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オリエント黒曜の女神の正体は何者?目的や能力・器についても解説

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マンガ「オリエント」で、主人公・武蔵の中に宿るという”黒曜の女神(こくようのめがみ)”。

作品序盤ではその存在がはっきりしなかった黒曜の女神ですが、ストーリーが進むにつれて徐々に正体が明らかになってきています。

今回はマンガ123話までの内容から、黒曜の女神の正体は何者なのか解説します。

黒曜の女神の目的や能力、黒曜の女神の器についてもまとめました。

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「オリエント」黒曜の女神(こくようのめがみ)の正体は何者か解説

黒曜の女神の正体

結論を書くと、黒曜の女神の正体は鬼鉄刀(きてっとう)の刀神(とうしん)です。

本編開始の約150年前、日ノ本に一匹の黒鬼が出現。

鬼はとても強く、あっという間に多くの人間たちを殺害します。

やがて神を崇め始めた人間たちが黒鬼に鉱石を貢ぐと、黒鬼は巨大化し、日ノ本の国土の半分を埋め尽くすほどに成長します。

武士たちは黒鬼神と呼ばれるようになった鬼を倒すことを悲願としますが、鬼と戦う手段を持ち合わせていませんでした。

人間に鬼鉄刀を与えた実在の女性

そんなとき、鬼鉄刀という鬼と戦う武器を人間に与えた女性が黒曜の女神なのです。

これにより武士たちは鬼と戦うことが可能に。

ただし女神とは言っても旧約聖書や新約聖書におけるヤハウェのような存在ではなく、黒曜の女神は過去に実在した女性でした。

 

女性は約100年前に死亡しますが、その後霊魂になった黒曜の女神は生身の人間の体に宿るように。

黒曜の女神が宿った人間は、刀気を操ることができる黒曜の女神の力を自分の体の中に眠らせている、と言われています。

黒曜石の8人に狙われる存在

黒曜の女神を体に宿す武士は、日ノ本に存在するすべての武士の刀気を一つに束ね、鬼たちと戦う力を持っていることになります。

そんな黒曜の女神を宿す武士を殺し、黒曜の女神を手に入れようとしているのが”黒曜石の8人”と呼ばれる存在。

黒曜石の8人とは鬼に加担し、鬼を討伐する武士たちを殺し続ける8人の武士たちのこと。

黒曜石の8人
  • 犬飼四郎(いぬかいしろう)
  • 犬川清六(いぬかわせいろく)
  • 犬坂七緒(いぬさかななお)
  • 犬田八咫郎(いぬだやたろう)
  • 犬塚一眞佐(いぬづかかずまさ)
  • 犬江藍二郎(いぬえあいじろう)
  • 犬村三喜人(いぬむらみきと)
  • 犬山五万理(いぬやまいまり)

8人は兄弟を自称していますが、実の兄弟ではありません。

また欠員が出てもすぐに次のメンバーを補充する仕組みになっているので、メンバー数は常に8人です。

作中では犬飼四郎が武蔵の中に黒曜の女神がいることを発見。

武蔵を殺し、黒曜の女神を我がものにしようとします。

だから武蔵は鬼神だけでなく、黒曜石に8人とも戦わなければならないんですね。

 

