「アオアシ」に登場する青井葦人(あおいあしと)。
愛媛県の中学校のサッカー部で”お山の大将”のごとくプレーしていたアシトは、エスペリオンのセレクション(入団試験)を受け合格。
入団後、サイドバックに転向したアシトは、数々の困難にぶつかりながらも次第に成長していきます。
そんな青井葦人にはモデルとなるサッカー選手がいるのでしょうか?
アシトのモデルになった選手は誰か、アシトのプレースタイルや能力等を踏まえて考察します。
目次
「アオアシ」青井葦人(アシト)のプロフィール
⚽️キャラクター紹介⚽️
青井葦人(アシト)
CV:大鈴功起
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身長などアシトのプロフィール
- 名前:青井葦人(あおいあしと)
- 誕生日:7月3日
- 身長:172cm
- 体重:60kg
- 血液型:A型
- 職業:高校生
- 所属:東京シティ・エスペリオンユース
- ポジション:フォワード→ディフェンダー
- 背番号:33
性格は明るく、前向きで積極的。
努力家の面もあります。
また母親に楽をさせたいなど、家族思いの一面も見られます。
もろい一面も
一方で、サッカーにのめり込みすぎて母親から「危うい」と感じられたり、ヒロインの一条花からは「余裕がなさすぎる」と言われたり。
また船橋学院戦では攻守コンプリート型サイドバックとして覚醒直前にいながら、焦りから反則を犯してしまうなど、もろいところもあります。
”葦人(あしと)”という名前は、作中にしばしば登場する「人間は考える葦」というパスカルの言葉が由来。
ただし「アオアシ」という作品名は主人公の名前に由来したものではなく、「アオアシ」というタイトルが決定後、”アシト”という主人公名が決まったとか。
青井葦人(アシト)のプレースタイルや能力を解説
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青井葦人のモデルは誰かを考察する前に、アシトのプレースタイルや能力、選手としての特徴を解説します。
足元の技術は高くない
アシトは足元の技術は高くありません。
足元の技術について簡単に説明すると
-
- ボールを正確に止める(トラップする)
- 狙ったところに、思い通りの強さや回転でボールを蹴る
という、サッカーにおける基本的な技術のこと。
足元の技術が高ければ試合では有利。
ですがアシトは「どう生きてきたらそんなにヘタになるんだ」と言われるほど、足元がヘタ(笑。
フォワードとしては中学やユースBチームレベルでは通用するが、上のレベルでは通用しない、と福田達也から評価されました。
新しい技術を習得する能力は高い
足元がヘタなアシトですが、チームメイトから教わることで、徐々にトラップやキックの精度が上がっていきます。
またサイドバックに転向したばかりのころのアシトは、守備と攻撃のバランスの取り方に迷うなど、戸惑いを見せていましたが、同僚からアドバイスを受けることで成長していきます。
このように、アシトは新しい技術や戦術を習得する能力が高いのが特徴。
何が何でもプロになる!という情熱を持っていることも関係していると考えられます。
ピッチを俯瞰(ふかん)できる能力が持ち味
ピッチを俯瞰(ふかん)できる能力がアシトの最大の持ち味。
俯瞰とは、高い場所から物事を見下ろすこと。
アシトは鳥のように高い場所からピッチ全体を見渡し、全プレーヤーの位置やボールの動きを把握。
自分が次にどこにポジショニングすればいいか、どこにパスを出せばいいかを判断しています。
ボールやフィールドプレーヤーの動きを先読みすることも可能なので、相手選手より有利にプレーすることができます。
なおアシトは幼い頃、母親が経営する飲食店の店内で新聞を丸めたボールをドリブルして遊んでいました。
お客さんやテーブルにぶつからないように遊んでいたことで、俯瞰の能力を身に着けたのではと考えられます。
サイドからゲームを支配できるSBに成長中
- 足元の技術が未熟
- 敵の間を縫って走る俊敏性(アジリティ)がない
- 最初の10mのダッシュ力がない
これらの欠点があるものの、福田監督から俯瞰の能力を高く評価されたアシトはサイドバックに転向。
最初は戸惑いましたが、練習や試合を重ねるごとに徐々に感覚をつかんでいき、プレミアリーグの船橋学院戦では司令塔型サイドバックとして覚醒寸前に。
そしてプレミアリーグ最終戦の青森星蘭戦で中で、中でゲームを作れるサイドバックとして本格的に覚醒!
