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最果てのパラディン/ウィルは死亡する?強さや能力・竜の因子についても

最果てのパラディン

「最果てのパラディン」の主人公・ウィルことウィリアム・Ḡ・ブラッドマリー。

前世で死亡した後に異世界に転生してきたウィルは、ガス、ブラッド、マリーに育てられ、魔法や武術、生活の知恵を身に着けていきます。

さて生まれ育った街を後にしたウィルは、竜や巨人などのさまざまな敵と戦うことになります。

そんなウィルは死ぬことはあるのでしょうか?

今回は以下の3点について解説します。

  • ウィルは死亡するのか?
  • ウィルの強さと能力
  • ウィルが取り込んだ竜の因子について
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「最果てのパラディン」ウィルは死亡するのか解説

ウィルは死亡するのか?

結論を書くと、「最果てのパラディン」小説(ライトノベル)Ⅳまででウィルは死亡しません。

主人公が死亡してしまったら、そこで話が終わってしまいます。

したがってウィルが死亡するはずはないですよね(笑。

でも小説Ⅳまででウィルは4回も命の危機に瀕したことがあります。

火だるまのマリーを助けようとして

小説Ⅰの一章、毎日マリーが神殿にこもって何をやっているのか、気になったウィルは仮病を使い、神殿にこもるマリーの様子を見に行きます。

そこでウィルが目撃したのは火だるま状態のマリー。

ウィルは「マリー!マリー!」と叫びながら駆け寄り、マリーを助けようとします。

しかし火だるまのマリーの体に触れたことで、両手に大やけどを負ってしまいます。

幸いガスがウィルを引き離し、魔法を使って応急処置をしたので指が癒着することはありませんでしたが、火傷の痕が残ってしまいます。

実はマリーはウィルに食べさせるパンを恵んでもらうために、地母神マーテルに祈っていたのです。

そんなことを知らなかったウィルは、マリーが心配になって助けようとしたんですね。

不死神の木霊と戦い死亡寸前

小説Ⅰの四章、ウィルは自ら志願してガス、ブラッド、マリーを守るために不死神スタグネイトの木霊(神の分身のような存在)と交戦。

この戦いで、ウィルはスタグネイトの神血を体の中に注入されてしまい、死線をさまよいます。

しかし信仰するグレイスフィールの加護により復活。

最後は胸を射抜き、スタグネイトの木霊に勝利します。

こうしてウィルはガスたちを守ることができましたが、一歩間違えば死んでもおかしくはありませんでした。

邪竜ヴァラキアカとの戦いで危機に瀕する

小説Ⅲ、ウィルはこれまでで最強の敵であるヴァラキアカと対戦。

ヴァラキアカとは、上王(ハイキング)に味方して鉄錆山脈にあったドワーフの街を滅ぼした邪悪な竜のこと。

灯火の神グレイスフィールが「ウィルたちが勝利する可能性は極めて低い」というほど、ヴァラキアカの強さは突出していました。

 

ヴァラキアカとの戦闘中、ウィルは愛用している”おぼろ月(ベイルムーム)”が壊れるといったアクシデントの見舞われます。

さらにウィルは敵から灼熱の吐息をかけられる間際まで追い詰められますが、グレイスフィールとスタグネイトの遣いが現れ、ウィルは危機を逃れます。

最後には意識を失いながらもウィルは邪竜に勝利。

ここでも死ぬことはありませんでした。

無敵の巨人との戦いで瀕死の重傷

小説Ⅳの四章、ウィルは無敵の巨人・キッテルセンの棍棒で横薙ぎに叩かれます。

ウィルは大ケガを負い、意識不明になりますが、かろうじて一命をとりとめます。

実はウィルは意識を失っていた時、グレイスフィールドに愛の告白。

グレイスフィールは微笑みながら、「この、愚か者め」とやさしく答えるのでした。

 

