オリエント鐘巻自斎(じさい)の正体は?死因や黒曜の女神との関係についても

オリエント

「オリエント」に登場する鐘巻自斎(かねまきじさい)。

小次郎の父親である自斎は本編開始時にはすでに故人。

そのため謎が多く、正体がわかりにくいキャラクターですが、黒曜の女神との関係が示唆されているなど、ストーリーのカギを握っていることは間違いありません。

今回は漫画123話までの内容に基づき、鐘巻自斎の正体を解説します。

また自斎の死因や黒曜の女神との関係についても解説します。

 

「オリエント」鐘巻自斎(かねまきじさい)の基本情報

武士の血筋を引く人物

鐘巻小次郎の父親・鐘巻自斎は竜山町の住んでいた武家の当主。

鬼への信仰が強い竜山町では、武士は日ノ本を支配していた化け物と考えられているため、自斎や小次郎はいわれのない差別を受けてきました。

 

しかし自斎は「(お前は)勇敢で誇り高い一族の末裔だ」「刀は武士の誇りそのものだ」と小次郎に説くなど、武士の血筋を引いていることに矜持(きょうじ)を持っていました。

武蔵を引き取り育てる

武蔵は幼い頃に農業をしていた両親を流行り病で亡くします。

その後、武蔵は親戚の家に預けられますが、両親が差別の対象だった鐘巻家と親しく付き合っていたため、親戚の家で邪魔者扱いされることに。

ある日、武蔵は親戚に強要され、鐘巻自斎に石を投げつけます。

その日の夜、罪悪感に苛まれた武蔵は自斎に自宅に行き謝罪。

自斎は武蔵の謝罪を受け入れ、その後武蔵を引き取り育てていくことにします。

武蔵の生き方に大きな影響を与えたのが鐘巻自斎ということができますね。

 

小次郎の父・鐘巻自斎の正体を考察

ここから123話までの内容をもとに、鐘巻自斎の正体を解説します。

過去に上杉武士団に関わっていた可能性

鐘巻自斎はかつて上杉武士団に関わっていた武士の可能性が高いです。

理由は以下の2つ。

  1. 自斎が上杉の花押が入った絵巻物(鬼別帳)を持っていた
  2. 上杉武士団団長の上杉竜臣も鬼別帳の花押が上杉武士団の長のものであることを認めた

特に2つ目の理由が大きいですね。

マンガ115話、鐘巻小次郎と服部つぐみは上杉武士団の上杉竜臣と対面。

自斎が持っていた絵巻物の花押を見た竜臣は、上杉武士団の長のものであると証言します。

正式な団員ではない

ただし花押は竜臣のものではなく、15年前に死んだ竜臣の先代の花押で、竜臣自身も鐘巻自斎という人物にはあったことがないとか。

また竜臣によると、自斎は上杉武士団の正式な武士ではなく、鬼神退治の際の連合軍として集められた団員の1人、つまり助っ人の可能性が高いと言います。

 

それでも上杉武士団と何らかの関わりを持っていたということは、自斎の正体を探る上で大きなヒントになることは間違いありません。

鐘巻自斎=富田勢源である可能性が浮上

さらに話が進むと、鐘巻自斎の正体は富田勢源(とだせいげん)ではないか、という話が浮上します。

富田勢源とは、15年前に鬼神退治を一人で成し遂げ、絶滅寸前にあった武士たちを救った英雄として知られる人物。

自斎が富田勢源と同一人物という話が浮上したのは、小次郎が北条武士団団長の北条獅子門に面会した際のこと。

小次郎の顔を見た北条獅子門は、小次郎が富田勢源と似ていることに気が付きます。

小次郎と富田勢源とは親子ほどの年の差があるにも関わらず、です。

鐘巻自斎=富田勢源なのか?

123話までの内容からは、鐘巻自斎が富田勢源であったかどうかははっきりとわかっていません。

ですが、個人的には自斎が富田勢源である可能性は極めて高いと考えています。

黒曜の女神を狙う”黒曜石の8人”の一人・犬飼四郎によると、黒曜の女神を持ち出した中年男が鐘巻自斎と酷似しているとのこと。

 

中年男は白髪で、目に3本の掻き傷があったとのこと。

また北条獅子門が言う富田勢源も白髪で、目に3本の掻き傷がありました。

そしてマンガ117話に登場する鐘巻自斎も白髪で、目には3本の掻き傷があります。

以上のことから、鐘巻自斎は過去に富田勢源と名乗っていた武士である可能性が高いのではないでしょうか。

鐘巻自斎と黒曜の女神の関係を考察

鐘巻自斎と黒曜の女神の関係を考察します。

黒曜の女神の器だった可能性が大

黒曜の女神とは、約100年前に鬼と戦うための鬼鉄刀を人間にもたらした女性のこと。

死後は霊魂となり生身の人間の体に宿るようになり、現在では武蔵の体に眠っています。

 

武蔵の体に宿る前、黒曜の女神は鐘巻自斎に宿っていたと考えられます。

マンガ40話、一度は覚醒した黒曜の女神が再び眠りにつく際、武蔵に「お前はわたし(黒曜の女神)の器なのだから」「ジサイはあの時、志半ばで殺されてしまった」と語っているからです。

自斎がどのような形で殺されたのかはこのあと解説しますが、女神の発言から判断すると、ジサイ(鐘巻自斎)が”黒曜の器”であった可能性は高いです。

自斎は黒曜の女神を持ち出した大罪人?

同じくマンガ40話で犬飼四郎は、15年前に目に掻き傷がある白髪の中年男が黒曜の女神を持ち出し、己の身に宿したと話します。

中年男は天下の大罪人になったとのこと。

目に掻き傷がある白髪の中年男とは富田勢源であり、鐘巻自斎であると考えられます。

 

15年前に自斎が黒曜の女神を持ち出した動機は不明。

ですがマンガ123話には「黒曜の女神を守ることが俺の使命」という自斎のセリフがあります。

「オリエント」鐘巻自斎の死因を解説

自斎は処刑された

鐘巻自斎は処刑されたと考えられます。

マンガ22話の武蔵の回想シーン、そして122話の小次郎の回想シーンに自斎が処刑されるところが描写されているからです。

 

処刑の理由は「鐘巻自斎なる下郎は、聖なる鉱山内部に侵入し、破壊工作を試みた!万死に値する大罪人である」と説明されています(123話)。

自斎が住んでいた竜山町の中央には、高い壁に覆われた鉱山があり、神聖な場所と考えられてきました。

鉱山には鉱夫と役人以外は進入禁止でしたが、中には鬼神がいたようです。

自斎は鬼神を退治するために鉱山内部に入ったところ、捕まったのではないでしょうか。

まとめ

  • 鐘巻自斎は竜山町に住んでいた武士の家系の人物で、小次郎の父
  • 両親と死に別れた武蔵を引き取って育てた
  • 一人で鬼神を倒した富田勢源という英雄である可能性が高い
  • 自斎は武蔵の前の黒曜の女神の器だったと考えられる
  • 神聖とされる竜山町の鉱山に入ったことで処刑されたと考えられる

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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