらすじ【転】

FBI捜査官のピーター・セダスキーは、独立宣言書を盗んだベンに不可解な印象を持つ。独立宣言書のレプリカを買う際クレジットカードを使うなど、犯罪の痕跡を残していたからだ。発砲の痕跡と事前に独立宣言書が盗まれると警告があったことから、捜査官はベン以外に独立宣言書を狙う人物がいる、と考える。

 

自宅に捜査が及ぶと考えたベンは、父パトリックの家へ向かう。以前宝を探していたパトリックは、結局見つけられずにすでにトレジャーハンターを引退した身で、ベンとはうまくいってない。息子が独立宣言書を盗んだと知ると、パトリックはベンを激しく叱責する。しかし宝のことを聞くと、パトリックは内心好奇心がわいてきた。

 

ベンを追ってきたアビゲイルもすっかり宝探しに乗り気になっていた。ベン、パトリック、アビゲイル、ライリーの4人は知恵を絞り、独立宣言書の裏面に隠された暗号を解読する。そしてベンジャミン・フランクリン博物館に展示された手紙に宝のありかのヒントがあることを突き止める。

 

ベンジャミン・フランクリン博物館についたベン、アビゲイル、ラリーの3人は、地元の子どもの協力を得て宝につながるヒントを手に入れる。一方のイアンも宝のありかにつながる手がかりを手にしていた。

ナショナルトレジャーのあらすじ【結】

「パスとストウの館を横切る」という手がかりを手に入れた3人は、パスとストウが作った自由の鐘の時計台へと向かう。そこでベンは接眼鏡を見つけるが、そこにイアン一行が現れる。イアンたちを巻こうとしてベンらは別行動をとるが、ベンはFBIに、ライリーとアビゲイルはイアンにつかまってしまう。

 

宝を手にするためにベンの存在が必要なイアンはFBIに接触。そして空母イントレピッドにベンを呼び出す。ベンはFBIの監視付きでイントレピッドへ向かう。ここでイアンは妨害電波を利用しFBIの通信を妨害し、FBIからベンを奪還する。ベンはイアンの宝探しに協力したくないが、父パトロックを人質に取られており、協力せざるを得ない。彼らは最後の目的地、トリニティ教会へ向かう。

 

トリニティ教会の地下、墓地のさらに奥に下へ進む階段を見つける一行。壊れた階段に犠牲者を出しつつ下に進むと、ある部屋にたどり着く。しかし部屋には何もなく、「すでに宝は持ち去られた」と落胆するベン。納得がいかないイアンは、ベンら4人を置いて帰ってしまう。

 

しかしベンは考えていた。宝の部屋が別にあるのではと。シャーロット号で発見したパイプを壁の穴にはめ込むと、別の入り口が現れる。その部屋には驚くほどの財宝が眠っていた。その部屋にあった階段から教会に戻ると、FBI捜査官ピーターに宝を発見したことを告げる。実はピーター捜査官もテンプル騎士団の末裔だったことを知るベン。ベンは財宝をほとんど寄付することを約束し、たった1%の分け前をもらう。

 

ピーター捜査官の協力でベンたちは罪に問われず、すべての罪はイアンになすりつけられる。ベンとアリゲイルは付き合い始め、ライリーを含めた3人は譲り受けた1%の財宝で優雅な生活を楽しんでいた。

「ナショナルトレジャー」の感想

次々になぞ解きをして手がかりを見つけていく話なので、見どころはたくさんありました。

私にとっての一番の見どころは、自由の鐘の時計台で接眼鏡を見つける場面でした。

午後3時22分になった時の時計台の影がかかるブロックから接眼鏡を見つけるシーンは、ドキドキしながら見てしまいました。

次から次へと現れる手がかりと謎。それを主人公ベン(ニコラス・ケイジ)が見事に紐解いていく姿にも惹かれます。

最初は敵対していた公文書館勤務のアビゲイルが自然とベンの仲間に入るのもよかったです。

アメリカの歴史には詳しくありませんが、適度に史実をフィクションに織り交ぜている脚本も見事!

派手なアクションは少なく、格闘シーンや大爆破のシーンもわずか。

その分ストーリーで楽しませてくれる映画で、続編ができたのも納得でした。

まとめ

「ナショナル・トレジャー」の最後のシーン、FBI捜査官の指輪の意味について、またあらすじをご紹介しました。

壮大なスケールと緻密な展開で、おおいに楽しめる映画でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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