無職転生ルーデウスの転生理由は?なぜ34歳ニートは異世界で生まれ変わったのか

無職転生

「無職転生」では、現代日本にいた34歳ニートの男性が異世界に転生。

ルーデウスとして生を受けますが、男性が異世界に転生した理由は作品序盤で明かされません。

ですがWeb版の最終章完結編エピローグ「エピローグゼロ」で、男性の転生理由が明らかになります。

「エピローグゼロ」を読むと、「無職転生」で男性が転生するまでには壮大な前日譚があることがわかります。

その前日譚にはリリアという少女の悲しい過去も語られています。

今回はルーデウスの転生理由を「エピローグゼロ」をもとに解説します。

 

「無職転生」ルーデウスの転生理由には神の子リリアが関係

ここではルーデウスの基本的な設定と、ルーデウスが転生した理由をごく簡単に解説します。

ルーデウスは本来の歴史では死産

まずルーデウスの設定について解説します。

パウロとゼニスの第一子で、後にルーデウスと名付けられるはずの赤子は死産するはずでした。

ラプラス因子の魔力に耐えきれなかったためです。

ラプラス因子とは?
転生するために、肉体を滅ぼされた魔神ラプラスがばらまいた魂の情報のこと。

親から子どもに受け継がれる特性がある。

時空の裂け目より魂が迷い込み死産児の体に

しかし交通事故により死亡した34歳ニートの魂が時空の裂け目から異世界に迷い込み、死産児の体へ。

こうして甲龍歴407年、パウロとゼニスの長男としてルーデウスが誕生します。

再生の神子・リリアの能力の影響で時空の裂け目が発生

ではなぜこのとき、時空の裂け目が生じていたのでしょう?

実は時空の裂け目が発生したのには、再生の神子・リリアという少女の過去改変能力が深く関係しています。

リリアの正体や能力については次で解説します。

再生の神子・リリアの正体や能力

再生の神子・リリアとは?

リリアとは、ルーデウスが死亡(甲龍歴481年)してから数年後に生まれた少女のこと。

”再生の子”と呼ばれたリリアはアスラ王国の国王に抱え込まれ、都合のいいように利用されていました。

なぜならリリアは特殊な能力があったからです。

リリアの能力を解説

リリアには「物体の時間を最大で一日だけ巻き戻す」という特殊な能力がありました。

Web版「無職転生」エピローグゼロには、リリアの能力について以下のような説明があります。

物体の時間を、最大で一日だけ巻き戻す能力。

壊れたものを再生する能力。

死者すらをも蘇らせる能力。

引用元:https://ncode.syosetu.com/n9669bk/286/

この能力を使えば、リリアは壊れたものを再生したり、死後一日以内の死者も生き返らせることも可能。

そのため国王はリリアを独占し、病気やケガの治療のために利用していました。

本当の能力は「過去を改変する能力」

しかしリリアの「一日だけ時間を巻き戻す」能力とは、そのように思われているだけでした。

本当の能力とは「過去を改変する能力」でした。

リリアが「過去を改変する能力」を使ったことにより時空の裂け目が発生し、そこから魂がこちらの世界に迷い込んでくるわけです。

何度も生まれ変わり同じ人生を歩んでいた

さらにリリアは「死んでは(殺されては)生まれる」を繰り返し、何度も同じ人生を歩んでいました。

死ぬときは敵国に捕まり殺されたり、魔物に喰われたり。

また水の中に沈められたりなどしながら、苦しみの中で死亡。

 

そして王国の片田舎に再び生まれ、王宮に連れて行かれては国王に利用されて苦しみながら死ぬ、という人生を何度もループ。

そんな中で、リリアは殺される瞬間だけはいつも鮮明に覚えていました。

こうしてリリアは苦しみの中で、何度も人生を繰り返していました。

リリアの過去改変能力によりルーデウスが生まれるまでの経過を解説

リリアの能力を解説したところで、次ではルーデウスが生まれるまでの経過を詳しく解説します。

魔法陣により篠原秋人が召喚

ある人生で、リリアは「もう嫌。誰か、助けて」と強く願うと、世界の法則が少し変わります。

するとリリアの次の人生にも変化がありました。

 

