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「トイストーリー」アンディの家は母子家庭?父親がいない理由を解説

トイストーリー

「トイストーリー」に登場するアンディについて気になる点があります。

それは父親が登場しないこと。

これまで発表されたシリーズ4作を見る限り、アンディの家には父親が一度も登場していません。

そのため「アンディの父親はだれ?」「死んだの?」「それとも離婚した?」など、ファンの間でさまざまな憶測が飛び交っています。

そこでこの記事では「トイストーリー」のアンディに父親について掘り下げます。

なぜアンディには父親がいないのでしょうか?

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「トイストーリー」アンディの家の家族構成

「トイストーリー」シリーズを見ればすぐにわかることですが、アンディの家には父親がいません。

映画を見る限り、アンディの家の家族構成は母親のデイビス夫人、妹のモリー、そしてアンディ、以上3人です。

シリーズ1作目から4作目まで、アンディたちの父親の姿は一度も画面には登場していませんし、家族の会話に登場したこともありません。

父親が単身赴任で家族と離れて暮らしている可能性も考えられますが、家族の会話にまったく出てこないのはおかしいです。

となるとアンディの家は母子家庭であり、母親はシングルマザー。

そしてアンディの父親は死別、あるいは両親が離婚したと考えるのが自然です。

アンディの家が母子家庭(シングルマザー)と考えられる2つの理由

ここでアンディの家が母子家庭(母親がシングルマザー)と考えられる2つの理由を解説します。

母親のデイビス夫人が結婚指輪をしていない

上の画像は見るとわかりますが、アンディの母親は左手の薬指に結婚指輪をしていません。

画像は「トイストーリー3」のものですが、1作目から4作目までずっと指輪をしていないのです。

1作目では妹のモリーは2,3歳の幼児でしたが、モリーの年齢を考えると1作目の3,4年前には父親がいたと考えられます。

父親がいなければモリーは生まれてきませんから。

しかしその後父親が死亡、または両親が離婚。

アンディ家は母子家庭となり、母親はシングルマザーに。

そして妹のモリーが2,3才になるころには母親は結婚指輪を外した、という流れならばごく自然で、話の筋が通ると考えられます。

1作目で大きい家から小さい家に引っ越しした

「トイストーリー」1作目でモリーが2,3才のころ、アンディの家族が大きな家から小さな家に引っ越すシーンがあります。

二人目の子どもが生まれ家族が増えたので、大きな家に引っ越すことは一般的に考えられます。

でも家族が増えたのに小さい家に引っ越すことは少ないのではないでしょうか。

また引っ越しのシーンでも父親の姿はありませんでした。

ここで考えられるのは父親が死んだ、または両親が離婚したため、経済的理由で家賃や維持費が安い小さい家に引っ越した、ということです。

父親がいなくなった理由は引っ越しシーンからはわかりませんが、父親がいなくなったと考えれば話の辻褄は合います。

以上2つの理由からアンディの父親は死亡、または母親と離婚したためいない、と考えることができます。

「トイストーリー」の裏設定!父親はすでに亡くなっていた?

「トイストーリー」のアンディの父親について調べていると、さらに詳しい情報がわかりました。

これまで書いた理由などから「アンディの両親は死亡した?」「それとも別れたのでは?」など、ファンの間でさまざまな考察がなされてきましたが、「トイストーリー」制作関係者へのインタビューから「アンディの父親はどうなっていたのか?」などの裏設定が明らかになりました。

ここではアンディの父親についての裏設定をご紹介します。

関係者へのインタビューで裏設定が明らかに

「SuperCarlinBrothers」というディズニー関連の作品の疑問に答えるYouTubeチャンネルがあります。

>>>YouTubeチャンネル「SuperCarlinBrothers」はこちら

この番組で「トイストーリー」にコンサルタントとして関わっていたおもちゃ博士のマイク・モーツァルトさんがインタビューに答え、作品の脚本を手掛けたジョー・ランフトさん(すでに故人)が話したアンディの父親についての裏設定を語ってくれました。