黒曜の女神の目的と能力を解説

黒曜の女神の目的

黒曜の女神の目的は黒鬼神を倒すことだと考えられます。

黒鬼神を倒すために、もともと人間だった黒曜の女神は人間たちに鬼鉄刀を与えました。

また死亡後も黒曜の女神は武士の体に宿り、黒鬼神と戦える力を武士たちに与えて続けています。

そんな黒曜の女神が鬼を倒そうとする武士の側にいるのは好ましくないので、黒曜の8人は武蔵を殺し、黒曜の女神を手に入れようとしているのです。

黒曜の女神が持つ3つの能力

マンガ38話、犬飼四郎の術式により危機的状況に追い込まれた武蔵のもとに黒曜の女神が降臨。

このとき黒曜の女神は3つの能力を発動しています。

  1. 光や音・時間を止める能力
  2. すべての刀気を引き寄せる暗黒の石の能力
  3. 刀気の流れを支配する能力

それぞれ解説します。

光や音・時間を止める能力

マンガ37話、犬飼四郎は広大な地面を切り取り天地を逆さまにして、武士たちを地面に叩き落とそうとします。

武蔵たちは刀を天井に刺して落ちないようにしますが、やがて限界に。

このとき黒曜の女神は光や音・時間を止める能力を発動し、武蔵を助けようとします(マンガ38話)。

すべての刀気を引き寄せる暗黒の石の能力

武蔵の体を借りた黒曜の女神は、鬼鉄刀の刀気を引き寄せる能力を発動。

犬飼四郎が持つ鬼鉄刀を奪います。

さらに周囲にいる武士全員が持つ鬼鉄刀の刀気を引き寄せ、鬼鉄刀の支配者としての能力を見せつけます。

刀気の流れを支配する能力

マンガ39話、黒曜の女神は犬坂七緒が放った刀気を捻じ曲げることで、攻撃をすべて跳ね返します。

刀気の流れの支配者である黒曜の女神は、まるで強力な磁石のように刀気を引き寄せたり、跳ね返したりすることが可能。

敵の攻撃を跳ね返すことができるということは、ほぼ無敵だと言うことができます。

黒曜の女神の力を解き放つために必要なもの

マンガ75話で、武蔵の中に眠る黒曜の女神の力を解き放つ秘宝が明らかになります。

秘宝とは黒曜の女神の血。

黒曜の女神は100年ほど前に死亡しましたが、五大武士団(徳川、上杉、武田、伊達、北条)は黒曜の女神が宿った人間が黒曜の女神の血を飲めば、女神そのものになれると考えます。

そして五大武士団は黒曜の女神の血を五等分にして保管していました。

女神の血をすべて摂取

武蔵はまず最初に上杉武士団に伝わる女神の血を摂取(マンガ76話)。

さらにマンガ118話、武蔵は武田、徳川、伊達、北条が保管していた黒曜の女神の血を飲みます。

 

これで武蔵は五大武士団に伝わる女神の血をすべて飲んだことになりますが、マンガ123話終了時点では武蔵の体に特別な変化は起きていません。

このあと武蔵が黒曜の女神の力をどのように解放するのか、気になります。

「オリエント」黒曜の女神の器

黒曜の女神の器とは?

黒曜の女神の器とは、黒曜の女神が宿っている武士のこと。

黒曜の女神はかつて実在した人間の女性ですが、約100年前に死亡。

その後、女性の霊魂は武士の体に宿り、その武士が死ぬと別の器に乗り換えるようになります。

本編開始時点では黒曜の女神は武蔵の体に宿っているので、武蔵が黒曜の女神の器ということになりますね。

武蔵の前の器は鐘巻自斎?

鐘巻小次郎の父親であり、両親を亡くした武蔵を引き取って育てた鐘巻自斎は、黒曜の女神と関わりが深い人物であることがわかっています。

マンガ40話、突如覚醒し、武蔵たちの危機を救った黒曜の女神は去り際に、「私はお前の中で再び眠りにつく」「この先、どんな敵が現れても決して殺されるな」。

さらに「お前は”黒曜の女神”の器なのだから」「ジサイはあの時志半ばで殺されてしまったからな」と話します。

ここでの話の流れから判断すると、鐘巻自斎が武蔵の前の黒曜の女神の器であった可能性が高いと考えられます。

目に掻き傷がある白髪の中年男が鐘巻自斎なのか?

さらに40話では、犬飼四郎が「かつて目に掻き傷(かききず)がある白髪の中年男が黒曜の女神を持ち出し、自分の体に宿した」と語っています。

さらに続けて「あいつが行方をくらましてから15年も経っている。何かがあって女神が器を乗り換えたんだ」とも。

個人的には、犬飼四郎が言う「目に掻き傷(かききず)がある白髪の中年男」こそが鐘巻自斎だと考察します。

 

まとめ

「オリエント」の黒曜の女神の正体や目的、能力についてまとめました。

  • 黒曜の女神の正体は鬼鉄刀(きてっとう)の刀神(とうしん)であり、武士たちに鬼と戦うために武器・鬼鉄刀を与えた実在の女性
  • 約100年前に死亡した黒曜の女神は霊魂となり、生身の人間の体に宿っている
  • 黒曜の女神の目的は鬼神を倒すこと
  • 光や音・時間を止める能力、すべての刀気を引き寄せる暗黒の石の能力、刀気の流れを支配する能力を持つ
  • 現在の黒曜の女神の器は武蔵だが、その前の器は鐘巻自斎だと考えられる

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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