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最果てのパラディン/スタグネイトの正体は?グレイスフィールとの関係やその後についても

最果てのパラディン

「最果てのパラディン」アニメ1期3話でウィル、ブラッド、マリーの前に現れたスタグネイトの木霊。

この日はウィルが成人する前日。

スタグネイトは、上王(ハイキング)への執着を失ったブラッドとマリーの魂を手に入れるために、木霊を降臨させたのです。

ブラッドたちを守りたいウィルはスタグネイトと交戦します。

スタグネイトとは一体どんな神なのでしょう?

この記事では「最果てのパラディン」に登場するスタグネイトを取り上げ、以下の3点について解説します。

  • スタグネイトの正体
  • スタグネイトとグレイスフィールとの関係
  • スタグネイトのその後
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「最果てのパラディン」スタグネイトの正体

スタグナイトとはどんな神なのか、解説します。

stagnateは「停滞する」という意味を持つ英単語

スタグネイトを英語で書くとstagnate。

日本語で「停滞する」という意味を持ちます。

名詞形はstagnation。

悪神・スタグネイトが停滞させるものは優秀な魂。

永遠に停滞した、悲劇のない世界を作るためです。

善なる神々の陣営から悪なる神々の陣営へと鞍替えした神

スタグネイトは元々、善なる神々の陣営に属していました。

しかし定命(じょうみょう)の生死の悲劇を見ることに耐えかねて、人を不死化させる悪なる陣営(悪神)に鞍替え。

定命(じょうみょう)とは?
人の寿命は生まれたときから決まっている、という禅の考えに基づいた言葉。

スタグネイトは、死んだものに己の悲劇を覆す権利を与え、心残りがあるものをアンデッド(不死者)にしてしまいます。

アンデッドはスタグネイトの眷属なのです。

ガス・ブラッド・マリーと契約を結び不死者(アンデッド)にする

200年前の大戦で、大魔法使いのガスはブラッドやマリーとともに上王討伐作戦を決行。

倒すことはできませんでしたが、なんとか上王(ハイキング)を街の地の深くに封印することに成功します。

しかし封印は時間稼ぎにすぎず、やがて強い悪魔たちが上王の封印を解くことは明らかでした。

そんなとき不死神スタグネイトの木霊(神の分身)が降臨し、「不死者となり、こちらの陣営に加われば、この街の悪魔を打ち払う」とガスたちに提案。

 

選択の余地がなかったガス、ブラッド、マリーの3人はスタグネイトと契約し、不死者(アンデッド)になるのでした。

ガスたちをアンデッドにしたスタグネイトは、街にいる悪魔を倒します。

それから200年もの間、ガス、ブラッド、マリーは上王の封印を守るために、死者の街で生活し続けてきたのです。

「鉄錆の山の王」編で女神であることが判明

本編に初登場したスタグネイトの木霊(エコー=神の分身のこと)は男性の姿をしていましたね。

そのためスタグネイトは男神だと思った方は多いはず。

でも実はスタグネイトは女神であることが「鉄錆の山の王」編で判明します。

 

小説「最果てのパラディン」3巻下の第四章、ウィルたちが邪竜・ヴァラキアカと戦いの場に、カラスの姿をしたスタグネイトの遣いが現れます。

するとヴァラキアカはこのように発言。

大した色男ぶりだな。聖騎士よ。危機にあって女神が二柱も駆けつけるとは!

引用元:小説「最果てのパラディン」3巻下

二柱の女神とはグレイスフィールとスタグネイトのこと。

これに対してスタグネイトの遣い(つかい)は以下のように返します。

私が女神でも男神でも、どちらでもいいだろう。性別など神にとっては飾りのようなものだ。なぁ?

引用元:小説「最果てのパラディン」3巻下

スタグネイトが女神であることを知ったウィルは驚いていましたね(笑。

スタグネイトは性別にこだわりがないようですし、木霊(エコー)は分身ですから、神そのものの姿と違っていても何ら不思議ではないはず。

そのため最初に登場したスタグネイトの木霊は男性の姿をしていたようです。

 

ギリシャ神話には男性、女性の特徴を兼ね備えた両性具有の神が存在しますし、日本にも性別がはっきりしない神様がいらっしゃいます。

ということはスタグネイトの木霊が男性の姿をしていることは、何ら不思議なことではないのかもしれません。

 

スタグネイトとグレイスフィールの関係

スタグネイトはグレイスフィールの妹

結論を書くと、スタグネイトはグレイスフィールの妹。

スタグネイトはグレイスフィールの妹であることが判明したのは、ウィルたちが邪竜・ヴァラキアカを倒した直後のこと。

スタグネイトが「さらば、わが姉よ」とグレイスフィールに言うと、グレイスフィールも「ああ、さらば、わが妹よ」と返答。

このやり取りから、グレイスフィールとスタグネイトが姉妹であることがわかります。

スタグネイトはヴォールトとマーテルの娘?

魂と輪廻を司る生々流転の女神・グレイスフィールは、雷神ヴォールトと地母神マーテルとの間に生まれた女神。

ということはスタグネイトのヴォールトとマーテルの娘なのだと考えられます。

善神から悪神へと鞍替えしたスタグネイトのことを、グレイスフィールはどのように思っているのでしょう?

気になりますね。

スタグネイトはその後は?

小説「最果てのパラディン」1巻四章(アニメ1期5話)、ウィルの”喰らい尽くすもの”により切り刻まれ、呪いの言葉を吐きながら消滅したスタグネイト。

その後、再登場することはあるのでしょうか?

「鉄錆の山の王」編に再登場

スタグネイトは「鉄錆の山の王」編に再登場します。

小説3巻上(漫画8巻37話)、スタグネイトは遣い鴉の姿で登場。

正確に言うと、ウィルに敗れたスタグネイトは木霊を降臨させられないので、カラスの姿をした遣いを差し向けたのです。

遣いはウィルに「邪竜ヴァラキアカとは戦うな」と忠告。

人間、特に英雄を愛するスタグネイトは、ウィルには死んでほしくなかったようです。

スタグネイトは優しい神?

軽口や冗談を言えるスタグネイトを見たウィルは、「この神は話せる」「悩みを話せば聞いてくれるだろうし、ともに解決策を模索したり、神の力でよい方向に導いてくれるだろう」と感じます。

実際にスタグネイトは、ヴァラキアカとの決戦の前にはウィルにアドバイスを送ったり、ヴァラキアカ戦ではグレイスフィールとともにウィルに加勢したりなど、ウィルの味方になります。

 

一度は戦ったウィルでしたが、「スタグネイトは優しい」と認めざるを得ませんでした。

人が無残に失意の死を迎えることに我慢がならない神ですから、スタグネイトは本来は優しい神なのです。

人々がその優しさを受け入れられないから悪神と呼ばれているだけで。

邪竜との戦いの後もスタグネイトが登場することはあるはず。

ウィルとの関係がどうなっていくかも、作品の見どころの一つですね。

 

まとめ

スタグネイトの正体は

  • 善なる神々の陣営から悪なる神々の陣営へと鞍替えした神
  • 契約を結び、ガス・ブラッド・マリーを不死者(アンデッド)にした
  • 「鉄錆の山の王」編で女神であることが判明した

グレイスフィールとの関係は

  • スタグネイトはグレイスフィールの妹

ウィルに倒されたその後は

  • 「鉄錆の山の王」編で、カラスの遣いをウィルに差し向ける
  • 邪竜ヴァラキアカとの戦いに向けてアドバイスしたり、戦いに加勢したりする

最後までご覧いただきありがとうございました!

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