次の人生で王宮の地下に連れて行かれたリリアは魔法陣に繋がれます。

魔法陣はリリアの能力を吸い上げると、まばゆい光を放出。

そして篠原秋人という1人の少年を召喚します。

篠原秋人とは物語の序盤、転生前のルーデウスが事故死する直前にナナホシ(七星静香)と口論していた男子高校生。

ナナホシが想いを寄せる男性でもあります。

篠原秋人を召喚した目的

アスラ王国が篠原秋人を召喚した目的は戦争に利用するため

王国が抱える預言者が「このままでは戦争に負ける」と予言。

そして「異世界から勇者を召喚し戦わせろ」と助言したため、10年もの歳月をかけて篠原秋人を召喚したのです。

そんなことも知らず、リリアは篠原秋人と仲よくなります。

篠原秋人といることで生きていることを実感

リリアは神子の任務を解かれ、篠原秋人の通訳の役割を与えられます。

篠原秋人と一緒に過ごすうちに、リリアはこれまでの人生とはまったく違っていることを実感。

毎日が新鮮で、心地よく、生きていることを感じられるようになります。

何百年もの人生の中で、リリアは初めて男性を好きになったようです。

これから自分の本当の人生が始まる!とリリアは思いますが、運命は残酷でした。

篠原秋人が戦死

王国が戦争に巻き込まれると、王国は篠原秋人に武器を持たせ戦場へ。

しかし敵将に一瞬で首をはねられ、篠原秋人は死亡。

王国は戦争に敗れ、頭部のない篠原秋人の体だけがリリアのところに戻ってきます。

過去を改変する能力を発動

これまでの人生ならリリアは敵国に捕らえられ、絶望の中で殺されて、苦しみのループを繰り返すだけでした。

しかし篠原秋人がいた人生でリリアは初めて「彼と共に生きたい!」と熱望。

そして殺される瞬間、リリアが最後の力を振り絞り「過去を改変する能力」を発動すると、世界の力が少し変わります。

過去にさかのぼり時空の裂け目が発現

死の直前、リリアが「過去を改変する能力」を発動すると、その力は過去に及びます。

甲龍歴400年、フィットア領のロアの町の上空に時空の裂け目が出現したのです。

このとき世界の力とリリアの力が拮抗。

この後も数年間、時空の裂け目は同じような状態が続いていました。

一つの魂が迷い込み死産するはずの赤子の体に

このあと世界の力とリリアの力が拮抗したまま、世界の時間は何事もなく進行。

そして407年、時空の裂け目を通り、一つの魂がこちらの世界に迷い込みます。

その魂は篠原秋人とは直接関係はなく、篠原が召喚されるときに偶然にも直ぐ側で交通事故で死んだ人物の魂でした。

 

迷い込んだ魂は、ラプラス因子の影響で死産するはずだったパウロとゼニスの赤子の体へ。

こうして生まれたのがルーデウスなのです。

ルーデウスの存在により世界が変わりナナホシが召喚

本来死ぬはずだったルーデウスの存在は、ほんの少し世界を改変。

ロキシー、シルフィ、エリスに影響を与えました。

これらのルーデウスの行動は世界の力を弱め、時空の裂け目が押し広げられます。

そして甲龍歴417年、ナナホシ(七星静香)が召喚されます。

このとき周辺から膨大な魔力がフィットア領上空に集められたため、魔力災害(転移事件)が発生。

こうしてみると、ルーデウスの誕生やナナホシの召喚、魔力災害の発生までに、とても複雑な経緯があることがわかりますね。

まとめ

「無職転生」のルーデウスの転生理由を解説しました。

  • パウロとゼニスの第一子は死産するはずだったが、時空の裂け目から魂が迷い込み赤子の体に入り、ルーデウスが生まれた
  • 時空の裂け目が生まれたのは、再生の神子・リリアが「過去を改変する能力」を使ったから
  • 「過去を改変する能力」を持つリリアはアスラ王国に利用され、何度も死ぬ・生きるを繰り返し、苦しんでいいた
  • リリアは戦争のために召喚された篠原秋人とリリアは仲よくなり、人生に希望を持ち始めるが篠原は戦死
  • 「篠原秋人と一緒に生きたい」と強く願ったリリアが「過去を改変する能力」を発動すると、時空の裂け目が生じた
  • ルーデウスの行動により地球の力が弱まり、時空の裂け目が広がると、そこからナナホシが召喚され、魔力災害が起きた

Web版「無職転生」のエピローグ「プロローグ・ゼロ」はわずかな分量しかありませんが、読後の印象はかなり強烈。

「無職転生」ファンなら一度は読んでおきたいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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