ウィル(ウィリアム)の強さと能力を解説

幼いころからウィルはガス、ブラッド、マリーから様々なことを学び、成長してきました。

ここではウィルの強さと能力を解説します。

魔法

ウィルはかなり高度な魔法を使うことができます。

ウィルに魔法を教えたのはゴーストのガス(オーガスタス)。

ガスは生前に”彷徨賢者(ワンダリングセイジ)”という二つ名を持つ魔法使いでした。

魔法を使う際に大切なのは”ことば”と”しるし”。

”ことば”と”しるし”とは、簡単に言えば文字のことで、ガスは文字を操る魔法が得意。

ウィルはガスから文字を操る魔法を徹底的に叩き込まれました。

一方でウィルは”魔法はむやみに使うべきではない”ということもガスから学びます。

こうしてウィルは理性を持った魔法使いになっていくんですね。

武術

ウィルは武術家としてもかなりの腕前の持ち主です。

ウィルに武術を教えたのはブラッド。

人間だった頃のブラッドは、戦鬼(ウォーオウガ)という二つ名を持つほどの戦士で、彷徨賢者ガス、地母神の愛娘マリーと組んで、一時期は怪物退治をしていたほど。

そんなブラッドからウィルは徹底的に鍛えられます。

ブラッドが最も重視するのは筋力による暴力。

技をうまく繰り出せない状況でも、鍛え抜かれた筋力さえあれば対応できると考えているのです。

ブラッドから鍛えられたウィルは、力づくで飛竜を倒してしまう強さを身に着けます。

「最果てのブラッド」の登場するキャラクターの中でも、最も強いのがウィルではないでしょうか。

祝禱術(しゅくとうじゅつ)

ウィルはマリーから教わった祝禱術(しゅくとうじゅつ)の使い手でもあります。

加護、または奇跡とも呼ばれることがある祝禱術とは、神様の超常的な力を借りる術のこと。

言い方を変えると、祝禱術とは神々が眷属に与える加護なのです。

具体的には病気やケガを治したり、結界を張ったり、死者や不死者(アンデッド)を輪廻に返すことができます。

なお祝禱術の能力は信仰している神により変わります。

ウィルが取り込んだ竜の因子の影響を解説

小説Ⅲでウィルはメネルやレイストフらとともに戦い、邪竜ヴァラキアカに勝利。

ヴァラキアカを切り倒した後、気を失ったウィルでしたが、しばらくすると目を覚まします。

するとウィルは体調の変化を感じていました。

ここではウィルが取り込んだ竜の因子の影響について解説します。

竜の因子を取り込む

目を覚ますと、ウィルは体の調子がすこぶるいいことに気が付きます。

人の頭ほどの石を片手で持ち上げ、少し力を入れるだけで石にひびが入るほど力がみなぎっています。

邪竜ヴァラキアカと戦いの中で、ウィルは期せずして竜の因子を自分の魂と体の深くに取り込んでいたのです。

素手で石を砕けるのも、竜の因子を体に取り込んだためでした。

龍に近い「何か」になる

スタグネイトの説明によると、竜の因子を取り込んだウィルは人間の姿をしているものの、いくぶん竜に近い「何か」になったとのこと。

そのため並の刃物では肌を通らないだろうし、ヘボな魔法も効かないだろうと言います。

つまりウィルは竜の因子を体に取り込んだことで、さらに強くなっていたのです。

 

ただしスタグネイトによると、つとめて竜の因子を鎮静しないと、自らの体の破滅につながると言います。

竜の因子の影響がどのような形で出てくるのか?

今後のストーリーに注目していきましょう。

 

まとめ

  • 小説Ⅳまででウィルは死亡することはないが、死にかけたことが何度かあった
  • ウィルは魔法、武術、祝禱術で高い能力を持つ
  • ヴァラキアカの因子を体と魂に取り込んだウィルは、人間でありながら竜に近い存在になり、さらに強くなった

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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