それでも、栗林晴久が期待する”コンプリートしたサイドバック”には及びません。
まだ発展途上といったところでしょうか。
青井葦人(アシト)のモデルは誰か考察
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第16話
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ここから青井葦人のモデルとなった選手を考察していきます。
福田健二
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青井葦人のモデル候補の一番手は福田健二さん。
小学2年のときからサッカーを始めたという福田さんは、1996年に習志野高校から名古屋グランパスエイトに入団。
1997年にはワールドユースに出場し、コスタリカ戦で1得点。
その後、福田さんはFC東京、ベガルタ仙台で活躍した後、パラグアイやメキシコ、スペインなどのチームで活躍。
2009年に帰国すると愛媛FCに所属しました。
引退した現在は、横浜FCのテクニカルダイレクターとして活動中。
福田健二さんがアシトのモデルと考えられている理由は愛媛県出身であること。
そして「アオアシ」の作者・小林有吾さんが、かつてブログに「葦人の出身地、家族構成など、福田選手の半生に強い影響を受けています」と記していたことが大きな理由。
ただしポジションは福田さんがフォワード、アシトがディフェンダー(SB)。
プレースタイルも異なります。
それでも作者が言及しているので、福田健二さんがアシトのモデルである可能性が高いです。
内田篤人
内田篤人の子供が可愛すぎて将来が既に確約されてるの死ぬほど羨ましい pic.twitter.com/oo1DJJwj5s
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アシトのモデルは一人だとは限らないので、他の選手の可能性も考察します。
ここではモデルが内田篤人さんである可能性を考察します。
ウッチーこと内田篤人さんは2006年、清水東高校から鹿島アントラーズに加入し、右サイドバックとして活躍。
その後はドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04で活躍した後、2018年にアントラーズに復帰し、2020年シーズン限りで引退。
2010年、2014年ににはFIFAワールドカップ出場しました!
アシトと内田篤人さんは右左の違いはあれど、同じサイドバックなので、モデルの可能性はゼロではありません。
ただし守備が上手くてサイドを駆け上がるのが得意な内田さんに対して、アシトは中に入ってゲームを作れる司令塔型のサイトバック。
プレースタイルや持ち味が違います。
したがって、内田篤人さんがアシトのモデルである可能性は低いと思われます。
同じ理由で、長友佑都選手(愛媛県出身)がアシトのモデルである可能性も低いと言えるでしょう。
シャビ・エルナンデス
#いいねの数だけ好きなサッカー選手を紹介する
シャビ・エルナンデス
元スペイン代表 バルセロナ
ポゼッション率80%を誇るペップバルサにおいて必要不可欠な存在だった。
なお、彼がよく使うターンをしながらボールを保持するあのテクニックはカラコーレスと言い日本語でカタツムリという意味だそう。 pic.twitter.com/okJEUvrete— T (@belgianeden10) March 17, 2020
バルセロナやスペイン代表で活躍したシャビ・エルナンデス。
アシトが持つ俯瞰の能力はシャビを参考にした可能性があります。
シャビの視野の広さはよく知られていましたからね。
またマンガ70話で、シャビの記憶力を試す実験が紹介されていることも理由です。
ただし、アシトとシャビはポジションもプレースタイルも違うので、モデルというよりシャビを参考にしたと考えるのが妥当なのかもしれません。
ヨシュア・キミッヒ
✨ #UCL 最優秀DF ✨
🥇 ヨシュア・キミッヒ 🔴#UEFAawards | #UCLdraw pic.twitter.com/XKpeELct5e
— UEFAチャンピオンズリーグ (@UCLJapan) October 1, 2020
モデルというより、アシトにはこんな選手を目指してほしいという意味を込めて、バイエルン・ミュンヘンで活躍するヨシュア・キミッヒ選手を取り上げます。
広い視野と高いパス技術、そして優れた知性(インテリジェンス)を持つヨシュア・キミッヒ。
サイドからゲームを作れる選手です。
また内に切り込むドリブルも得意ですし、ボランチとしても優れています。
アシトにボランチまで求めるのは酷なこと。
ですがサイドバックとしてヨシュア・キミッヒのような選手になってほしいという意味を込めて、ここで取り上げました!
まとめ
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— 『アオアシ』TVアニメ公式 (@aoashi_pr) January 26, 2022
「アオアシ」の青井葦人(アシト)のモデルを考察しました。
- アシトのモデルは福田健二さんである可能性が高い
- 理由は愛媛県出身であること、作者がかつてブログで言及していたこと
- 俯瞰の能力や首振りの練習はシャビ・エルナンデスを参考にしたのではないか
- 個人的には、アシトにはヨシュア・キミッヒのようなサイドバックになってほしい
最後まで読んでいただきありがとうございました!