父親は病死していた

マイク・モーツァルトさんがジョー・ランフトさんから聞いた話によると、「トイストーリー」のアンディの父親は1作目以前に病死したとのことでした。

死因は急性灰白髄炎というポリオウイルスによる感染症。

アンディの父親は幼少期にポリオウイルスに感染しましたが、治療の甲斐あって病気は治癒します。

その後成人し結婚、長男アンディが生まれますが、妹のモリーがお腹の中にいるころポストポリオ症候群(ポリオ後遺症)が再発。

そしてモリーの誕生を待たずして、父親は故人となってしまいます。

先程モリーの年齢から、1作目の3,4年前には父親がいたと考察しましたが、モリーがお腹の中にいたときに死亡したなら、すべての辻褄が合うわけですね。

なおアンディの父親の名もアンディだそうです。

アンディの父親は映画に登場していた

前に「アンディの父親は映画に一度も登場していない」と書きましたが、実は1作目で登場しています。

1作目にある階段のシーンで、壁にメガネを掛けた少年の写真が飾ってありますが、これがアンディの父親の子どもの頃の写真です。

映画では父親の写真について触れていないので、気づいた方はほとんどいないと思われますが、言われてみるとアンディの小さい頃とは雰囲気が違うことがわかります。

こんな形でアンディの父親は映画に登場していたんですね。

ウッディはもともと父親のおもちゃだった

若くして命を落としたアンディの父親ですが、彼は息子のアンディに自分の大切なものを残しています。

それはカウボーイのおもちゃのウッディら3体のおもちゃです。

ウッディは1950年代の人気番組「ウッディのラウンドアップ」の主人公であることは2作目で明らかになっています。

当時この番組のファンだったアンディの父親は、シリアル会社が景品の見本をして作ったウッディをどうしても欲しいと思い、シリアル会社に手紙を書きます。

そしてようやく手にしたのが非売品のウッディなのです。

アンディの父親はウッディのブーツの靴底に自分の名前を書き、とても大切にしていました。

父から息子に受け継がれたウッディたち

しかしアンディの父親はポリオを発症してしまい、感染を心配したアンディの父親の両親はおもちゃをすべて焼却処分にします。

ところがアンディの父親は特に大切にしていたウッディ、スリンキードッグ、ミスターポテトヘッドの3体を屋根裏部屋の箱の隠します。

そして成人し結婚、二人目の子の誕生間際というところでポリオを再発。

自分の命が長くないと感じたアンディの父親は、アンディに屋根裏部屋からウッディたちが入った箱を取ってくるよう頼みますが、アンディが戻る頃には父親は息を引き取ってしまいます。

箱を開けるとウッディら3体のおもちゃが入っていました。

こうしてウッディ達は父親から息子に受け継がれ、アンディの大切なおもちゃになったのです。

ウッディはアンディの父親が死んだことを知らない

父親から息子に引き継がれたウッディたちですが、ウッディ達はアンディの父親が死んだことを知りません。

ウッディ達は長いこと屋根裏部屋の箱に入れられており、再び箱が開けられ初めて会った人物がアンディでした。

ウッディたちは、名前が同じで顔が似ているアンディとアンディの父親の区別ができず、「アンディ=アンディの父親」と思っています。

つまりウッディ達はアンディの父親が死んだことを知らないのです。

ウッディ達の会話の中にもアンディの父親が出てこないのは、こんなところに理由があるのです。

まとめ

この記事では「トイストーリー」のアンディの父親に注目しました。

アンディの父親は死んだ、または両親が離婚したため映画に登場していない、と考察しましたが、作品制作に関わった方が話した裏設定によると

  • アンディの父親はポリオの再発により、モリーが生まれる前に死亡した
  • ウッディら3体のおもちゃはアンディの父親からアンディに引き継がれた

このようになっていることがわかりました。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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