ゴールデンカムイ宇佐美時重の過去とは?気持ち悪いと言われる理由や死亡についても

ゴールデンカムイ

とうとう先日最終巻が発売された「ゴールデンカムイ」。

色々な方向に振り切ったキャラクターたちが話題を呼びました。

ここでは中でも、良くも悪くも読者に強烈な印象を与えた宇佐美時重上等兵をピックアップ。

宇佐美の過去や気持ち悪いと言われる理由。

最後は死亡するかについても解説します。

 

「ゴールデンカムイ」宇佐美時重上等兵の基本情報

歩兵第27聯隊に所属する上等兵

宇佐美時重(うさみときしげ)は第七師団の一部、歩兵第27聯隊に所属しています。

階級は上等兵。

他の登場人物を挙げると、尾形と同じで、谷垣や杉元(除隊前)より上です。

上官に鶴見中尉がおり、後述しますが、宇佐美上等兵は中尉を信奉しています。

子供のころから鶴見に心酔

宇佐美は新潟県新発田出身で、鶴見中尉と同郷です。

入隊する前に柔道場に通っており、そこで同じ道場の先輩である鶴見中尉と会っていました。

当時から宇佐美は中尉に心酔。

少なくとも宇佐美が12歳の時からお互いを知っており、宇佐美の鶴見に対する憧憬の深さがうかがえます。

見た目に似合わず武闘派

色白でどんぐり眼。爽やかな話し方で人懐っこそう。

一見暴力とは無縁の「かわいい」系に見える宇佐美ですが、本当は武闘派、しかも相当な実力者です。

奇襲にあっても即座に凶器を奪い返す反射神経。

ためらいなくハンマーを何度も人の頭に振り下ろせる冷酷さ。

残酷な行為の後もケロっとしており、人は見かけによらないとはこのことですね。

宇佐美上等兵の過去は人殺し?

「作中でトップレベルの危険な男」と作者に評されている宇佐美ですが、彼の危険な性質は生まれつきのようです。

少年時代に親友を殺した過去があるからです。

幼い頃の宇佐美のエピソードを詳しく解説します。

新発田の道場に通っていた少年時代

以前の記事で少し触れましたが、宇佐美の出身は新潟の新発田。

農業を営む家に生まれ、大変仲がいい家族の中で育ちました。

幼い頃から柔道場に通っており、顔を出していた鶴見中尉が「子どもたちの中で一番才能がある」と評価するほど強かったようです。

宇佐美の母親によると、彼の父も腕が立ったそうなので、遺伝なのかもしれませんね。

嫉妬から友だちを殺害してしまう

まだ故郷にいた頃、宇佐美には親友がいました。

陸軍第二師団の上官を父に持つ高木智春(たかぎともはる)は、宇佐美の同級生であり、道場では切磋琢磨する良いライバルでした。

しかし、智春は宇佐美が最初に犯した殺人の被害者になってしまいます。

宇佐美は鶴見中尉を執着とも呼べるほど深く敬愛しており、中尉の「一番」であることが全てでした。

 

ある日宇佐美は、中尉が智春を励ましているのを聞いてしまいます。

陸軍のエリートコースに進む予定の智春は、東京の学校に行くことが決まっていました。

どうしても東京へ行くまでに、正々堂々と宇佐美に勝ちたい智春。

そんな智春を、中尉は気持ちの強さでは宇佐美に負けていないと慰めたのです。

「一番」が奪われてしまう。

中尉が智春に向けた言葉に強い嫉妬を抱いた宇佐美は、挑んで来た智春の喉を踏みつけ、殺害してしまいます。

道場は既に閉まっており、中尉だけが立会う広場で起きた事件でした。

真相は隠蔽される

目の前で起きた事件に鶴見中尉は驚愕しますが、宇佐美と口裏を合わせて事故として偽装します。

中尉は目的のために、暴力を躊躇しない忠実な部下を欲していました。

自分への尊敬、憧憬を聞いた鶴見中尉は、宇佐美を計画に引き込むことを決めます。

智春は中尉の馬に蹴り殺されたことにしましたが、そのせいで中尉は北海道へ左遷に。

 

しかし軍の中央から離れるという点で、鶴見中尉は自由に動けるようになります。

事件の真相は隠蔽され、中尉は宇佐美が初めて犯した殺人の「共犯」に、宇佐美は中尉が企む計画の「共犯」になったのでした。

宇佐美時重上等兵が気持ち悪いと言われる理由は精子探偵?

