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ラピュタの竜の巣は積乱雲?パズーが竜の巣を抜けれたのは父親のおかげ?

天空の城ラピュタ
ラピュタの竜の巣は積乱雲

スタジオジブリのアニメ映画「天空の城ラピュタ」には、竜の巣と呼ばれている巨大な雲の塊が登場します。

空に浮かぶ城・ラピュタを包み込んで、人々の目からラピュタを隠し、ラピュタに近づく者を葬る役目を持っているのです。

ここでは、ラピュタの竜の巣の正体が積乱雲なのか解説します。

また主人公・パズーがなぜ竜の巣を抜けてラピュタへとたどり着けたかについても考察します。

 

「天空の城ラピュタ」竜の巣とは

竜の巣は空飛ぶ島を覆い隠す巨大な雲

竜の巣は、ラピュタを覆い隠す程に巨大な雲の塊です。

ラピュタは常に竜の巣の中に隠れていて、地上の人々からは見えないようになっています。

つまりラピュタが人々の目に触れないのは、竜の巣が原因。

ラピュタが前人未踏の領域なのは、竜の巣のせいだと言えるでしょう。

ただしドーラの言葉から判断すると、竜の巣の存在自体は、空を飛ぶ人間の間ではかなり広く知られているようでした。

入った人間が生きて出るのは難しい魔境のような場所として、ですが。

内部では竜のような雷が乱舞する死の空間

竜の巣の内部では、竜のように見える雷が常に大量に発生しています。

そのため、竜の巣の中に入った飛行船は、雷に打たれて墜落してしまうのです。

まさに、死の空間と呼ぶのにふさわしい場所です。

ドーラは、決して中に入ってはいけない場所だと認識していました。

竜の巣の中に入って生き残った例外は、運よく脱出に成功した一部の船だけ。

そして、その中でもラピュタの近くにまで行けたのは、偶然生き残れたパズーの父親の船だけでした。

「ラピュタ」竜の巣の正体は積乱雲?

見た目は積乱雲に酷似している

竜の巣の見た目は、現代の気象学では積乱雲と呼ばれている雲に酷似しています。

積乱雲は、別名で入道雲や、雷雲(らいうん・かみなりぐも)とも呼ばれている雲です。

鉛直方向に長く成長するのが特徴で、高さは12,000メートルを超えることもあるとのこと。

雲の下部や雲の下には、激しい雨や雷が発生しやすく、周辺では気流が乱れるため、現代でも危険な雲として分類されています。

現代ほど航空機が発達していなかった時代は、まさに近づいただけで死んでしまうような危険な領域だったのです。

ラピュタの竜の巣と同じですね。

常に存在する積乱雲は実在しない

しかし、常に存在し続ける積乱雲は、現代ではありえません。

積乱雲の発生には様々な要因がありますが、どの場合も成長した後は減衰して、一定の時間で消滅するのです。

その寿命は数十分から長くても数日くらい。

竜の巣は、ラピュタを覆い隠しながら常に存在しているのですから、あきらかに現代の気象学的におかしな現象です。

竜の巣はラピュタの防衛機構

作中で語られている事を総合すると、竜の巣はラピュタを防衛するためにラピュタ人が用意した防衛機構なのだと判断できます。

つまり、ラピュタ人が現代よりも優れた科学で用意した物なのです。

その役目は、ラピュタが見えないように隠し、近づく者を打ち落とすこと。

しかし、そうなるとおかしなことがあります。

物語の中で、パズーは雷に打たれずにラピュタにたどり着きました。

ドーラ一家のタイガーモス号は、雷に打たれて航行不能になっています。

軍の船であるゴリアテは、ラピュタにたどり着くための「鍵」を所有していました。

パズーだけが、鍵も持たずにラピュタへと無事にたどり着けたのはなぜなのでしょう?

パズーが竜の巣を超えられたのは父親のおかげなのかを考察

パズーが竜の巣の中で叫んだセリフは「父さん」

パズーが竜の巣に入った直後、突然全ての音が消えて、不思議な空間が発生します。

急に作画も荒々しくなり、音が消えてサイレントになるので、見ている人はびっくりしてしまいますよね。

この時、音は聞こえないのですが、パズーは何かを叫んでいます。

視聴者の間では、何を言っているのかという議論になっているシーンです。

しかし、昔出版された公式のフィルムコミックには、セリフが書かれています。

そのセリフは「父さん」。

そう、パズーは竜の巣の中で、飛行機械で空を飛ぶ父親の姿を見たのです。

父親の姿を追いかけたからラピュタにたどり着けた

そして、パズーは父親の姿に誘われるように、飛行機械で後を追いかけます。

そのパズーの両脇を、パズーだけを避けるように雷が落ちていくのです。

まるで、パズーのために道を開けるように。

一瞬の出来事なので、静止画かコマ送りでなければ分かりにくいのですが。

もしもパズーの進路が少しでもずれていたら、雷に打たれていたでしょうね。

父親の後を追いかけたから、パズーは無事にラピュタにたどり着けたのです。

父親の姿は残留思念?

この時、パズーが見た父親の姿は、かつて偶然ラピュタに近づいた父親の残留思念だと考察できます。

父親が、若いころの姿をしていたからです。

その姿は、かつてラピュタを写真に収めた時と同じでした。

竜の巣の中は、雷が乱舞している特殊な空間です。

少しオカルトな話ですが、こういった空間では磁場が乱れやすく、残留思念のような現象が起こりやすいとされています。

かつてラピュタに近づいた父親の姿が、残留思念として空間に焼き付いていたのでしょう。

そして、その後、ラピュタへと向かうパズーを導いたのです。

父親の想いが、パズーを守ったのでしょうね。

あるいは、父親からパズーへ受け継がれたラピュタを求める想いが導いた、素敵な偶然とも言えるでしょう。

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まとめ

ここでは、ラピュタの竜の巣の正体が積乱雲なのかと、主人公・パズーがなぜ竜の巣を抜けてラピュタへとたどり着けたのかを考察しました。

  • 竜の巣は、ラピュタを覆い隠す巨大な雲で、内部では雷が発生している
  • 危険な空間・竜の巣は積乱雲に似ているが、その正体はラピュタの防衛機
  • パズーは、父親の後を追いかけたから、ラピュタにたどり着けた

「天空の城ラピュタ」は、公開から30年以上も愛されている素晴らしい冒険物語です。

ぜひ、皆さんも楽しんでください。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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