ラピュタの飛行石の正体とは?モデルや最後どうなったかについても

天空の城ラピュタ

スタジオジブリのアニメ映画「天空の城ラピュタ」には、物語のカギを握る架空の物質・飛行石が登場します。

飛行石の持つ不思議な力こそが、ラピュタ帝国の超科学の象徴となっているのです。

ここでは、飛行石の正体と、モデルになった実在の鉱石について考察していきます。

さらに、シータが持っていた飛行石のペンダントが最後にどうなったのかについても解説しますね。

ぜひ最後までお付き合いください!

 

「天空の城ラピュタ」飛行石とは?

天空の島を空に浮かばせる不思議な石

飛行石というのは、物体を浮遊させる効果を持つ不思議な石です。

かつて存在したラピュタ帝国では、飛行石の巨大な結晶を作り出して、その力で島を一つ空中に浮かべました。

物語の中では言及されていませんでしたが、ラピュタの雷やロボット兵の動力に飛行石が関係している可能性もあるのかもしれません。

 

つまり、飛行石の結晶こそが、ラピュタ帝国のオーバーテクノロジーの象徴ともいうべき物質。

ラピュタ帝国の優れた科学力には、飛行石を結晶化する技術が深くかかわっていたと推測できます。

結晶化していない飛行石は地中に含有している

飛行石の成分自体は、地中に含有されています。

作中では、石に詳しい「ポム爺さん」という人物が登場して、パズーとシータに飛行石について説明していました。

ポム爺さんの口ぶりからして、飛行石が含まれている岩石は決して珍しいものではないのでしょうね。

実際に、スラッグ渓谷の鉱山にも飛行石が含有されているわけですし。

飛行石は、地中に含有されている状態では、特別な力は持っていないようです。

せいぜい、明かりのない真っ暗闇の中で光り輝くくらい。

いえ、それだけでも十分に幻想的な、素晴らしい光景なんですけど。

ラピュタ人だけが結晶化の技術を持っていた

ポム爺さんの説明によると、飛行石を結晶化する技術は、ラピュタ人だけが所有していた失われた技術なのだそうです。

つまり飛行石の結晶は、現代の科学では作り出せない物質。

さらに、飛行石のペンダントが王家の証として残されていたことから、ラピュタ帝国時代も飛行石の結晶は貴重品だったと推測できます。

おそらくは、王家の人間でもなければ、個人では所有できない重要物質だったのではないでしょうか。

作中でも、シータの家であるラピュタ王家に残されていたペンダントと、島を空に浮かべている巨大結晶以外は出てきませんでしたしね。

「ラピュタ」飛行石の正体!機能と役割を解説

重力に逆らい物質を浮遊させる

飛行石の結晶は、重力に逆らい物質を浮遊させる性質を持っています。

こう説明すると、「物を浮かばせるだけなら、たいしたことないんじゃない?」と思われてしまうかもしれません。

しかし、それだけではないんです。

飛行石の結晶のような、重力の作用を軽減したり無効化したりする物質は、反重力物質と呼ばれます。

現実には物理学的に存在しない物質とされて、主にSFなどで登場する物質。

もし実用化できれば、莫大なエネルギーを生み出せるとも考えられています。

 

さらにラピュタの物語では、700年以上の間、島を空中に浮かべています。

つまり飛行石の結晶は、700年以上もの時間、常時効力を発揮しているわけです。

それだけでも、永久機関が実現できそうな動力源だとわかりますよね。

結晶のペンダントがラピュタへたどり着くためのカギ

ラピュタの物語では、シータの家に代々伝わる飛行石のペンダントこそが、ラピュタにたどり着くためのカギ。

シータが祖母から教わったおまじないの言葉を唱えると、ペンダントが光を放ち、ラピュタへの道を示します。

さらに、ラピュタの防衛機構である竜の巣も、ペンダントの所有者の来訪に合わせて、ラピュタの封印を解除していました。

つまり飛行石のペンダントを所有し、起動のためのキーワードを知っている人間だけが、ラピュタへたどり着けるのです。

ペンダントの所有者がラピュタの機能を操れる

ラピュタの各種機能を操るためにも、飛行石のペンダントが必要になります。

ムスカは一時的にラピュタの機能を操ることに成功しましたが、飛行石のペンダントが奪われたことで、ラピュタの機能を操れなくなっていました。

つまりペンダントは、ラピュタのシステムの起動キーのようなもの。

 

かつてのラピュタ帝国の王族は、王家の象徴である飛行石のペンダントに、ラピュタを復活させるための機能を組み込んだのです。

それだけ、ラピュタ王家にとって、飛行石の結晶は重要な意味を持っていたのでしょうね。

推測ですが、ラピュタの科学力のすべてが、何らかの形で飛行石の力を利用したものなのではないでしょうか。

飛行石のモデルになった実在の鉱石はあるの?

