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オリエントの猿渡みちるは死亡する?武蔵との出会い・恋愛・別れまでを解説

オリエント

「オリエント」に登場する猿渡みちる。

東に向かう武蔵たちが、森の中で出会うキャラクターです。

上杉武士団に加わり、淡路島に降臨した鬼神と戦うというみちるには、黒曜の女神の器を探し出し、殺すという目的がありました。

そんな猿渡みちるは作中で死亡するのでしょうか?

今回は以下の2点について解説します。

  • 猿渡みちるは最後に死亡する?
  • 猿渡みちると武蔵の出会いから恋愛・別れまで
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「オリエント」猿渡みちるは死亡するのか

猿渡みちるは死亡する?

結論を書くと、猿渡みちるは死亡します。

初登場以来、みちるは武蔵を助けたり、かばったりなど、いつでも武蔵の味方でした。

一時は父親の犬田八咫郎に記憶を消されてしまいますが、みちるは武蔵のことをずっと想い続けていました。

武蔵もみちるを大切な存在と認識していましたが、みちるが死亡したことで、二人の関係は終わってしまうのです。

猿渡みちるの死亡シーンを解説

猿渡みちるが死亡するのはマンガ115話。

鬼神・八岐大蛇を討伐した淡路島奪還作戦から半月後、上杉武士団の城塞・紫龍城では恩賞の授与式が行われました。

その翌日、武蔵とみちるは初めてのデートに出かけ、演劇を見たり、食事をしたりして楽しみます。

しかしみちるは自分がもう残り少ない命であることを知っていました。

最期の時を迎えたみちるは「あなたのおかげで私はわたしになれた」「さよなら」と言い、武蔵と握手。

武蔵に抱きしめられたみちるの体は、まるで砂のように粉々に砕け散ってしまいます。

猿渡みちるの正体

なぜ猿渡みちるは粉々に砕け散って死んだのか?

その理由を知るには、みちるの正体を理解する必要があります。

猿渡みちるとは鬼と人間の間の存在です。

みちるの父・犬田八咫郎(いぬだやたろう)は、まず自分人間の女性との間に子を作り、子どもが胎児のうちに鬼鉄(鬼が死んだ時に出る鉱石の欠片)を埋め込み、融合させます。

鬼鉄とは鬼の体の破片ですから、鬼そのものということができます。

 

つまり鬼と人間の遺伝子を持つ猿渡みちるは、鬼と人間の間の存在。

そんなみちるは、犬田八咫郎の術により黒曜の女神と同じ能力を持つ鬼鉄刀に変えられてしまったことで、元の人間の姿を保つことが不可能に。

最期は粉々になり、砂のように散ってしまうのです。

 

猿渡みちると武蔵の出会い・恋愛・別れまでを解説

出会い

東へ向けて森を移動中、武蔵は緑色鬼・蛸壺鬼(たこつぼおに)に捕われている猿渡みちるを救助。

初めてみちるのことを見た武蔵の心はときめきます。

上杉武士団に加わるために播磨の港に行くというみちるは、東には黒鬼神がいるため、これ以上進むことはできない、と武蔵に教えます。

 