濃いキャラクター揃いの「ゴールデンカムイ」。

宇佐美はその中でもひと際異彩を放っています。

特に札幌の精子探偵エピソードは強烈でした。

人によっては不快に感じてしまうかもしれない宇佐美の魅力(?)を解説します。

鶴見中尉に向ける思いが気持ち悪い

ある程度までの憧憬なら共感を呼びますが、宇佐美が鶴見中尉へ向ける気持ちは、読者の想像を超えています。

任務をミスすると「鶴見中尉に叱られる」と頬を染めたり、中尉の一番であり続けるためなら親友を殺したり……

他に象徴的なのがホクロの入れ墨

中尉の指令で網走監獄に看守として潜入した宇佐美。

しかし、最後は正体がバレて任務に失敗してしまいます。

 

罰として、中尉は宇佐美の両頬にあるホクロに手足を書き足し、走る棒人間に。

けれど宇佐美はそれを恥じるどころか、なんとそのまま入れ墨にします。

鶴見中尉の落書きを、一生消せないようにするためでした。

宇佐美の中尉への気持ちの深さが伝わってきますね……

精子を使った捜査方法が気持ち悪い

色々と突き抜けている宇佐美ですが、あるエピソードで大きな話題を呼びました。

札幌で発生した娼婦連続殺人事件。

犯人は、金塊争奪戦の鍵となる刺青を入れた囚人である可能性がありました。

鶴見中尉の差し向けで、宇佐美は犯人を突き止めるために菊田特務曹長と札幌へ向かいます。

 

札幌へ着いた宇佐美は迷…名推理を繰り広げるのですが、そのやり方はなんと現場でアレを行うこと。

現場に残された犯人の残留物から、犯人の次の行動を予測します。

結果的に推理は正しかったものの、同行していた菊田特務曹長はドン引き。

とんだ精子探偵」とは菊田特務曹長の発言ですが、多くの読者も菊田と一緒に当惑しました。

宇佐美上等兵は死亡するのか

結論を書くと、宇佐美時重は札幌ビール工場の戦いで死亡します(漫画256話)。

ここでは宇佐美が死んだ状況について解説します。

尾形に胸を撃ち抜かれる

連続殺人事件の犯人を追って、宇佐美たちは札幌のビール工場へ。

そこで門倉や尾形たちと鉢合わせになり、乱闘が始まりました。

本来なら尾形と戦う理由はないのですが、尾形は隊を抜けて中尉の部下を殺しているため、宇佐美にとっては敵。

 

銃の弾を奪い、尾形を追い詰めたと油断した宇佐美は、尾形が口の中に隠し持っていた弾丸によって腹を撃たれます。

重傷を負った宇佐美は戦闘を諦め、急いで鶴見中尉の元へ。

門倉から奪った、ある人物がスパイだという証拠を早く届ける必要がありました。

しかし馬で駆けている最中、尾形に狙撃され、胸を撃ち抜かれます。

鶴見中尉の胸の中で絶命

致命傷を負い落馬した宇佐美を抱きとめたのは、鶴見中尉でした。

瀕死の宇佐美は、中尉の口元へ手を伸ばします。

鶴見中尉は宇佐美の小指を噛み切り嚥下。

後ろに控える兵士たちへのパフォーマンスではなく、二人だけで故郷の言葉を交わします。

指を呑み込んだことにより、鶴見中尉の「一番」のひととして、文字通り中尉の中で生きて行く。

敬愛、憧憬よりなお深い感情を抱いた中尉の腕の中で、宇佐美は幸せに息を引き取りました。

鶴見中尉は、亡くした家族の指の骨を大事に持っています。

 

一方で対立していた和田大尉の指は嚙みちぎって捨てるなど、中尉の行動と「指」は一定の関係がありそうです。

最後に指を飲み込んだということは、宇佐美の気持ちは必ずしも一方通行ではなかったのかもしれませんね。

まとめ

ここでは、「ゴールデンカムイ」に登場する宇佐美時重上等兵についてまとめました。

宇佐美時重は

  • 第七師団第27聯隊に所属する、鶴見中尉の腹心
  • 鶴見中尉の同郷で、幼い頃から中尉に心酔

宇佐美が気持ち悪いと言われる理由は

  • 嫉妬から親友を殺害したり、落書きを入れ墨にして残したりするほどの鶴見中尉に対する気持ちの深さ
  • ドン引く捜査方法と「精子探偵」の異名

宇佐美の最期は

  • 尾形に狙撃されて致命傷を負う
  • 敬愛し続けた鶴見中尉の腕の中で死亡

尾形は、農民出身の宇佐美を中尉の「一番安いコマ」だと挑発しましたが、中尉が指を噛みちぎって飲み込んだのはストーリー上、宇佐美だけです。

読者には理解し辛いところもある宇佐美ですが、受け入れてほしかった人に報われただけで、彼には十分なのかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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