飛行石は、現実には存在しない架空の鉱石ですが、モデルになった実在の鉱石はあるのでしょうか?

色や性質が似ている鉱石について解説していきます。

色と意味からラピスラズリ説

ラピスラズリは深い青や藍色の宝石。

日本語では、瑠璃(るり)と呼ばれています。

青い色の宝石といえば、まず最初に名前が挙がるくらいに有名な石なので、知っている方も多いかもしれませんね。

ラピスラズリの色は、シータが持つ飛行石の結晶のペンダントによく似ています。

さらに、パワーストーンとしてのラピスラズリは、「邪気を払いのけ、持ち主を正しい道へと導く」という意味を持ちます。

持ち主をラピュタへ導く役目を持っていた飛行石のペンダントのモデルに、ピッタリなのではないでしょうか。

石の割れ方や特徴から蛍石説

石に詳しい人の間では、飛行石のモデルは蛍石(けいせき・ほたるいし)ではないかともいわれています。

蛍石の別名はフローライト。

通常時の色は青ではないのですが、紫外線を照射すると蛍のように発光します。

稀(まれ)にですが、青い光を放つ蛍石も存在していて、色は飛行石に似ているといるのです。

さらに、蛍石は割れ方に特徴があります。

蛍石を叩いて割ると、平面の断面ができるのです。

ポム爺さんが、パズーたちに飛行石の説明をしたシーンを思い出してください。

ポム爺さんが割った石は、綺麗に割れていましたね。

この割れ方こそ蛍石の特徴。

石に詳しい人が、飛行石のモデルが蛍石だと主張する根拠になっています。

紫外線を当てると光る灰重石説

灰重石(かいじゅうせき)という石も、飛行石のモデルとして名前が挙がります。

灰重石の別名はシェーライト(もしくはシーライト)。

灰重石は、紫外線を当てることで青白く輝くのです。

その色は、真っ暗闇の炭鉱で輝いていた飛行石によく似ています。

灰重石が含まれている鉱山などで、明かりを消して紫外線だけを照射すると、まるでラピュタのワンシーンのような光景が見られるのです。

ただし、紫外線を当てなければ発光しないので、明かりを消しただけで光っていた飛行石とはちょっと違うのですが。

飛行石のペンダントが最後どうなったのかを解説

ラピュタの物語の重要なキーアイテムだった飛行石のペンダント。

次は、その最後について解説しましょう。

劇場版ではラピュタと共に空の彼方へ消えていった

大元の映像である劇場版のラストシーンでは、パズーとシータがラピュタから脱出するシーンで、飛行石のペンダントがラピュタの木に引っかかって光っていた、という情報が。

ペンダントは、そのままラピュタとともに空の彼方へ消えていき、成層圏まで上がっていったわけですね。

しかし、現在テレビなどで放送される映像では確認できていません。

あるいは、長年の間に編集されて、カットされた可能性もあります。

ですが、劇場版でこのシーンを見たという人がいるのは事実です。

「バルス」の光とともに砕け散った説

パズーとシータが滅びの言葉「バルス」を唱えたときに、ペンダントが砕け散っているように見える、という声もあります。

確かに、閃光が飛び散っているのは、まるでペンダントの破片のよう。

さらに、ペンダントの破片がムスカの目に入ったから、ムスカはのたうち回ったのではないか、という推測もされています。

こちらの説も、ラピュタのラストシーンにふさわしい気がしますね。

まとめ

ここでは、飛行石の正体と、モデルになった実在の鉱石について考察しました。

さらに、シータが持っていた飛行石のペンダントが最後にどうなったのかについても解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

  • 飛行石の結晶は、重力を軽減し物質を浮遊させる性質を持つ
  • ラピュタ人だけが、飛行石を結晶化する技術を持っていた
  • 飛行石のペンダントがラピュタ帝国の王家の末裔に代々受け継がれていて、ラピュタを復 活させるためのカギになっている
  • 飛行石のペンダントは、最後はラピュタと共に空の彼方へ消えていったか、滅びの言葉と ともに砕け散った

飛行石のペンダントは、ラピュタをめぐる冒険のキーアイテムです。

飛行石の青い輝きは、ラピュタの物語の象徴とも言えますね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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