さらにみちるは武蔵に、いっしょに播磨の港に行くことを提案。

父親の鐘巻自斎(じさい)が持っていた絵巻物と上杉武士団との関係を調べるため、武蔵たち3人は上杉武士団がいる港に行くことにします。

みちるの後を追い武蔵たちは播磨の港へ

武蔵たち一行は播磨の港に到着。

上杉武士団団長・上杉竜臣と面会することは叶いませんでしたが、武田武士団の武田尚虎の口利きで上杉連合の一員となり、上杉武士団の塞紫龍城に入ることに成功。

ここで武蔵は小次郎とつぐみと別れ、ある小隊に配属されます。

みちると武蔵が再会

武蔵が配属された小隊には猿渡みちるがいました。

配属された小隊のメンバーとひと悶着を起こし、猛省する武蔵の様子をみちるは心配そうに見ていました。

でもみちるは武蔵に話しかけられずにいたのです。

実はみちるは父親の犬田八咫郎から重要な任務を与えられていました。

殺すはずだったのに好きになる

みちるの任務とは黒曜の女神の器を探し出し、殺すこと。

みちるの父親・犬田八咫郎は黒曜の8人のメンバーの一人で、黒曜の女神を自分たちのものにしようとしていたのです。

出会った瞬間、武蔵が黒曜の器であることを知ったみちるでしたが、犬田八咫郎には器はまだ見つかっていないと報告。

目付役の爺には、発見したが監視中だとウソの報告をします。

みちるが父親や爺にウソの報告をした理由は、武蔵のことが好きになったため。

失敗作として一度は廃棄されたものの、刀試しに成功したため犬田八咫郎に認められたみちるは、また捨てられないようにと、懸命に自分の任務と全うしようとしていました。

しかし無条件に自分を助けてくれた武蔵を好きになったみちるは、少しでも長く武蔵といるためにウソの報告をしたのです。

みちると武蔵の石が同調し武蔵が捕まる

刀気を受け取る練習をしていた武蔵は、みちるに練習相手になるよう依頼。

みちるが武蔵に向けて刀気を放つと、武蔵は受け取ることに成功。

しかしこのときみちるの体内にある鬼鉄の鉱石の破片と武蔵の中にいる黒曜の女神の黒い鉱石が同調。

武蔵は上杉竜臣に捕まり磔(はりつけ)にされ、鬼神の情報について尋問を受けることに。

またみちるは黒曜の8人の配下であることを上杉武士団に知られてしまいます。

身を挺して武蔵を守るみちる

みちると武蔵の石がつながったことで武蔵の居所を知った犬田八咫郎は、自分の娘達(みちるにとっては姉妹)を武蔵のもとに送ります。

ここで娘たちは、みちるの目的は黒曜の女神の器=武蔵を見つけ出し、殺すことだと武蔵に話します。

自分の本当の目的を知られたみちるは涙を流し、武蔵に襲いかかる娘たちの攻撃から身を挺して武蔵を守ります。

父親がみちるの記憶が初期化

上杉武士団の紫龍城に潜入してきた黒曜石の8人のメンバー・犬飼四郎は、自分の能力を使い、みちると武蔵を犬田八咫郎のもとへ転移。

みちるは父親に「この人が死んでしまったら、すべてが消えてしまう」「器を殺さず、黒曜の女神を取り出す手段を私が見つけ出す」「だから武蔵を殺さないで」と懇願。

しかし、みちるに失望した犬田八咫郎はみちるの記憶を初期化。

みちるは武蔵との間に起こった出来事も武蔵への想いも、すべて失ったかのように思われました。

むさしへの想いは残る

記憶を初期化されたみちるでしたが、心のどこかで武蔵のことを記憶していました。

武蔵に襲いかかり、トドメを刺そうとした犬田八咫郎を背後から攻撃したのです。

記憶をリセットされたみちるでしたが、武蔵が大切な人物であることを覚えていたようです。

犬田八咫郎により鬼鉄刀にされるが

犬田八咫郎は自らの能力を使い、鬼神・八岐大蛇と一体化。

さらに禁術を使い、みちるを黒曜の女神と同じ力を持つ鬼鉄刀に変えてしまいます。

犬田八咫郎はみちるが変貌した刀を使い、武蔵や上杉武士団連合を攻撃。

しかし鬼鉄刀に変えられたみちるは、武蔵を殺すことができません。

記憶を初期化されても、武蔵に特別な感情を抱いていたからです。

ここで武蔵は黒曜の女神の能力である黄金刀気を使い、身体強化を施し、犬田八咫郎の討伐に成功します。

最期のときが近づく

淡路島奪還作戦が成功してから半月後、上杉武士団の紫龍城で軟禁生活を送っているみちるの体には亀裂が入っていました。

犬田八咫郎により偽の黒曜の女神にされてしまったために、人間の姿を保つことができなくなっていたからです。

みちるの最期を知っていた武蔵はみちるを外に連れ出し、演劇を見たり食事をしたりして、残り少ない時間を楽しみます。

抱きしめられた瞬間に粉々になり死亡

最期の時を迎えたみちるは、「あなたのおかげで私は私になれた」と武蔵に感謝。

そして右手を差し出し、武蔵と握手をします。

武蔵がみちるの体を抱きしめた瞬間、みちるの体は粉々になり死亡。

そこには主を亡くした鬼鉄刀だけが残されていました。

みちると武蔵は恋愛関係だったのか?

みちると武蔵の関係は儚く終わってしまいます。

もしみちるが生き続けることができたなら、恋愛関係になっていた可能性は高いです。

みちるは確実に武蔵のことが好きでしたし、武蔵もみちるのことを大切な存在と考えていましたから。

ですが武蔵はみちるが死亡した時点では、恋愛までの気持ちは持っていなかったと思われます。

よって相思相愛の恋人同士になるにはもう少し時間が必要だったのではないでしょうか。

個人的にはみちると武蔵の恋愛の描写をもう少し見ていたかったです。

 

まとめ

「オリエント」に登場する猿渡みちるが死亡するかについて解説しました。

  • 猿渡みちるは作中で死亡する
  • みちるは犬田八咫郎に偽の黒曜の女神にされてしまったため、人間の姿を保つことができず、粉々になり死亡する

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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